松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第8次・71才・オートバイひとり旅・アフリカ・チュジニアからイタリア~ギリシャ~トルコへ、一気走り

2015年05月13日 | 119カ国・35万km・国境181カ所走
5月7日チュニジアを出発・・イタリア~ギリシャを通過・・トルコまで


ギリシャとトルコの国境




お世話になったチュニジア・ホテルを出発・・






チュニジアのみなさんお世話になりました
2015年5月6日水曜   はれ     はれ
朝の軽い体操をすませて・・出発準備を終えているのでのんびりと一日過ごす。あした
ホテル代支払いのため銀行でおろす。

2月23日入国・・着いたときはどうしてこんなに寒いのだろうかと・・震えていた・
・今は暑い日が続くようになってきた。

それから2か月半・・チュニジアにお世話になった。エジプトとは違う、モロッコとも
違う・他のアフリカの国とも違う・・ヨーロッパに近い感じなのかな・・もちろんヨー
ロッパの人たちよりひと当たりが良くて人間的な感じがする。

もっと素朴さを感じたのは隣のアルジェリアの人たち・・親しみのあるなんとも言えな
い日本的以上、田舎のとなりのおばさんみたいな人たちだったなー子供たちや赤ちゃん
連れの家族旅行の多かったのもアルジェリアの人たちだった。











アルジェリアに行きたかったがビザがとれなくて残念。一カ月泊った最初のホテルに療
養に来ていた車イスや松葉杖で過ごしていたリビアの人たちも非常に親しみを感じてい
た。

いま振りかえってみると内戦の影響なのだろう・・チュウニジア、アルジェリアの人た
ちに比べると陰の部分を感じざるを得ないかな・・。わたしの独断的感想。

2015年5月7日木曜  はれ20℃   はれ30℃
早めのフェリー乗り場にいっておこう・・。ホテルを12時半に出発・・お世話になり
ました。

ホテルのスタッフが見送りに出てくれた。あれれ・・ナビの案内はチュニス市内手前か
ら右に入っていく・・近道だろか・・安いだろうから最後の給油しておこう。

スタンドのみなさんと写真におさまる。フェリー乗り場じゃなくてコンテナの倉庫群
に迷い込んで・・ナビも迷っている。コンテナ従業員の人に目の前を走っている道に出
て・・「フェリー乗り場に行きたい」

「ぐるーっと回って」行け・・一人が「そこの」・・地元の人たちが細い抜け道を作っ
ている道に入って行け・・ありがとう。転倒しないようにオートバイの後ろについてき
てもらってハイウェイの道に出ることができた。

2時前に着くだろうと思ってきたがとっくに2時を過ぎている。あせってっ来る。フェ
リー乗り場と思っていた場所・・「ここではない」右に回って1キロ・・・着くことが
できるだろう不安がつのる。東京の広い「晴海ふ頭」みたいな場所である。

ロータリーで止まってふたたび「イタリア・フェリー乗り場」は・・真っすぐ行ったとこ
ろだ。それらしき場所についた・・「こっち・こっち」手招きしている・・「イタリア・
シシリトウ」ここでいいのか・・「OK」ここだ。

例の国境にもいる「指南役」の人らしい。指示に従って中フェリー乗り場に入って待ち
合わせ駐車場に止める。

指南役が「こっちへ」・・「チケット」はある・・「違う」控えを見せると・・この控
えを見せて「チケットを発行してもらえ」ついて行くと「チェックイン」窓口。

あれー・・前回下見をしに来た時入ったオフィスだ。ボディチェックを受け「チェック
イン」窓口へ。

チケット販売所で発行してもらったコピー控えを出して・・本物の「フェリーチケット」
はここで発行しているのだった。チケット販売所の女性が話した言葉がここに来て初め
わかった。

指南役に10デナ650円を渡した・ありがとうございました。15時を過ぎた・・出
発は17時。出発を待つ・・出発の17時を過ぎた・・19時なってようやく門が開い
た。

出国手続き・・1時間かかって終了と思いきや・今度は荷物の点検、積み込んだ荷物を
開けて・・再び積み返す、わたしにとってはなんとも時間がかかる面倒この上なしの作
業だ。

すべて終わった・・あともパスポート・・点検・・点検・・点検・・乗船したのは20
時前・・。ベッド寝室はもったいないので・・船内のレストランで食事代にした。

床に寝ていたがどうも硬すぎて身体が痛い・・3っつのイスひじ掛けをあげてイスに寝
る。チュウニジアに来て二ヶ月半・・とうとう日本人(日本大使館員以外)会うことが
なかった









