なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

みかん保育園の開園です

2011-10-31 18:48:38 | 雑感
ベビーサインの先生であるみどりさんが、お教室開校の時の看板をチョークアートで描きたいので教えて下さいとのご依頼を受け
お互いに忙しい時間をぬってチョークアート教室をしてました。


仕上がった看板は
こちら



みどりさん、ひとつひとつのモチーフに思い入れや物語があって
こうしたらどうかな?ああしたらどうかな?と考えながら作りましたよ

まわりのフチが華やかになりました。
結構塗る面積が多いので大変だったと思いますが、みどりさんのがんばりでこんなに可愛い看板になりました






みどりさんのお教室情報です。

http://ameblo.jp/mikanhoikuen/





娘とのデート

2011-10-30 20:45:01 | 娘シリーズ
“ゆうぽうと”で行われるバレエ公演「コッペリア」を観に行った。

公演は2時からだったので、途中原宿で下車して娘のプレゼントを買いがてら
ぶらぶらと散歩

可愛いキャンディやさんを見つけて娘は釘付けに!









んー、どれにしよっかなー。
迷い中です。

さんざん迷ってみんなにおみやげ選んでました。
飴なんて砂糖の塊だから、どれも一緒やないかと思っている私にはまるきりわからない乙女心ですな

原宿で散歩してたミニライオン




可愛いー!


お昼ご飯は二人で美味しいもの食べてしまおうといろいろ捜してた母親の心も知らず、娘の大好物の

たこやきになりました。



食べ物に関しては安上がりな娘です。


バレエの公演を見て、夕食は焼き肉を食べ、それから娘の好きなブランドのバッグを買いに行く。
丁度お正月の福袋の予約販売をしてたので、それも予約してきました。
人気のブランドだから、タイミングよかったみたい。

普段なかなか一緒に居てあげられないので、今日はなんだか甘えていました。








出したほうと出たほう

2011-10-29 05:56:26 | 娘シリーズ
娘の誕生日である


誕生日、っていうのは一区切りっていう気がする。
今日までまぁとりあえず無事に過ごせましたな、また頑張んべぇという日だね

娘は私のお腹の中に居る時、ひどい悪阻を引き起こしてくれ、私は食欲はあるのに起き上がれなくてしかも食事をつくる匂いに悩まされて
「danchu」の料理頁を見ながらソファに横になっていた事を思い出す。
食べたいのに作る過程の匂いが駄目でしかも起き上がれない拷問っていうのがあったらそれは結構きついもんだと理解した。
自律神経の調整鍼を鍼灸の先生にしていただき、その日は梅干しのご飯が食べられた

少し腹の中で成長した彼女はお腹の中でも動き回るのが大好きだったらしく、はちゃめちゃに暴れていた。
よく胎児がお母さんのお腹を蹴る、というけど
娘は両方の足をまるで見えてるように私の膀胱に狙いを定め(その時は逆子の状態だったんだろう)つま先立ちのように延ばして突いた
それだけでも痛いのに、なんとそのままキリでも揉むように回転したりした

バレエでポアントで立って、細かく床を刻むのがあるけど、丁度あれをお腹の中でやっちゃってらっしゃる感じ

じーんと痛かった。

産まれてきて赤ちゃんで、寝てる間に同じ動作が確認出来た時にちょっと笑った



写真は大好きな宣子姉ちゃん(母の姉の娘)が娘を抱っこしておでこくっつけているところ。
手前に息子の片足も写っている

私のお気に入りの一枚だ


考えてみると母親のほうってのは産んで二つ身になってしまえば
後はまぁ育てるのは育てるんだけども、いつまで経っても私などはこの人物は本当に私が産んだもの、出したものなんだろうか?という変な自信に満ちた疑問があり(写真でそれは立証はされるんだけども現実的な感覚として)
時々理不尽な事をされたりすると、産んでしまった証拠写真がある手前「お前の母ちゃんでべそ」などとは口が裂けても言えない。
心の中で(バーロー、バーロー)トマントラを唱えるのだ

