なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

ヌマタ

2021-02-08 05:19:19 | 雑感
私がまだ水揚げ前に
整形外科の息子を好きになったことがある
学生の頃だ

今考えてみるとなんでそんな人を好きになったのか
恐ろしい恐ろしい恐ろしい

その男の子は成績もよく、家もお金持ち、スポーツもできて
見た目もシュッとしてていかにもモテそうだ
何が魅力的だったかと言うと、そういうモテ要素がぎゅっと詰まってるのに
くだらないいたずらばっかりしてて、よく先生に叱られていた。

全部揃った人間より、どこかしら欠落してた方が
目立つし、そしてそのギャップが惹かれる要素になる
完璧な人間ほど面白みが無いものはない

当然クラスの女の子達には人気があった(あったと思う)

今思い出してもなんでその人に惹かれたのかがどーしてもわからないけど
人を好きになる事がどう言うことかわからなかった私は
クラスの女子の真似をして、好きになった私というのを体験したかったのかもしれない

当時私は目立たないように人生を生きていた
振り向いてもらおうなんて思っても無いけど
その子の一挙手一投足に(これがときめき??)さえ感じていた

もうその時期さえも忘却の彼方に行ってるけど
卒業が近づいてきたある日
その彼氏が内緒で2人で会いたいと言うので、
私はとても緊張して言われた場所に行ったら(校内です)

手紙を出してきた。

え?ほんと?あなた、ほんと?
何も言ってない私に目を向けてくれたの?

と私は嬉しかった

そして彼は言った

「あのさ、これ、ヌマタに渡してくんない?」

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#あるある #今なら許す #ヌマタに渡すよ
#何度もネタにしてごめん林君

アイテムは少なく、アイデアは豊富に

2021-02-07 05:20:33 | 雑感

意思薄弱でせっかちだった私の
唯一成功した貯金方法の話をしようか

自宅から少し離れたところの地方銀行へ口座を作り、
そして決してキャッシュカードは作らない。
収入があると、なるべく早い目に(惜しくなるから)
この口座にドバッと入れてしまう。
臨時収入があった時も、この時とばかりせっかちさを優先し
入金しちまう。

イメージとしては、そうだな
本当は持っていてはイケないお金を隠すように、

自宅から少しだけ離れているから、入れにいくのも何なんだけど
入れた後、キャッシュカードが無いから下ろしにくい。
しかも地方銀行だから支店だってあんまり無い

ついでに言ってしまうと
口座を作る時に窓口の女性に
「キャッシュカードはお作りにならないのですか?」と訝しげに言われた
で、私は
「はい、この口座は下ろさない口座なので作りません」と言ったらばさ
その窓口の女性、、、、
ほんの少し、笑ったんですよ。ヘラヘラ〜って


それがなぜか悔しくって
いや別に悔しがる必要は無いんだけど
その女性が少し笑ってくれたおかげで、対抗意識からか
もう絶対に下ろしに行かなかったね
意味不明の意地で貯金額はズンズンと高くなっていった


少しだけ不便な状況と自分の性格を逆手に取った
方法を設定する事によって
この地方銀行に預ける貯金作戦は功をなした



この便利極まりない世の中で
ともすれば不便なりの恩恵を忘れがちの私達だけど
便利だって思う事は
あなたからそれをする能力を少しづつ奪っていく
偽善者のように、そうわからないようにそっと

便利を使ってはいけないって事ではなくて
その便利をちゃんと疑わなくちゃね

料理で例えれば
「スライサー」
このスライサーはほんと便利
キャベツもきゅうりも薄く薄く綺麗に早く剥ける
もうこれで、私は包丁でキャベツを切りませんよ。
絶対にね、
絶対と言っていいほどにね
こんな展開で包丁を使わなくなった私は
スライサーという便利なものと引き換えに
包丁で薄く野菜を切る、という能力を奪われる事になる


iPadやiPhoneを使い始めてからこっち、
もう私は漢字だって書けないね
生粋の日本人だけど。
そろそろ外国の人間に負けてしまうのでは無いかな?とさえ思う
iPadやiPhoneは素敵に便利、すごく便利
だからどんどん私から何かを奪う
気をつけていないと
わかって使っていないと
ある日急にその便利がなくなってしまった時に
魂が離脱したようになってしまう

20代後半からデジタル漬けで仕事をしてきたんだけど
40代のある日ぽっかりと
急に足を洗いたくなった
一緒に仕事していたディレクターに言ったら顔面蒼白の用だったけど(と言ってもメール文)
魂の抜けた身体で仕事はできない
デジタルは設備投資費が高額だし、時間もかかる。そ、待機時間が掛かるのだ
プレゼンフィーはどんどん削減され旨味もない、修正という名の変更

身体がデトックスを求めてたのかもしれない


ツールは
鉛筆とチラシ紙一枚
ここから何かを生み出したくなった




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母は口が悪かった

2021-02-06 09:00:04 | 雑感
私の母は自意識過剰なのか、承認欲求が強いのか
まぁ、よく人を口汚く口撃していた。
アナウンサーを、旬の女優を、政治家を、
近所の奥さんを、総じて他者を。

その反面
自分の産んだ子、そしてお気に入りの親族達に対しては
盲目ぶりを見せた
自分に繋がりの濃いものを褒め称える事で
自分の優秀さを確認したかったのだろう
そういうのを『鬼子母神』というのも覚えた

