なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

お友達と夕食

2012-05-31 18:15:11 | 娘シリーズ
娘のお友達が家に来た。

中2病真っ最中の娘達はそれぞれに激しい思いを抱えつつ青春をそろりそろりと歩き出しているのだろう
いくら話をしていても尽きなさそうである

私は気まぐれに夕食を食べていかないか?と娘のお友達に声をかけたら
ちょっと困ったような恥ずかしいようなそんな微妙な顔をして「おかあさんに聞いてみないと。」という
そしてさっそく携帯で電話をしはじめた




息子が小さいとき、保育園からの仲良しの幼なじみの子がいて、
それぞれ母親が仕事を持って忙しいので長い休み等は良く着替えを3組くらいもって長い間泊まりにきていたものだ
持ちつ持たれつで、向うにも息子を預かってもらい遊びに連れていってもらった覚えがある
ひとりでお留守番させるよりも仲良く一緒に遊んでお弁当食べていてくれたほうが安心である。


「大きくなったら、4人で飲みに行こうね」とお酒好きのママ友達は言っていたが
息子も今年20歳になるので、もしかしたらそういう夢が近々叶うかもしれない


私の息子はなかなか意志を持ったオトコで、大学に入った瞬間から、或はその前から得意がって酒を飲むような友達を少しはすかいに見ているのが良くわかる。
別に20歳前に飲んだとしても身体にただちに異常が出るわけでもないのだろうが
まぁ、国で決められていて、そういった事を或はきちんと守ったりするのを「カタイオトコ」とか思うよりも
決められているからとか、そうでないとかに関わらずなんだか自分で一本の柱を持っているようで私としては好ましい。

なんでもありの人は、かえって中身が薄ら寒い感じがするのも事実であるし
しかしなんでも固執するというのも堅苦しい



話がまたそれた


そう。息子の友達は小さいときからパジャマだとか、パンツだとか、そういったものも一緒に洗濯し、
悪さをすればしかり飛ばし、ほんの小さい時は一緒に風呂に入り、寝床では誇張した読み聞かせをし、熱が出たら病院にも連れて行き、
大きくなってからは二人で愉しそうに話をしたりするのを自分の息子では無いけど息子のような感じがしてなんとなく嬉しく
そうして本物の息子があまり勉学に勤しむタイプではないが、偽物の息子は勉学もそつなくこなし、
たまには顔を出しにきて、あんなに小さくてひょろっとしてた体が最近では逞しく背もがんがん伸びて30メーターを越すくらいの勢いがあるのに、長い月日を感じる。
そういった事を思い出すと“子育て”っていうのは“孤”では出来ない、またしてはならないのだろうな、と思う。
たくさん協力者を作り、またオノレも協力する人になり
辛いときは助けを求め、クダラナイことでも愚痴をこぼす相手を作り、時には笑い時には罵り
東に保育園あれば赤子を背負って行って「空きはないか」と担当者にかけあい
西に赤子の夜泣きに疲れた友がいれば「明けない夜は無い」と偉そうに言ってから、やっぱり途方にくれて一緒に泣き
そんなことでバタバタあがいている内に気がつけば赤子は歩いていたりする

私もたくさんのヘトヘトを経験してきたから言えるのだ



私は二人の子供を育てている母親という役割であるけど
昔から、そうたぶん昔から“母性本能”が強いタイプなんだろうな、と自覚している。
だからなるべくたくさんの親しい人間を持ちたく無いとも思うのだ
どうしてもどの子も可愛くて思い入れが強くなってしまうので、そこら辺の調整が難しいのだ

某シアトル系コーヒー店の年若く一緒に働く方々も、何故だかみんな娘や息子の気がする
たいした事は出来ないし、出過ぎた真似もしたくはないけど
やっぱみんな、みーんな可愛い




そういうことを考えながら夕食を作った
今日は焼き肉サラダ。スナップエンドウとプチトマト添え
スープは新玉葱と新じゃがいもとブロッコリの軸をバターで炒め、そしてポタージュにしたてた







炊きたてのごはんと麦茶
そして友達と話をしながらの愉しい時間を今日は娘にプレゼントしたぜぇ






ワイルドだろ?

夕食のおかずに

2012-05-30 20:31:16 | 美味しいもの
先ほどの切り昆布の煮物と
友人から贈っていただいた明太子
そしてメインのおかずは
キャベツやパプリカ、人参、胡瓜などを千切りにしたサラダに底だけハードに焼いた目玉焼きを載せて
挽肉ドレッシングをかけた「おかずサラダ」にした。

ご飯とナメコの味噌汁と合わせていただきます



ちなみに私の「おかずサラダ」は香菜たっぷりと粗挽き唐辛子を振りかけてある

美味しくて野菜を追加していただきました

切り昆布と山椒の実のあっさり煮

2012-05-30 20:21:19 | 美味しいもの
どうもあれである

スーパーや魚屋で海藻類を見ると佇んでしまう。


それっくらい海藻系が好き

ひじき、わかめ、もずく、昆布、芽カブなんていったらもう!
青海苔も岩海苔も大好きである

普段からばたばたしてるのでなかなかスーパーに行く暇が無いのだけど(というか目的地に行く迄の荷物が多く、立ち止まるのがややこしいからついついスーパー素通りなのだ)
今日は時間が少しできたのでイトヨに行ったわけだ