2015年5月8日金曜    」はれ   はれ
出発が3時間遅れたので到着も遅れるだろうと・・思っていたが・・他の人たちが下船
の準備をはじめている・・スタッフに聞くと「もうすぐ到着だ」歯みがきだけ終わらせ
て急いでオートバイの場所に降りて行く。


時間どうり7時の到着・・イタリア入国手続きは船内レセプションに係官が来て・・ス
タンプを押す。イタリア・シシリ島に8時前に下船。走りだして銀行でお金おろすのを
忘れていた。地元の人にATMを聞き出す・・市内まで戻って・・サンキュウ。

走りだした元のところに舞い戻り・・一軒目・・ダメ、二軒目もダメ・・「シティバン
カード」銀行の中に入って「どうして」ダメなのか・・言葉がわからないらしい。

仕方ない「クレジットカードで現金を手にする。銀行まで歩くのに観光客相手の馬車馬、
リキシャ・・呼び込みの若者がたむろしている・・チュニジアに比べて一目でわかる「ガ
ラの悪そうな顔つき」あまりにしつこいので「うれせー」。

きょうはメッシーナ(messina)イタリア本土へのフェリーが出ている港まで・・約250
キロ。山の中を走る・・トンネルが出てくる・・トンネルの連続・・ほとんど左に出て
る地中海。

12時15分についた。この港は15時の出港らしい・・ひんぱんに出ている・港は3
キロの場所と教えてくれる。その場所についた・・13時出港。船内のスタッフに到着
港の先まで走って・・泊りたいが。「6キロ走ったところにいい場所がある」ありがとう。

イタリア・本土・・つま先の港・ビラ・サンジョパニ港港についた。6キロ走ってホテ
ルに泊ってもしょうがない、すぐ近くにあった駅前ホテル・・きょうはここに泊ってあ
したに備えよう。

「朝めし」いらないから50ユーロを40ユーロ6500円にまけてもらって・・やっ
ぱりたけ―なー。マーケットで食料の買い出し・・8ユーロ1000円。

ゆうべからゆっくり寝てないのでメールは見ただけ・・返事は出来ないほど疲れた。あ
した朝6時に出るからとホテルに話して寝る。

あした雨が降らなければいいがな。

2015年5月9日土曜  くもり15℃    くもり・・はれ 20℃
5時に起きてジャスト8時に駅前ホテルを出発。イタリアのつま先(ビラ・サンジョパニ)
から・・かかとのアキレスケンあたりの港(ブリンデイィジ)まで450キロ走る。

狭い山のカーブ多いハイウェイ・・左にいつまでも出てくる青い海地中海、足の甲あた
りから山越えて今度は足の土ふまずに沿岸に渡る、今度は右手に地中海が出てきた。

前回走って覚えていた、頭が「足らんとTaranto」の標識が出てきた。ブリンディジの
港についた。13時20分。

かすかに覚えているフェリー乗り場に行くが前回チケットを買った売り場はない・・
地元の人に聞くがわらない。

パトカーが来た「ソーリ」ギリシャに行く「フェリー乗り場を教えてほしい」・・両手
の甲を動かして、パトーカーの「うしろについてこい」ありがたい・・途中で止まった


・・二人降りてきたちょっとまて「あと一台のパトカー」がすぐに来た・・あのパトカ
ーについて行け・・どうしてかわからないが替わったパトカーについて行く。

2,3分でフェリー乗り場についた。ありがとうございました。わかりにくい場所にフ
ェリー乗り場はあった。前回と違ってチケット売り場もすぐ近くにあって便利になって
いる。

ギリシャ・イゴウメニツァ(Igoumenitsa)までのチケット。今日の20時出港(4時
到着)を買って朝からなにも喰ってないのでマーケットに買い物に・・市内に戻って行
く途中また別のパトカーに「マーケット」を聞く・・

マーケット前まで引っ張ってもらった・・すみませんでした、ありがとうございました。
フェリー乗り場の近くのロータリー芝生で食事今14時だ・・フェリー集合時刻18時
までまだまだ時間がある。

靴を脱いでゆっくりできる。再びフェリー売り場に戻って横になる。18時になってフ
ェリー乗り場に行くとすでに乗り込んでいるトラック、マイカーなど・・出国手続きは
「無し」だ・・これは楽でいい。

このフェリーも寝室はない・・イスを使って寝ることになる・・イスはどこも空いてい
る。四つ並んイスに横になって休む。

常連の人たちだろう・・は布団を持ち込んでフロアーで休む人たちもいる。この港から
は毎日運航していて土曜は二回運航している。

ギリシャ行きは何日か待つのかと思ってきたが・・前回と違って毎日運航しているので
助かった。







2015年5月10日日曜   はれ5℃   はれ15℃
時刻通り4時に到着・・駐車場でナビを入れる・・こんなにスムーズに走れるとは思っ
ていなかったので「ナビ」入れるのも間に合わない早さでギリシャについた。