母の人に対する酷い言い方は、好きになれないし、
そういう汚い言葉を使って他者を非難する人間を
(いくら母親だとしても)尊敬する気にはならなかった

しかし

しかしだ

母は私に『言い方』を若い頃から煩く言ってきたのだ
いわく
まり子あのね、「嫌い」って言っちゃだめ
言うなら「苦手だ」とか「好きではない」という言い方に変えなさい
(母はすぐ「嫌い!」「ブス!」などと言ったが)

言い方一つで人からの信頼を集め、
いくらその人が善良な人間だとしても
言い方一つで人は離れていく
しかもそれを訂正してくれる人はまずいないよ

苦手な人をケチャンケチョンまでに罵倒する母が
私にそう教えてくれて
当時の私としては(どの口が言う?)と思っていたんだけど
接客業を経て、そして年齢を重ねる事にその感覚がわかるようになってきた
気取った言葉を操るのではなく
いかにして相手の気持ちを優しく抱くのか

私の母国茨城は訛りが強く、しかも発音の時、語尾が強く、音はとび上がる
だから、私たちが通常会話をしていても他国の人間は
「喧嘩してるん?」と思うくらいだ
上京してから標準語に切り替えた後も語尾の強さと
主張の強さは変わらなかったし
今は違うが、当時の私は音で言葉を発する前に心の中で色々話をするタイプ
(いわゆる無口)で、不満を蓄積する爆発型だった。

それでいいと思っていた

それが偽らざる自分だとも思っていた

その自分の言い方で、私の気持ちも考えてもらえずに
離れていく人間とは付き合わなくたっていいさ
などと増上慢な考え方さえしていた
(言わなくてもわかるだろうっていうアレ)

接客業について
すごく勉強になったのは

外見は特記する所はないのだけど、
なんというか、人の心を掴んで離さないスタッフが居た

なんでだろう
なんでこの人は人望があるんだろう
よくよく観察してると
言葉の使い方、そしてその言い方、スピード、タイミングだろうか
それが、とても心地よいのだ

大人になると
お金で買えないものの価値がわかるようになってくる
お金で買えるものではなく、お金で買えないものが欲しくて堪らなくなる

それは言葉で変換できるものではなく
村上春樹の小説は読むものではなく感じるものだ、と同じなんだけど

その人と一緒に仕事をするうちに
ぜひこの話し方を習得しようと思い
随分矯正をしたものだ
ちょっと気を緩ませると悪い癖が出てくるけど
だいぶ違ってきて
人からも独特な話の仕方と言われるようになった

今では母の気持ちがわかる気がする
自分はできなかった悪い癖を
見習って欲しくなかったんだろうな

文章も同じ、言葉は一生使うものだから
おっちょこちょいの私は気を使っていきたいものだ

そんな母は16日に88歳を迎える



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過去の写真

2021-02-05 05:02:36 | 
わが母国、茨城の地で小学校から高校まで演劇畑だった私は
悲しいかな田舎娘の無知な頭で必死に考えても
高校卒業後は演劇で食べて行く事しか眼中になかった
18歳で上京し、演劇を志して無駄に動き回るも
全く実にならず。。。
そ、40年近く前は本当に食えなかった
いろんなアルバイトやりながら、芝居の練習したり
それはそれなりに青春だったんじゃないかなと思うけど
食えずに受けたレースクィーンのオーディションにたまたま受かり
そこから先2年は表面は華やかで危険な世界に身を置いていた

な〜〜んて事をふと思い出したので
懐かしい写真を引っ張り出してみた
ちょうどもちょうどバブル期全盛の頃で
ヘアスタイルもトサカが立っていて笑える







そんな私がある日、大怪我をして救急に運び込まれ
優秀な医療チームのおかげで助かったこの命である

命は助かったが大きな傷を身体に負ったので
それから生きて行くためにどうしたらいいか悩み
たまたま小さなデザイン事務所でコピー係をしたことがきっかけで
デザインの仕事についたんだ

どんな事が
人生の転機になるかなんて誰にもわからない
でもいつでもやれるだけやっておかないと
ある日急にそれができなくなったり
こうしておけばよかったなんて
そういった後悔はしたくないなって思う
一つだけ言えることは
自分が納得するまでやったことは
例えそれがうまくいってもそうでなくっても
満足できることになるよね



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『スターバックスで働いたこと』

2021-02-04 06:51:35 | 某シアトル系コーヒー店
私にとってそのことは、まさに人生の大きな転機であり
好きなコーヒーと面白い仲間やお客様に囲まれ、ただただ毎日が楽しかった

お店の様々な楽しい活動も、時にはやりすぎだと叱られながらも、いろいろな仕掛けをしながら楽しんできた。
その活動を通して、人の笑顔を創り出すのが生き甲斐だったなぁ

そして

スターバックスの文化とも言える
お店のオファリングボードに無駄に命を賭けるがごとく描いては消し描いては消し、をし『Gahaku』に選ばれたのが2014年ということはまだ7年前ということか
そのオファリングボードの自己流の描き方をまとめ
2018年の4月にマーカーアートを考案して
3年足らず。

人生に無駄な学びなしという言葉があるが
無駄にするか有効にするかはその人によるんじゃないかとは思いつつ
そういうこともあるなぁと実感

今見るとツッコミどころ満載だけど
当時選考に残ったオファリングボードを公開しよう

これから『Gahaku』を目指す人
自身にとって素晴らしい成功体験となるように頑張って下さい
応援しています

マーカーアートのクラスに名古屋のイントラさん発案の新しいコースを準備中
こちらは『Gahaku』を目指す人、オファリングボードの絵を上手く描きたい人(もちろんその他の方でも)にとって
大きく一歩前進する内容を目指しています










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