果物みて、けだものみて、野菜コーナーを見てから海系の場所へ

あー。切り昆布だ
これはさっと煮ると美味しいのだよね
山椒とかと一緒にね

と思った時にはすでに2パックがカゴの中に

いそいそと家に帰り
フライパンで煮汁と共にきり昆布と山椒の実を放り込み5分くらい煮る

くたくたに煮っちまうと色が悪くなるだから、早めに火がらおろすて
食べたらいかんべや



淡麗辛口の冷や酒に合いそうです

バナナとチョコとラムレーズンのパウンドケーキ

2012-05-28 20:45:55 | 美味しいもの
ビターチョコが大好きである

ラム酒に漬けたラムレーズンも、ラムの味も大好き

そしてそこにバナナを入れたパウンドケーキのレシピがあったので作ってみた

少し日にちを置いて食べた方が美味しい


ラム酒で一番連想するのが、私の大好きな「ロビンソン漂流記」の中でクルーソーが大切に飲んでいたお酒だ。
ずっと若い時に初めてお菓子用のラム酒を買って「これがクルーソーの飲んでいたものと同じお酒か!」とどきどきしながら味見をしたものだ

同じように「赤毛のアン」に出てくる“いちご水”なんかもどんな味なんだろう、とずいぶん悩んでいたことである

そんな風に本は私達の想像力をかきたて、そして膨らませてくれる

知りたい、という欲望が無くなったらずいぶん哀しいんだろうなと思う

開けている人

2012-05-27 19:40:55 | 雑感
某シアトル系コーヒー店で元気に働くアラフィフの私である。

お店は毎日様々なお客様をお迎えするのだ
そう、実に様々な・・・多種多様な・・・個性的な・・・独創的でもあり・・・或は独断的と言えなくも無いこともあり・・・まぁ、そんなこんなで日夜スタッフは様々な方々への的確なサービスを模索しつつ働いている。

よく私達はサービスの質について論議をする。

ああでもない、こうでもない。

じゃあ、端的に言うと良いサービスってナニなんですか?
と考えてみたところ最近になってある一つの答が出た。

そう“スマートでクレバー”であること。

私のサービスは泥臭い事が個性であるけど、心の中ではいつも“スマートでクレバー”であることを表そうとしてきた。

ファストフード店の中には“スピード”や“チープ”であることをサービスの中心にしてるところもあるし、“いつもやってまっせ”のところもあるだろう。

私が勤める某シアトル系コーヒー店のサービスはもちろん“スピード”も必要ではあるけれど、それはあくまでも「必要ではあるけれど」という前置きのある範疇でしかない。

我らはちょっと特殊な間柄をもとめられているのだ。
それは“スピード”であり“タイミング”であり“気の利いた”ことであり“丁度良い”ことであり“質”であり“余韻がある”ことでもある。

つまり私達の相手にするお客様は、お出しする商品の価格に較べ、比較的高度なサービスを欲しがるのは
やはり特殊なブランドなんだろうなと思うわけだ。


話は全く違うのだけど
今日、車椅子で来店されたお客様を対応した。
オーダーされた飲み物を席にお運びしたところ、ナニやらが目に入ってしまった。
その方は非常に「開(ひら)けた方」であった。

しかし、もし万が一私の見間違いだとお客様に申し訳ないので理由をつけてもう一度さりげなくしかしがっちりと観察したところ
「確信を得た」のだ。

タイミングを計った私は一度レジに戻り、間合いをとってお客様に申し上げた。


「お客さま。天気が良いので今日は少し開放的でいらっしゃるようです。」と
そうしたらその方はすぐに気がついてにっこりと照れ笑いをし、その割にはチョッパヤで修正をされていた。

私はレジに戻って今日も良い事をしたと安堵をしたわけだ。


そう
おばちゃんの私には簡単に言える事も、年若いスタッフだとなかなか口に出せない事情もあることもある

おばちゃんはすごく生きてて楽である。早くみんなおばちゃんになるといい

今日はたまたま男性のお客様だったが、いままで10人程の「開けている」お客様にご忠告をしたけれど
皆さん、喜んで下さった。
「開けている」ままの自分が本当の自分と思われたく無い方ばっかりだったから幸せだったのだ

女性のお客様も2名いらっしゃったが
「注意してくれてありがとね、誰も言ってくれなかったらずっと恥ずかしいままだもん」と言われた方もいた


仕事を終わらせて一度帰宅し、そのまま自宅でパソコン作業を昼過ぎまでしてイラストを仕上げて送り
ジムへ行った
今日は念入りにストレッチをしたのだけど最近には無い手応えを感じた
身体のいろんなところが温かい気温のせいか伸び易く、そして実際にいつもは伸びないところまで伸びた
いつもの腹筋運動も200回ほどしていたら、アーノルド吉原さん(オーストラリア人。実名)が近くでストレッチを始めた
最近アーノルドさんは筋が張ってしまってしょうがないらしく、ストレッチを積極的に行っているそうだ

今日はマッチョ有田さん(実名)もトレーニングしていたが、トレーニングも良く効いているのか肩の筋肉が盛り上がって暴力的に格好よくなっていた。
そろそろ映画出演の時期なんだろうな、と感じた。

ジムに来てる方は、名前を知らなくても挨拶をし合ったりする事が多く
そういうのを身近に観察していると「ひらけている人」と「とじている人」といる
先ほどの「開(ひら)けた方」はある箇所の話だったけど
心が「ひらけている人」は会ったときのその人の気で感じ取れる。
相手が未知を受け入れているかどうかなのだと思う


大人になってコミュニケーションの大事さや複雑さを生きて
その力の大きさが大変大事なもんだな、とうつらうつら考える

容れ物の大きな人間性でありたいものだと思う