「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

仏法僧

2018年04月13日 16時01分50秒 | Weblog

仏教の世界では、仏(仏陀=悟りを得た人)
法(仏陀の教え)そして僧の3つを三宝といい
最も尊ばなくてはならないとされている
それを根拠に、一部の僧が信者に対して最大限
の尊敬を強要することがあるようだ 
ある教団では、僧に会った際は恭しく会釈をしなければ
ならないし、教団のトップ(法主)が通る際は
土下座をしなければならないと教えている邪教もある

しかし、これはとんでもない邪説なのだ
そもそも僧とは、仏陀の教えを元に修行する
出家者や信者の集団を指す「サンガ」を
日本語で音写した「僧伽(そうぎゃ)」から
きている。つまり「教団」のことだ

仏法僧とは、本来「仏と教えと教団」の3つを
同等に敬い大切にしなさいという意味なのだ
それほど「信者の団体」は大切だと言うことだ
「僧を敬え」という意味ではない
 
こんな基本も知らない無知な人間が
仏の教えとはかけ離れた邪説をねつ造
するのだ。そんな愚人を、誰が尊敬できる?
気の毒なのは、そんな愚人を信じて
せっせと布施を供養する信者たちだ
愚人を信じていては、多少賢い人間でも
遂には愚人と同化する
だから、「土下座を強要する邪教」とは
縁を切ったほうが、ご自分のためですよ
と…私は思うのだが

(因みに土下座を強要するのは犯罪だ。強要罪) 

コメント
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