なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

これが愛?????

2013-04-29 16:33:51 | 雑感
今朝は祝日タイムの朝番

いつもよりは一時間出が遅いのだけど
納品が半端無いと聞いていたので
少し早めに出勤した

鍵を持っているスタッフを待ちながら店の前のベンチに腰掛けていると
結構いるのね、某シアトル系コーヒー店の前迄来てオープンの時間を確かめる人、人、人。

なんとなくぼーっと見ていたら
わんちゃんを引きずりながらくるいつもの常連さんが自転車でやってきた。

「あれ?この方も時間を確かめにきた?知ってるはずなのに」と思っていたら
おもむろに店の前に自転車を止めて
わんちゃんをその駐輪禁止の場所の脇にあるポールにしばりつけようとしてた



しかし、何故だか思い直して隣のコンビニの喫煙所の動かない支柱のところにわんちゃんをくくり付け
自分は取って返して来た

私はサングラスをかけて見るとは無しに人波を見ていたのだけど
わんちゃんをどうしてコンビニのところにくくり付けたのかが気になって
ふとみるとその常連さんは駐輪禁止のところにあったポールをひっくり返してネジを確認している
何本かあるうち、次々にひっくり返しては確かめ、或は治しているように思えるのだけど
そのポールから広い紐が引っ張り出せるようになっており(映画館の整列場所にあるアレ)
そので具合とか、何かをみているようだ


何をしているのだろうかが激しく気になる
 
この常連さん、大雪が降った日にやってきて、いきなりどこからかスコップを探し出し
それで一人でえんえんと雪かきをやり始めた
某シアトル系コーヒー店の周りだけ、全てである

一時間どころでは無い 普通の人だったら到底無理な時間自ら課して“雪かき”をしていた

今日は差し当たって雪の予報も無いので
どうしたものか?と思っていたら
ポールを移動し始めた

私はその行動自体があまりに勝手すぎて笑ってしまい、まともに見ているのが辛くなったのだけど
どうしてもその一部始終が気になる
笑いを誤摩化しながら見ていたら
某シアトル系コーヒー店の正面入り口向って右側にポールを二つ(許可無しに)移動してきて位置を調整し
なんでも出てくる自転車の荷物から雑巾を取り出して綺麗に清掃し
紐を引き出して柵を作り

この写真の『駐輪禁止』のインフォメーションを(許可無しに)外し、また雑巾で拭き



で、先ほどの自分が(許可無しに)作った柵に取りつけ始めた



しかし、巧く取り付けが出来ないらしく苦心して付けていた
時々自転車からいろんなお道具を(太いゴムひもとか針金とか)取り出したりしていたが
思いあまって足で調整もしていた




一連の常連さんの行動には首を捻る事しきりだけど
なんというか、一生懸命なんだなーと思ってみていた

たぶん自分がこの店の外で飲食をしていて
あまりに無謀な自転車の置き方に怒りを覚え
「よし!それならワシが!」と思ってくださったのだろう

しかもわざわざ早起きしてまで

もともとこの場所に駐輪はしてはいけない事になっており
建物の裏手にある駐輪場にきちんと収納する約束にはなっている
しかし、集団になると何故だかモラルにかけてしまう方も多々いらっしゃるのは否めない

店側だって注意はするものの、厳密には難しい問題である


ありがとう、常連さん。
この店を愛して下さっているのですね。




だから、その貴方も裏手の駐輪場を使ってくださいね。
是非よろしくおねがいします。

簡単に手作りソーセージ

2013-04-28 19:33:04 | 美味しいもの
良く冷やした挽肉をフードプロセッサに入れて
塩、胡椒、ニンニクすり下ろし、ナツメグ、タイム、カルダモン、オールスパイス、ミックスハーブ、卵白、片栗粉を入れて
撹拌する




今度はそれをボウルにとり、普通の挽肉を混ぜ合わせる



手にオリーブオイルを塗りながら成形



少し冷蔵庫で休ませたらレンジで半加熱してからフライパンで焼き目をつける




皿にとって、ピクルスやキャベツのトマト煮と盛り合わせ、別にマスタードを添える



市販のウィンナーやソーセージ類は一年に一本も食べない私だけど
こんな風に自分で作ったものなら食べたいと思う

カイエンヌペパーを入れたりチーズを入れたり
いろいろに楽しめるのも手作りならでは

本格的にするのなら、腸を買って来て詰めるのも楽しいだろう













こどもたちからの手紙

2013-04-27 17:20:40 | 雑感
娘が小さい頃楽しんだ「ミッケ」という本をゆっこの子ども達に貸してあげた

この本は糸井重里(日本のコピーライターの第一人者)翻訳のこどもむけの本で
写真の中に隠されているさまざまなトリックを捜すという
集中力と感覚などが訓練されて、しかもとても楽しい本である

オトナのほうこそトリックのキーを捜すのに大変で
ついついこどもと一緒になって捜してしまう

翻訳も言葉のセンスが磨かれるし
何しろ写真がものすごい

さまざまなライティングが使われていて凝っているし、しかも綺麗である

娘は五冊持っていたので順繰りに貸し出し
本を返す日に私にとこどもたちがお手紙を付けてくれた

一番小さい子はまだ字がかけないベビなので
二番目の保育園の子と小学生の2学年の子が一生懸命書いてくれたのだ

いわく「まりこさんへ ほんかしてくれてありがとう りな」

なるほど 簡潔にして言いたい事が素直に伝わってくる

しかも絵入り。 



このくらいの小さい子の描く絵の特徴は頭からダイレクトに手が出ていたり指がおろそかになっているのが多いのだけど
りなちゃんの絵は指もちゃんと5本に分かれていて緻密
服の柄まで描いてあるのでいがいと観察力が豊かな子かもしれない 花も別々に三種類添えてある
自分と、好きなんだろうウサギと、お花 なるほど。


冒頭の写真はりなちゃんのお姉さんの作品

「まりこさんへ 本をかしてくれてありがとうございます。また、ミッケの本を見たいです。また、かりてきてくれるかな?とぉもっています。
おまちしています。本をかりにきてくれてありがとうございます。また、本をかりてきてください。むかしむかしのミッケの本が見たいなぁとおもっています。あと、いろいろな本をよみたいです。ありがとうございます。こんど犬を見せてください。どんな犬かな?チワワかな。大きい犬かな?それとも小さいかな?どっちかな?こんどまりこさんちにいきたいなあ。あそびにいきたいなあ。それに犬がきりなるな。いきたいなまりこさんちにいきたいなあ。」(原文ママ)


彼女に至っては敬語が使われていることが素晴らしい
言語は親から伝わるものだから、母親が良くそういう言葉を教えているのだろうと推測する
手紙は文字で全部埋め尽くすもの、としばりがあるようで、後半にきて敬語が力尽き、いきなり願望欲求型おねだり言葉になるのが興味深くそして面白い

こどもらしさが出ていて思わず笑みがこぼれてしまった
どちらも日付を打ち、そして私の宝のノートに貼った

こどもたちには返信をしなくてはならない
それは「鉄則」である
こどもたちの約束をオトナは守らないと
「約束はやぶるのもアリ」とおもってしまうからである
年金を二十歳からきちんと払っていただくためにも
オトナは約束を死んでも守らなければならないのである


お姉さんには少し文字が多い手紙

二番目の子には絵が中心

一番のベビちゃんには大きな絵をひとつ描いた