オフィス関東組。ダサイタマ主任が浮かない顔をしています。
そこへ忖度しない、上司を上司と気付いていない、地方君がやってきました。
「ダサタマ主任!なんか景気悪そうな顔してますケド、どうしたんすか?!」
(俺、ダサタマじゃないんだが・・と思いながら、ツイツイ会話を返しちゃうお人好しな主任です。)
『うーん、ちょっと今後のホンダが何処行っちゃうんだろってね考えてたんだよ。』
「ヘッヘっ。主任でも悩むんすか?一体、何が気がかりなんすかね?」
(その言葉、そのまま君に返したいのだが・・と思いつつ主任は答えちゃいます。)
『最近電気自動車に一気に進もうとしているし・・。研究所は立場悪い境遇になってるみたいだし。』
「 ホンダジェットなんかつくってんじゃねぇーよっ!て・・感じっすよね。
1機あたり6億円なんて、フリード200台分にもならんすよね。毎年260億位、赤字出してる
道楽息子っすよ」
(えー、地方君、それ君が言うのぉ!!って半開きの口になってしまったダサイタマ主任ですが・・)
更に、地方君の毒舌は続きます。
「年間販売40機に届いたとしても、飛行機って事故起きたら終わりっす。賠償金、リコール対応、15兆円の売上高のホンダで飛行機はリスクっす!」
『へぇー、地方君の言うこともタマには一理ありそうだね。』
「へへっ。これ、じっちゃんの受け売りっす!」
あーそんなもんだろなっと思いつつ、地方君のじっちゃんってドンナ人物と気になる主任デシタ。