松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

3月23日 サハラ砂漠地帯 ニジェールへ向う

2008年03月27日 | ベナン

ニジェールへの道

ニジェールに向う
2008年3月23日日曜 はれ朝29℃ 昼2時39℃
どうも腹具合がよくないなー。ガーナで一度は下痢も
治ったがトーゴ、ベナンでひどくなる。食欲もなくなった。
ビールもうまくない、どうしたんだろう。夜中に数回トイ
レに駆け込み水の便、一日2回飲んでも正露丸には何の
反応もない。

夕べもなかなか寝付かれなくて2時ごろまでうつらう
つら。6時前に起きて出発の準備。きょうから北に向って
ニジェールへ。別かれ道までオートバイタクシーを頼ん
だ。7時40分BABOホテルを出発、日曜の朝ロータリー
公園では市民のジョッキング姿も見える。

別かれ道まで17km走ってオートバイタクシーと別れる
(140円)。このまままっすぐに走ればいいと話す。狭い
道にふせこけ、穴ぼっこの道が続く。こりゃー時間がか
かるぞ、最初から覚悟はしていたのであせりはない。
この先もっとひどい道になったら困るなと不安になる。

初めての給油、エッセンスEssennce?なにこれ。ペトロ
ールを入れてくれー。三機を指さしてアレかこれか聞か
れてもわかりゃしない。ふたを開けて棒を差し込み「臭
い」嗅ぐスタッフもようやくペトロールと同じとわかる。
それにしても初めて聞く名前だなー。

穴ぼこでオートバイのスタンドが降りてしまいガガーと
引きずって、そのたびに足で蹴り上げなければならない。
エッセンススタンドでごみひもをくくりつけてずり落ちな
いようにした。しばらくすると穴ぼこの道は無くなった。
おーよしよし、これで気持ちよく走れる。づーッとこのま
ま続いてくれるといいがなー。

普通は200kで給油するのだが早め早目に2回目の給油。
この先ホテルのある街まで150kmとスタンドの話。よし、
4時前には着きそうだ。朝30℃から昼39℃に上がってき
た。アスファルトのいい道が続いたんでゴムひもをスタン
ドから取り外した。

うん、なんだー。道路をふさいでいる。事故なのか大勢
の人だかり、事故ったばかりのようである。トラック2台と
も道路でくの字になり横倒し、土手下斜面にはバスが横
転している。けが人とかなくなった人はいなければいい
が、救急車がけが人を運んでいく。

横転したバスは窓ガラスが割れてめちゃめちゃに。その
横を迂回して車が通っている。地元の人の歩く道なのだ。
思い切って土手下に回り迂回して見よう。土手の急斜面
を下りる時縁石にマフラーが使えないかと心配したがど
うにか乗り切り歩く道まで降りた。

横転したバスの横を通りすぎてトラックがふさいでいる
反対側へ回るには急斜面を駆け上らなければならない。
いったん降りてどこを通るか調べる。最後のところでエ
ンジンが使えそうだが。よし、いっきに駆け登った、エンジ
ンにはつかえず、かろうじてもとの道に戻ることが出来た。

あと50kでホテルのある街に着くところでの事故だった。
こんな事故に巻き込まれたらおしまいだな。そう云えば
きょうもここまで来る途中民家に突っ込んだままのトラッ
ク、そこから1kmもしないところに民家の塀突っ込んだト
ラック。さらに道路わきの樹木に衝突している小型トラッ
クなど見てきたばかりである。

泊まる予定のパラコウPrakouホテルに16時に着く。ここ
のホテルは今まで一番快適なホテル。冷房トイレシャワ
ー付2050円。熱射病にかかったように頭が少し痛い、さ
っそく冷房を入れてから荷物を運びこむ。ベッドに横にな
る、あーいい気持ちだー。

下痢にもしかして効き目があるかもと夜寝る前に日本か
ら送ってもらった干した「しそ」の葉っぱ、それに正露丸2
粒ペットポトルに入れてみた効果の程は。


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