「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

暴力に屈する日本社会

2011年08月26日 09時43分59秒 | Weblog
 
「暴力はいけない」
誰でもが言うことだ

だが、どんな状況下でも暴力を使わず
また暴力に対しても暴力で対抗しない
というのは、誰もが出来ることではない
ましてや、暴力を受けて、それに
屈しない人はごく稀だ

そこに暴力を基とする勢力が付けこんで来る
そして一度付け入ると、利用価値が無くなるまで
蛭のように、相手が死ぬまで絶対に離さない
彼らの信じるもの、信仰は違法行為の最たるもの
“暴力”だけ故に、法律違反も躊躇わない
否、その違法行為で糊口を凌いでいる
彼らも金儲けを、文字通り“シノギ”と言う

だが、暴力を基とする人間の殆どが
暴力に極端に弱く、強い者に平伏す
野良犬や野良猫の世界と同じだ
だから彼らを仏教では三悪道、すなわち
地獄・餓鬼・畜生界の輩という
常に苦悩の地獄の炎に苛まれ
飽くこと無き激しい欲に乾き
強い者を恐れ弱者をあなどる
賢さの無い本能のままの輩だ

そんな三悪道の輩に、法律家さえ躊躇している
ましてや、政治家や経済人、芸能人は勿論のこと
テレビ局などのマスコミも例外ではない
暴力に対して、毅然とした態度で臨めないでいる
一部の映画会社などは、半ば公然と暴力団組織と
関係を持っている。その映画会社のパーティーに
その手の人間が多数いたのを私は実際に見ている
断ち切れない関係どころが親密に付き合っているのだ
「儲けさせて貰っている」関係は断ち切れない

そういう風土を知っているから、島田氏は、自らの
暴力団との付き合いを「その程度」と言ったのだ
「アンタら、昨日まで彼らにペコペコしてたやないですか」と
芸能事務所やテレビ局は、本気で彼を責められるか?

以前、個人的に弁護士を雇い、ある企業と戦ったことがある
暫くして、私の代理人が相手の代理人と合った際の感想に
私は愕然とした。私の代理人はこう言ったのだ

「いゃあ、相手の弁護士はかなりの強面で参りました
彼は暴力団の顧問弁護士もやっているようで…
こりゃあ、勝ち目は無いですね…」

法律家の武器は法律のはずだ。法律の利剣こそが
最高で無敵の武器のはずだ。強面の見てくれや強弁
ましてやヤクザの後ろ盾が武器ではないはずだ
それを当たり前のように「相手は強面で…」と
弱音を吐いたのだ。私は彼を即刻クビにした

法律家さえ、そのザマだ
ましてや一般人においてをや、だ

三悪道の輩に恐れ戦いていれば
自らは三悪道以下の者になってしまい
更に社会は三悪道に染まる…悪循環だ
鍵は「自分の勇気」だが…

世の中から完全に暴力を、そして暴力容認を
消し去らなければならないが、その法律がない
10月から施行される条例も生ぬるい

政治家は毅然として、欧州並みの法律を作るべきだ
つまり、違法行為団体、暴力団体の即刻解散させる法だ
なんなら「矯正」として、全員を隔離し再教育するのもいい
いつまでもビクビクしていると、相手は修羅界の輩だ
弱者をあなどり付け上がって勢力を拡大するだけだ

小沢さん、小者みたく幹事長ポストが欲しいと騒ぐより
政治家として、上記の法律成立に“最後のご奉公”を
全力でしたら如何でしょうか?
歴史に名を残したいんでしょ?
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