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テロ対策&イラク復興支援で海外に派遣された自衛隊員のうち
全部で16人が、在職中に自殺していたという
派遣された隊員の総数は19700人
そのうち死亡した隊員は、陸上自衛隊が14人
海上自衛隊が20人、航空自衛隊が1人
この確率が高いのか低いのか…
しかし、異常だ
一体、彼らに何があったのか
「戦地では、人間は“まとも”な心が維持できない
自分ではまともと思っているが、振り返ると
明らかに異常だった」
「悲惨な戦争の恐怖を体験した兵士は、
死に関して二つの意識に分かれる
ひとつは、とても鈍感になる奴と、異常に敏感になる奴だ」
「そのどちらかは分からないが、
せっかく戦地から戻ったのに
自殺してしまった部下がいる」
これは、僕の親友ビル・ボックスの言葉だ
彼は元グリーンベレーの軍曹で、数年前に
ガンで亡くなったが、そんな言葉を残している
死に関して、彼自身はどうだったのか、聞く機会を逃したが…
自殺した自衛隊員の、その「原因」は不明だ
ビルの言う「死に関する意識」が関係しているのだろうか…
戦争は、全ての人間を不幸にする
戦争に何の意味があるのか