「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

「南京大虐殺は疑問」発言の名古屋市長

2009年09月15日 18時30分38秒 | Weblog
 
「本当は総理になりたかった」
名古屋市長の河村たかし氏が
議会で持論を展開
「戦争中、南京で30万人が
 日本兵に虐殺されたというが
 これは大いに疑問だ
 第一、当時の南京の人口は
 30万人もいなかった」と

「南京大虐殺はなかった」論者が
よく使う論法だが
30万人かどうかを根拠にするのは
なんとも人命を軽んじる論理だ
事実が例え30万人ではなく
10万人、否、千人であろうと
大虐殺に変わりがない

仮に百人だとしても
民間人を虐殺すれば
それは消すことの出来ぬ大罪だ
人数で「疑問」云々は馬鹿げている
虐殺の定義を何人と彼らは思っているのか

日本人は歴史を捻じ曲げるのが得意だ
以前「アウシュビッツは無かった」と
歴史健忘症の人間たちが一流誌に載せたが
世界から非難を受け論を引っ込めた
本当にそう思うなら言い続ければいい

例えばだ
米国で「原爆はなかった」と政治家や
マスコミで活躍する人間が言えば
広島や長崎、否、日本人はどう思うか
深い怒りで更に傷つくのではないか
「嘘を言うな」と叫ぶはずだ
そんなことに思いが至らない人間に
政を任せては駄目だ
おまけに名古屋市と南京市は
30年前から姉妹都市というではないか
その見識を疑う

嘘は犯罪だ
戦争に関する嘘は大罪だ
真実を正しく伝えることが
反戦となるのだ
嘘を言う人間は
再び戦争を始める
火種となる人種だ
絶対に許さない

河村さん
南京で殺された人の肉親の前で
同じことが言えるのか?
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