松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

1月8,9,10日 こいつが泥棒!の朝出発

2008年01月20日 | 南アフリカ

こいつが捕まった泥棒、25歳ぐらいだろうか、
顔をとられたくない、度胸のなさ。

泥棒の朝
2008年1月8日火曜 はれ朝20℃ 昼22℃
ダーバンに向って朝7時半に出発。少し寝不足だ。昨夜
は夜中3時過ぎまで男女の声がうるさくて寝付かれな
かった。我慢できず「うるさいぞ^」と三人の側まで行っ
て「静かにしろ」と日本語でどやしつけた。

静かになって寝ついた頃、「チェック」の声。なんだろう
と外に下りてみたら、ポリスが7,8人いる。「泥棒らしい」
手錠をかけられた男は後ろに手を回されている。エー
ッ「俺のカメラバック」じゃないか。「この野郎」思わず泥
棒の頭をなぐった。

同じ部屋の3人も時計、小物入れ、電子手帳など盗られ
ていた。泥棒が捕まってよかった、朝出発する時、カメ
ラが「ない」と「大騒ぎに」なり、泊まってる人を疑いか
ねないことになっていたかもしれないのだ。幸い盗ら
れた物は全員に戻った。あー危なかったなー。

と言うわけで朝5時半に起きて寝不足のまま海岸線を
北に向って約800km走ったところに泊まる。ここはポ
ルト、エリザベスPort Elizabeth.宿はどこも250ランド
=4000円、350ランド=6000円と高い、2軒3軒と安い
所を探したが結局250ランド=4000円のB&Bの民宿
に泊まった。


二日目は一日中高原を走る、こんな長い高原ははじめて走る。

2008年1月9日水曜 はれのちくもり 朝20℃昼22℃
きのうもそうだったが、けさも肌寒さを感じる。朝から
づーッと高原の中、登っては下りのカーブが続く。緑
のきれいな長い高原を走ったことは始めてだ。宿が
高いのでいっきにダーバンまで走りきろうと考えた。

しかし、あまりにも美しい高原を走り抜けるのはもった
いないと考えてダーバンまで残り250kmを残してペ
トロールスタンドと併設している宿に泊まった。今日も
800kmぐらい走っただろうか。

宿はやっぱり250ランド=4000円だった。今日は宿を
探さなくて済み助かった。夕日が周りの高原を照らし
て一層きれいだ。早めの晩飯を食って8時過ぎにベッ
ドに入る。つかれたなー。

2008年1月10日木曜 くもり朝18℃ 昼25℃
朝もやで周りの高原は真っ白で何も見えない。オート
バイカバーはびっしょりと朝露がついている。6時30
分宿をスタート。しばらく走ると太陽に照らされた雲
のかかった山と高原がうつくしい。停めるところが
なくて残念ながら走る過ぎるしかない。

あと、100kmでダーバンに着く。給油したあと細い道
から本線に戻る時、対向車が入ってきた。相手が急ブ
レーキをかける。おっと「危ない」。なんとすぐうしろ
にポリスのクルマがいた。そのまま走り過ぎようとし
たら「停めれ」のクラクション。

このクルマに「ついて来い」と、すぐ近くの警察署で
「パスポート」「国際免許書」を見せる。これは長くか
かりそうだ。「11時にダーバンで友達と「待ち合わせ」
している、帰ろうとした、これが気に障ったのか。パス
ポートにスタンプがないと言い出す。

そんなことはない、ナミビアから2回も出入りしてい
る。なんだかんだといちゃもんをつける「君は右側を
走った」とボードに書いて説明する。あーそうだ「キュ
ウーズミー」と謝って30分ぐらいかかって「注意だけ
で」すんだ。最初から謝っておけばよかったのだ。

ダーバン市内に着いた、11時だ。前回泊まったゲスト
ハウスはすぐにわかるだろうと思って市内にはいる。
ところが、自分のいる場所がどこだかわからなくな
った。聞いて聴いてようやく2時間かかって前回泊ま
ったノマズ、バックパーカーに着いた、13時に10分前。


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