入国手続きもなし・・そのまま・・高速道路に出て走ることができた。お月さんが出
ている。

夜走るのは久しぶりで怖さを感じる・・そろそろと走り始める。ようやく明るくなっ
て100キロ~120キロで速度を上げる。

イタリアと違って道幅が広いので走りやすい。日曜だからなのか・・車は走ってない
のかと思うほど少ない・・。

それにしても寒い・寒いジャンバーは着こんでいるのだがそれでもまだ寒い・・雨が
っぱを着こんで走る。

どうにか寒さをふさげる。100キロ走ってもガソリンスタンドが出てこない・・こ
んな山の中にあるのかな・・不安になってきた。

マイカーを止めて「スタンドの場所を聞く」「10キロ先にある」ありがとう・・助
かった。しかし10キロ走ってもない・・料金所に来た。ガソリンスタンドは「30
キロ先」に・・。

反対側にはあるがこっちの道路にはない「じゃないか」スタンドの標識が出てきた・・
いったん高速から下りて給油する仕組みになっているようだ。

2000キロ走って、ぎりぎりでリもうすぐザーブを使うところだった。リザーブ入
れて総体では270キロ~最高で300キロぐらでガス欠になる。

これはオーストラリアで予備タンクを積んで2度テストしたことがある。最近はテス
トする時間もないでどのくらい走れるのか、実際はつかめていない。これまで世界を
走ってきてガス欠になったことは一度もない。

朝の内パラパラと雨が来たがそのあとは晴れて気持ちがいい・・道は広いし・・車
はまったく少ない。

三度目の早めに給油・・すべてのスタンドはいったん高速から下りて給油する。ナ
ビに正式に入れて変えて出発・・料金所で「バック・バック」と叫んでいる・・

なんとスタンドにリックを忘れて来たのだ・・あーしまったぁ。「7キロ先でUター
ンして戻れ」と料金所の女性・・ここまで22キロ走っている。+7キロ・・29
キロ地点がスタンドだ。

スタンドについたスタンドから料金所に電話を入れてもらったようだった、気付か
ずに走っていたら大変なことになった。ありがとうございました。

22キロでよかった。今日も朝からコーラだけで走ってきた・・食事休憩12時・
・昼寝。

これまで450キロ走ってきた・・。120キロイーブンで走ってきた・・いつの
間にか自然に100キロに落ちてきた。

これは疲れている証拠だ・・120キロにいったん戻してもいつの間にか100キ
ロに落ちてくる・・自分も限界を感じる・・もう走りたくない・・気持ちが強い。
・・・
4回目のガソリンスタンドに寄った・・田舎の静かんところだ・・この近くに宿な
んかないかな。

スタンドのおやじさんに「ホテルありませんかね」10キロ先アレキサンドリア
にある。

3軒も4軒もあると・・田舎の町だと思っていたらちょっとした街に入った、や
たらにガススタンドが多い町、地元の人に「ホテル」は・・オレのあとについて
こい・・すぐについた。

○○ホテル・・疲れた高くてもいいこのホテルに泊ろう30ユーロを25ユーロ
に負けてもらった。

こぎれいなホテル、エレベーターがついていてよかったぁー荷物をあげるのが辛
いんだ・・・洗たくをすませて・・出前のスパゲティを注文・・ビールの買い置
きを飲む。

シャワーを浴びて・・早めに寝る。あしたの移動はしたくない・・あと一泊しよ
う。今日は600キロぐらい走ってきたろう(あとで調べてみたら678キロ)。























2015年5月11日月曜    はれ    はれ
朝方寒い寒い・・毛布を押し入れから出してかけた・・シュラフを使っているが
それでも寒さを感じた。

せっかく暖かくなってきたと思っていたのに、ギリシャ、トルコ地方のこれが普
通の気候なのかな。朝がた、地中海・・沿岸まで散歩2,3分の距離・・スーパー
を確かめてホテルに戻る。ネットに写真の取り込み、メモから日記書き込み4日分。

2015年5月12日火曜   はれ15℃   はれ20℃
きのうの朝と違って寒さは感じなかった・・6時半に起きて出発準備・・トルコ・
イスタンブルに向けて8時にホテルを出発・・

いきなり道に迷う・・細い田舎道に入りこんでしまった。高速道路に入った・・
どうも違う感じだ。地中海が右に見えなくてはならないのに左に・・反対車線に入
っていいるようだ、19キロは行ってUターン本線に戻った。

