なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

第4期JBA主催オファリングボードライター基礎講座募集開始

2018-02-19 16:56:36 | オファリングボード
#オファリング #オファリングボード #kuretakezig #postchalk #レイメイ藤井 #chalkpastel #販売促進 #店内装飾 #自店舗で出来る事
#描くを仕事に

お待たせしました。
5月からの第4期JBA主催オファリングボード基礎講座募集始まりました。今回は北海道で週末土日どちらでも選べます。
ご旅行兼ねてのオファリングボード講座なども如何ですか?
お待ちしております!




某シアトル系コーヒー店のオファリングボードについて

2018-02-05 06:30:34 | オファリングボード
ごきげんよう

私は現在日本ボードアート協会という非営利団体の副理事をしつつ、オファリングボードライター育成のために講座を開いています。

現在の講座は川崎と名古屋の二ヶ所、今週末に東京の認定講師講座が行われ、第二期のオファリングボードインストラクターが認定されます。
5月からは第4期となる北海道の講座が決まっており、その他東北、福岡などの地が候補に上がっています。


オファリングボードの目的は「販売促進」ですが
昨日ジムのストレッチマットでつらつら考えていまして、
なぜそういった(販売促進の知識やドローイング技術など)訓練をしていない一般のスタッフが描いたオファリングボードの文化が
某シアトル系コーヒー店で生まれたのだろうか?と

あくまでも考察の域を出ないのだけど
オファリングボード=消せる=狭い店のバックヤードだとしても効率よく使いまわせる、のでおそらくは効率重視の米国で始まり
それがホスピタリティに溢れるスタッフが少ないマーカーを駆使して描いてきた絵がだんだん人々の心を打つようになったのではないか?

例えばキャッチコピーや商品情報の記載もなく、ただ商品のイラストと商品名プライスを描いたようなメニュー表のようなオファリングボードだとしても
それはそのままそういうもんであるという認識を出なければ成立する事なんだろう。
いや、逆にその荒削りのまま、「描いて」と言って特別な指示も無い描く側としては『絵が上手くなきゃ』『絵を引き立てるために』と絵に熱血を注ぐ。もうものすごく注ぐ。
絵だけに関わらず実は全く関係ない周りの装飾とかにもひたすら力を入れてしまう。
朝から描き始めて気がついたらもうクローズだ!なんて話もよく聞くくらい青春を没頭して
で、肝心の商品名が間違っていようと値段が入ってなかろうと絵に比べて文字が全くおろそかになっていようがいまいが、マーカー何本使ってんの?というようなベタ塗り一辺倒の絵だったとしてもそんなことは一切構わず
ただただ絵がよくできたことに満足してオファリングボードはお店に飾られるのだ。


それがね


それがもしかしたら


そう言ったなりふり構わず力技的感が


もしかしたら人々の琴線に触れたのでは無いだろうか


なんかあるよね、そういうの。






そしてそういう理論を踏まえていない手法の方が
より広くの人間が関わりやすい(真似しやすい)
絵が上手いのが最上と信じて疑わない




そもそも絵が上手い、ってのはなんだろうか
絵の上手いというのは非常に個人的感覚であって
1のレベルを描ける人は2のレベルの人を上手いと言い
5のレベルを描ける人は2のレベルの人を上手いとは決して心では思わない
定規があるわけではないので本当は2のレベルの人間が私は6レベルだと思うのも全く勝手な問題で
それは裁判所で裁かれはしないのだ

だから絵を志す人間は、やはり常に謙虚な気持ちを持ち
かと言って挑戦する勇気は持ちつつ
一般的な意見を聞く耳を持ち、おべっかの意見を聞き分ける才覚を育て、
そして己と戦いながら自分だけのアートを確立していったら満足する人生が送れるのではないかしらん


Instagramの#オファリングや#オファリングボードの投稿を見ていると
分析できないエネルギーを感じる。



あまりお利口すぎる行儀良すぎるものより
人の心を揺さぶるような何か