「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

やはり、あの夫にして、この妻

2011年08月13日 12時13分27秒 | Weblog
 
金曜の夜、例によって菅総理は都内の居酒屋で飲食
酒を共にした伸子夫人が、表で待っていた記者団に
「(夫の首相としての生活は)きついことは一回も
なかった」。更に「今後は政治家にはストレステスト
(耐性検査)が必要だ。それをクリアできないと
首相はできない」とも語ったのだ

総理の生活はキツくなかったと言い、更に「悪口」に
耐えられないのは政治家、そして総理にはなれない
その意味で自分の夫は合格だ、という意味だ

それを聞いて、唖然としてしまった、と同時に
「なるほど。あの夫にして、この妻」「割れ鍋に
とじ蓋」レベルは同じだったか、と納得したのだった

どういうことか?
そう、まず「きつくない総理生活」について

先年に一度の大震災で、何十万人という被災者が
その日、その日のキツイ生活に苦しんでいるのに
毎晩のように呑気に夫婦で呑み食いしていたのだ
それも、あくまで噂だが「官房費」を使って、だ

国民の苦しみを他所に「楽な総理生活」を送って
いたとしたら、指導者・リーダーとしての資格はない
それを「きつく」なかったと公言するのは、自ら
「指導者として欠陥がある」と言っているようなものだ

古今東西、独裁者は別として指導者は、国民や
その団体の構成者の幸せや無事故、国や団体の
行く末に、毎日、神経を尖らせ心を尽くし手を
尽くす、「キツイ」緊張生活を余儀なくされているのだ
それを、「楽」だなんて言っているのは、指導者
としての役割を果たしていない証拠なのだ
それが判らないで「キツクなかった」と能天気発言
無能総理と同レベル女房としか言いようが無い

政治家のストレステスト云々についても同じだ
「悪口」を言われ続けて、耐えられたのは
自分の夫が「政治家として優れていた」からと
言っているのだ。まあ、女房だから褒めるのは
当然だが、指導者が大多数から「悪口」を言われるのには
それ相当の理由がある。それを客観的に見て
旦那にアドバイスすることこそが、女房としての
本当の姿だ。「親ばか」ならぬ「夫ばか」も
大概にして貰いたいものだ

ともかく、夫の仕事の成否は、妻の支え
力によるところが大きい
そして、賢い夫の影には賢い妻がいるものだ
その逆もあるのだと、伸子夫人の言葉から
そう思ってしまったのだ

賢い妻なら「あの人は常に国民と国のことを思い
ずっと緊張生活でした」と言うべきだったと思うのだが…
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