最近、大手流通企業のイオンが
葬式の際に僧侶に渡す布施の基準を発表した
これは、布施は『気持ちの問題』と僧侶は言うが
実際に葬儀の後に布施を渡したら
「『これでは少ない』といわれて返された」例が多くあったり
幾ら払えばいいのか基準が解らず困っているという声が
多数寄せられたことから基準を設けたものという
これには賛否両論
特に僧侶の間からは不満が噴出したという
その心は「布施の額が頭打ちになる」からだ
なんとも俗な出家ではある
しかし、この戒名というもの
なんとも不思議な慣習だ
なんでこんなものが生まれたかというと
坊さんたちの増収のために考えられたものだ
悪どい坊さんたちは「戒名がないと成仏できない」と脅し
「戒名つけてやるから金払え」
さらに「いい戒名はいい値段がする」となったのだ
いい戒名で成仏できるなら
何も長い人生で善行をする必要も無い
散々悪いことを繰り返し強欲に金を儲け
女を囲い私生児を作ったあとに
１億円ばかり坊さんに渡して
「最高位の戒名」をつけてもらえばいいことになる
そんなバカな話は無い
第一、海外では戒名なんて聞いたことが無い
だとすると海外の人間は全員成仏
（ところで成仏って何？）
できずに地獄で苦しんでいることになる
ホンマにアホらしい話だ
ブードゥ教をバカにできない
さて、ところで
上の図の戒名値段をみた友人が
「高い…俺、死ねない」と涙ぐんでいた
「これに葬儀代と火葬代、その他諸々かかるんだろ？
ダメだ。全然足りない…死ねない」と
彼の言葉に僕は頷いた
「そう、貧乏人は死ぬこともままならないんだ
だから、金持ちになるまで
死ぬのは我慢しような…金持ちになったら死のうな
でも、死ぬのはイヤだから、ずーっと貧乏でいような…」