しかし、その一方出て来たほうの身になってみれば(私もその一員であるのだが)意外に帰属本能というか帰巣本能というのか、一体感というのか、
母親の事を慕うキモチがある



出した方と出て来た方の微妙な感覚の“ズレ”っていうのが存在するのだなと最近思うわけだ


出した方としてみれば、納得の行く人生を送ってくれればそれで良いと思ってるんだけど
出たほうとしてみれば出してもらった恩義(?)を善くも悪くも感じていろいろ妄想してしまうのだ

出したほうは出たほうを可愛いなぁと思ったりもするけど
やっかいな事もある。

例えば単独で国外逃亡を秘密裏にしたい事だってたまにはあるのだけど、出たほうが未成年でいる限り無理である。
もしかして成人してもそれは無理かもしれない。
出したりなんかしたお陰で国外逃亡を秘密裏にしたいことが出来なくなってしまうのだ。


上司のジェイムズからの指令を受け取り、すぐさま現地に飛んで行って国際テロ組織と戦わなくてはならない時だって
一体何日家をあけるか読めないので、お惣菜の作り置きだって、洗濯物だって困るのだ。

出た方が小さいときなどは台所のメモ用紙に
「ままは、じゅうげきせんにそなえて、ゆにくろにがんじょうなべすとをかいにいってからなりたにとびます。おかしたべすぎちゅうい」
と書いておいたこともある
しかしその意味が出たほうによく理解できなくて、何回も携帯電話に電話をかけてこられてついには面倒くさくなり、
結局ユニクロで服買ってきただけで、成田から飛ぶのは他のバディに代わってもらった


出したほうがいるっていうことで
国際的な犯罪グループに、人質に取られてしまう、ていう笑えないリスクも背負うこともあるだろう。
うん、そういうのは全くもって笑えない、やだやだ。





出したほうは出たほうには分からない数々の悩み、憂いがあるのだ


少しは出したほうの気持もわかれってんだ








娘、誕生日おめでとう。







ナイス・ガイ

2011-10-28 17:47:26 | 
朝のテレビで紹介されていた、この方の書いたこの本を是非読みたくなって書店へ


竹浪正造さんという93歳の男性が、自分の家族をモチーフにしたまんが絵日記を56年間に渡ってつけている
それがこの度出版されたわけだ

この本の魅力はなんと言っても
“人(主に一般市民)に見せるために書いたものではない”ということ
息子さんが産まれていろんなことをしでかすのでそれを大きくなった時に「オラこんだらことしただべか」と振返ってもらったらいかべなー
と思って書きはじめたそうだ

だから書きっぱなしで推敲もしてなくて、今回出版するとなっても潔く見返しもしないし、手直しもしないしといった貴重な本である
他人の家族の56年間が丸見えよ、アンタ。べつな方向から書くと、丸見せ。全部だからね、全部。


もう、だから本当に面白い!
絵も字もさらさらっと書いていて自然なのに、レイアウトの旨さが際立つ。天性のイラストレーター兼デザイナーなんだろうなと思う。
視点もいいし、愛情もあるし、まだ読了していないけど楽しみである。
表紙のこの笑顔の正造さんを見てると本当に歳をとるっていいなぁ、いい歳のとり方ってあるなぁと感激する作品である。




「はつへの出」という事件に対しては結構使い古されたものがあるけど、その脇に七時十分と時間を書いたところもユーモアである


子供の成長、巣立ち、奥さんの入院、そしてお別れも書いてあり、きっと涙なくして読めない本だろうなと読む前から私は涙ぐんでいる。
もうこんところは異邦人の常として、感情過多なのだから、なんでもかんでも涙ぐむ事に私はしているのだ。

そういう意気を持った方々を集め、先日は“東日本なんでもかんでも涙ぐむ会”をあやうく発足しようと考えているところだ。
しかし、会費が高すぎるようなので会員が集らないような気がする。
この辺はまだまだ検討の余地がある、と日記に書いておこう




この本の183頁をたまたま読んで、竹浪正造さんのナイス・ガイぶりに惚れてしまった。