松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島・中東・東欧・ベルギーゲント 9月18~22日 

2014年09月23日 | 赤道直下と陸路国境148か所
また・やらかしてしまった、ガソリンじゃなく・・ディーゼル用の軽油を入れてエンジンストップ・・







9月22日月曜    くもり     くもり
肌寒い一日だー。あしたミュンヘン800キロに向かって走ろう・・途中のシュツットガルトで泊りになる。


9月21日日曜    朝雨    午後くもり
午前中・・ブログ・・更新・・午後ケント市内街めぐり









9月20日土曜   くもり  霧   くもり   霧  くもり   ベルギーはれ
7時過ぎにハイウェイのサービスステーションにある「デイ・ホテル Day Inn」を出発・・くもり、霧、
くもり、霧、の繰り返し・・ガススタンドの案内看板が出るたびにマイルをキロに換算して・・確かめる。

距離は自分の計算とあってきた、よしよし・・。ガソリン代は15リッターで一回に2400円・・3回
入れると7500円日本とあまり値段は変わらない。ホテル代・食事代を入れると1日2万円になってし
まう。

ヨーロッパはユーロになってから高くなったなー・・・ユーロが出来た2000年頃には・・こんなにび
くびくするような物価ではなかったんだがなー。

もしかしたら途中で旅を切り上げることになりそうな気がしてきた。ドーバー海峡・・トンネルに近づい
て道を間違えた・・きょうはこれで2回目だ。

「ナビ」はたいしたもんで・・すぐに探索して・・進む道を・・示してくれる・・もうナビなしでは走れ
ない。

それを考えるとナビなしで今まで10年以上世界地図帳だけでよく走ってきたものだと・・自分ながら感
心する。ただ「ナビ」が使えなくなった時どうするか・・これまでの経験でどうにか走れるのでそんなに
は心配はないが、ナビだけで走ってきた最近の人はどうするのだろうかと心配しながら・・

ドーバー海峡のットンネルについた。ガススタンドで給油した時たまたま、ライダーにトンネルのことを
聞いた。

「30マイル・50キロ」走ると「ユーロ・トンネル」の案内板が出てくると教えてもらったので・・ナ
ビを無視して進んで行ったらドーバー・トンネルチケット売り場についた。

ナビは「到着」したときの地図だったので少し違った場所についていたかも知れない。トンネル列車チケ
ット70ポンド・・約11000円ぐらいだろうか。これでイングランドを離れられる気持ちで楽になる。

アイルランドからイングランドに渡って・・晴れた日はなかった・・ガス・スタンドを探して給油・・マ
イルなのでキロに直して・・前が見えない真っ白い深い霧の中を走る・・ガス欠になるのではないか・・
不安の中・・わたしは恐くてしかたがない。

スコットランド独立「賛成」「反対」の投票はどうなったのだろうか・・。フェイスブックに載っている
日本の新聞で「独立反対」が成立したと伝えているのを見て・・初めて知る。

ドーバートンネルでフランス側に到着・・14時・・きょうは近場のベルギーのブリュッセルまで走って
泊ろうと走ってきたが・・ブリュッセルは街中がこまごましていて・・走りにくい・・

よし・・手前のケントにとまろう。ケント市内に入ってホテルを聞きながら走る。タクシーに「ユースホス
テル」を聞く・・「OK」案内してもらう・・ついたユースホステルは土曜なので「満杯」でだめ・・景色
のいい川のそばにあるユースだ。

この町は相変わらず観光客が多くみられる。次のユースを探してもらった・・そうだ・・この場所は来たこ
とがある。前回2000年10月、4,5日泊ったことのあるユースホステルについた。

このユースは満杯ではなくて泊られてよかった・29ユーロ3500円。駐車場はホテルの前に止められる。
荷物を解いて・・なんだか気持が落ちつて来た。ネットも使えるので安心だ。











9月19日金曜      くもり         くもり
エジンバラ・ラナークユースホステル・・ここだったらゆっくり過ごせる遺跡の中の宿・・しかしネットが
使えないのでは仕方がない。

それにもう霧のイングランドはもうこりごり・・ガソリンの給油にこんなに気を使うとは・・それに深い霧
・・恐くてしかたがない。走っていても楽しさがない・・イングランドから・・もうはなれよう・・。

9時半電気店で三本の「つめ付き」ソケットを買って・・ドーバー海峡・・トンネルまで約750キロに向う。
ドーバーまで250キロ残してハイウェイの宿に入る・・45ポンド8000円ぐらいかな。


きょうは「スコットランド」の独立「賛成」「反対」の投票日・・どうなるのだろうか・・テレビでは・・両
方の人たちの集会を伝えている・・









またやらかしてしまった・・ガソリンじゃなくて・・ディゼル用を給油してしまった。
9月18日木曜     深い霧・・はれたり曇ったり   深い霧
スコットランドの北の果てまで来たので・・あと一泊してゆっくりしてもいいなー・・と考えていたがネット
は11時から出ないと使えないんじゃ・・いてもしょうがない。

