近所の老人と野田総理の話になった。彼は現総理を評して
「誠意、誠意」を繰り返す奴にロクな者はいない
昔、梅宮何某の娘と同棲し、親に対して「誠意をもって
誠意をみせる」を繰り返した元タレントがいたが、結局は
破局した。その後は宝石販売で一山当てたが、詐欺まがい
の事件で有罪になった…。その昔、終戦間際に、なんとか
隊長が「国家に誠意を」と訓たれたが、戦後、彼は共産党
員になった。昔付き合っていた女は、いつも「あたしの誠
意を見て」と言ったが、陰では浮気をしていた
更に、高度成長期に…との長~い例え話を僕にしたのだ
あまりに長いので、途中で少し寝てしまったが、確かに
「誠意」の言葉を執拗に前面に出す人物に、「誠意ある人」
を僕も知らない。その殆どが「不誠実な奴」だった
野田総理の国会答弁を聞いていると「誠意」が売り物の
彼のはずだが、それとは掛け離れた「木で鼻をくくった
ような役人作成の答弁書を読むだけの」不誠実人間に見
えるのだが、それは僕だけだろうか
何故なら、国会答弁は、これまで彼が言ってきた
ものと正反対のものだからだ
例えば、つい最近の国連の場で「原発を高い安全性にまで高め
“輸出”に力を入れる」と発言したのに、今日の国会では
「私は脱原発依存だ」
「総理は靖国参拝すべきだ」が彼の主張だったはずが
総理になると「参拝しない」
昔は「集団的自衛権を認めろ!」と叫んでいたのに
今は「現政府では認めない」
「外国人参政権には絶対反対」論者のはずが
「それは、党内議論の末の結論に従う」
「野田さん、口と行動が違う支離滅裂な言動は終いには精神を侵し
取り返しのつかない事態となりますよ」とご忠告申し上げたいが
果てして聞き入れて頂けるかしらん?
誠意ある回答を待つ…