「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

AI 対 アナログの戦い?

2022年03月10日 14時24分39秒 | Weblog
プーチンがどでかい机を前に
部下に指示している画像を見て
不思議に思った
机の横には、数多くの有線電話が
並んでいるのだ。それは、各部署に
繋がっているのだろうが
デジタル社会に生きる人たちには
奇異に映る光景だ
そう、電話は1本で事足りるのだ
盗聴を恐れるなら、特殊な盗聴
防御装置をつければ済む話
なのに、前時代的にアナログ電話を
彼は使っている
なんでも、スマホやハッキングされるのを
恐れてPC も使わないとか…
当然、ロシア軍やKGB は最先端のIT技術を
使っているとは思うが

さて、かたや NATO 米国などは
AI やビックデーターを駆使し
徹底した情報分析を行っている
その上で、ベテラン情報分析官が
ベイズ牧師の数式、いわゆる〝ベイズ推定〟
にかけ、最もリスクの少ない「答え」を
導き出している。アナログの入る隙は無い
今回、ポーランドのミグ戦闘機の引き渡しを
米国が関わらないと決めた理由も、そこにある
先進国が持つビックデーターには、プーチンの
狂気の行動の数々が記録されており、そこから
AI が「ヤバイ」という答えを出したのだろうし
分析官も、そう思ったはずだ
本当に「ヤバイ」結果になったかどうかは判らない
なにせ、〝行動しなかった〟のだから
(今の西側軍隊なら「桶狭間の戦い」はしなかっただろう)

さて、類人猿、特にゴリラを研究している京大の
教授の本のなかに「野生のゴリラの行動は予測不可能。
まるで〝行き当たりバッタリ〟のよう」とあった
そのために彼は、突然襲われて何度も死ぬ目に遭ったという

AI とビックデーターを駆使しても
ゴリラの行動予測は超難解らしい

なんだか、プーチンとダブって見えるのは私だけか
アナログのプーチンには、AI は無力に思える

ゴリラは野望を抱き無差別に人間を襲うことは無い
(と、思う) だから、ジャングルでソッとし
関わらなければいい
だが、プーチンに対しては、ソッとしとけない
狂気の行動を止めさせ、逮捕し裁判にかけなければならない
(私は仏教徒なので〝殺せ〟とは言えない)
そのためには、西側もアナログで対抗するしか無い…?
ともかく我々は、プーチンを新種の化け物と見るべきだ
その資料は、ビックデーターにはないかもしれない


追記
とある方から指摘された
プーチンの行動は予測不可能では無い
この国の指導者は、ソ連時代から同じ手法を
用いて、戦争を繰りかえしてきた
今回も、それに倣っただけ……と

1956年の「ハンガリー動乱」68年の「チェコ
スロバキア制圧」2014年の「クルミア併合」
そして今回の「ウクライナ侵攻」。全てやり方が
同じという。KGB手法だ。まず、選抜された
KGB 工作員が市民になりすまし敵地に潜入
反体制派に近づき情報収集。そして、色々な
事件を起こし、犯人は反体制派と触れ回る
次にソ連を攻撃するという秘密文書が
見つかったと内外に報道。更に、親ソ連の
市民を虐殺しているとのデマを流す
「それは許せぬ」と軍隊を送り込む…
これが〝ヤツらのやり方〟なのだ、と

西側は、毎回、この手を正しく予測できない
アルゴリズムの設計そのものが間違っている?
コメント
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