朝一番パソコンで安宿を検索、エデンバラrとグラスゴウの真ん中あたり・ラナークLanarkとゆう町にあるユ
ースホステルを予約。霧の中エデンバラ方面に走りだす・・走るにしたがって前が見えないほどの深い霧にな
ってきた。

スロースローで走るがまったくまわりが見えず・・氷河の中を走っているかのような・・錯覚になる。景色も
見えないスコットランドはもう・・こりごりとゆう気持ちになる、なにせ怖くなる深い霧だ。

一番の急カーブにさしかかった、ロングトラックが曲がりに入ったところ・・大きく入らないと曲がりきれな
いことはわたしもわかっていた・・なるだけ端の方によけたところに砂利があり・・・ガ―ドレールぶつかっ
てしまった。

薬指を挟んだと同時にクラッチもおかしくなったようだ。幸い転倒はまぬがれた・・エンジンをかけてもうん
ともすんともしない。押しがけの要領で下りを利用してギヤ―を入れたらエンジンがかかったのでホッとした。

こんな山の中でエンジンんがかからなかったら・・ぞーっとする。きのうひどい目にあったので早めにガス、
スタンドに入る給油して・・やっぱりエンジンがかからない・・給油に来た人にエンジン「NO」と話す。

このスタンドの裏にマイカー修理の「メカニック」がいると・・裏に回って「ソーリ」「・・エンジンがかか
らない」。メカニックの人がクラックの電子部品を撮り替えてくれたらエンジンが直った。
また、やらかしてしまった・・ガソリンじゃなくて・・ヂィーゼル用の軽油を満タンに・・





ぶつかったときに電子部品がこわれたのだろうか・・。それにしても幸いに給油に寄ったスタンドにたまたま
メカニックのいるガススタンドでよかった。イングランドは給油するのがわたしには大変な思いをしている。

ハイウェイの通りにガススタンドはないのだ・・。一旦幹線から離れたところに行かないと給油できない。
20キロ近く幹線から離れて給油に向かった・・ほんとうにあるのかかいな・・民家の人いない場所を走る・・

小さいガススタンドおばさんが留守番していた。本線に戻る・・車が走り去るのを待つ・・止まろうとした瞬
間・・バランスを崩してこけてしまった。

トラックの運転手、観光バスのお客さん達が降りてきて起こしてもらった。ありがとうございました。倒れた
せいかオートバイのグリップを絞ると「ふけ」がちょっとおかしい・・しばらく走っていると元に戻った。

エデンバラ・ラナークにあと1時過ぐらいでつく・・給油するのに一旦ハイウェイから降りてガススタンドを
探す。「ガソリンスタンド」は・・何回も聞きながら・・ここでも20キロ近く走り給油した。

ハイウェイに入って・・本線に入ろうとした・・「場所」でエンジンが止まってしまった。おかしいなー・・
白い煙がマフラーから出ている。








何回セルをまわしてもかからない・・。いま2時半。本線に入る車を止めて
年配の男の人に「ソーリ・SOS」「電話してくださいませんか」・・救援車が来てくれたのが3時半・・整
備をする救援隊ではなくて・・オートバイにぶつからないように通行処置をするだけ・・。

オートバイ救援車は別に手配してもらって4時半に来てもらった。救援車にオートバイを積み込んで・・頼ん
でいた一番近くのオートバイ屋に運んでくれた。

オートバイ屋で・・エンジンがかからないのです。プラグをはずして・・エンジンをかけるがかからない。
「ジィーゼル用」「給油」したのだった。タンクから「軽油」すべて抜きとり・・入れ替えてもらった。

しばらく白い煙が出ていたが・・テストで乗ってもらい・・無事に直った。救援車は代金はいらなかった。
搬送代はもしかすると5万円ぐらいかかるかもと考えていたが・・搬送代60ポンド・・1万円ですんでホッ
とする。

オートバイ修理60ポンド1万円・・。そう言えば前回来た時(2000年10月)もディーゼルの軽油を入
れたのもスコットランドだったなー。給油してお金を払いに行ったら・・「ダメ」と言われた。「・・・」な
んのことだか分らなかったが・・「軽油を」満タンにいれたのだ。

その時はガス欠になった時、日本から持った来ていた灯油のポンプを使って抜き出してガソリンを入れ替えた
苦い思いがある。

エジンバラ・ラナークの宿には暗くなる前に宿につきたい、ここでもまわりが見えない深い霧の中・・町につ
いて、タクシーに頼んで予約しているラナークの宿に8時過ぎにについた。自分のミスも手伝って気が休まる
暇がないイングランドだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