トラックが止まっている・ずらーっと並んで停まっている・国境についたようだ。
ギリシャ側はパスポートを見せて出国スタンプでおしまい。

次はトルコ側へ・・橋を渡って、あぁーこの橋は見覚えがある・・国境の橋だ。
2001年2月通ったことがある。

その時はトラックの陰に隠れて国境のはしを撮った、そのころはユーロ圏が出来た
ばかり。

今回は国境警備隊はいても写真を簡単に撮らせてもらい・・なおかつ警備隊の人
に写真を撮ってもらうことができた。

なんとなく緊張感は解けていく感じだ。トルコ側で「グリーンカード」(ユーロ圏
の自動車保険)を持っていなかったので買わる・・38ユーロ4300円ぐらいか
な・・

トルコ入国手続きに1時間程かかった。朝から強い風が続いている中車の少ない
高速道を走る。工事中のため片側車線がひんぱんにでてくる。

途中から道路も走りやすくなった。これまでガラガラだった高速・・イスタンブ
ル・市内に入ったとたん大渋滞・・今1時。

魚センターで昼めしを予定していた・・海岸を走っても、走っても前回来た魚セ
ンターが出てこない。

タクシーの運転手さんに聞くと・・ありそうな説明だったがとうとう海岸には
なくて、アヤ寺院が見えるイスタンブル・中心まで来た。

橋のたもとにオートバイを止めて橋の下にあった鮮魚センターで遅い昼飯。観光
客が結構きている・・にぎやかな雰囲気。

地元の人が安いホテルが集まっている・・タクシンとか言ってた地区を教えても
らった。30ユーロ値切って20ユーロ・2600円のホテルに泊まることにし
た。

第8次・71才・オートバイひとり旅・・アフリカ・チュニジアからイタリア~ギリシャ~トルコへ一気走り

2015年05月13日 | 119カ国・35万km・国境181カ所走


チュニジアのみなさんお世話になりました
2015年5月6日水曜   はれ     はれ
朝の軽い体操をすませて・・出発準備を終えているのでのんびりと一日過ごす。あした
ホテル代支払いのため銀行でおろす。

2月23日入国・・着いたときはどうしてこんなに寒いのだろうかと・・震えていた・
・今は暑い日が続くようになってきた。それから2か月半・・チュニジアにお世話にな
った。

エジプトとは違う、モロッコとも違う・他のアフリカの国とも違う・・ヨーロッパに近
い感じなのかな・・もちろんヨーロッパの人たちよりひと当たりが良くて人間的な感じ
がする。

もっと素朴さを感じたのは隣のアルジェリアの人たち・・親しみのあるなんとも言えな
い日本的以上、田舎のとなりのおばさんみたいな人たちだったなー子供たちや赤ちゃん
連れの家族旅行の多かったのもアルジェリアの人たちだった。

アルジェリアに行きたかったがビザがとれなくて残念。一カ月泊った最初のホテルに療
養に来ていた車イスや松葉杖で過ごしていたリビアの人たちも非常に親しみを感じてい
た。

いま振りかえってみると内戦の影響なのだろう・・チュウニジア、アルジェリアの人た
ちに比べると陰の部分を感じざるを得ないかな・・わたしの独断的感想。

2015年5月7日木曜  はれ20℃   はれ30℃
早めのフェリー乗り場にいっておこう・・。ホテルを12時半に出発・・お世話になり
ました。ホテルのスタッフが見送りに出てくれた。

あれれ・・ナビの案内はチュニス市内手前から右に入っていく・・近道だろか・・安い
だろうから最後の給油しておこう。

スタンドのみなさんと写真におさまる。フェリー乗り場じゃなくてコンテナの倉庫群に
迷い込んで・・ナビも迷っている。

コンテナ従業員の人に目の前を走っている道に出て・・「フェリー乗り場に行きたい」
「ぐるーっと回って」行け・・一人が「そこの」・・地元の人たちが細い抜け道を作っ
ている道に入って行け・・ありがとう。

転倒しないようにオートバイの後ろについてきてもらってハイウェイの道に出ることが
できた。2時前に着くだろうと思ってきたがとっくに2時を過ぎている。あせってっ来。
東京の広い「晴海ふ頭」みたいな場所である。

ロータリーで止まってふたたび「イタリア・フェリー乗り場」は・・真っすぐ行ったとこ
ろだ。それらしき場所についた・・「こっち・こっち」手招きしている・・「イタリア・
シシリトウ」ここでいいのか・・「OK」ここだ。

例の国境にもいる「指南役」の人らしい。指示に従って中フェリー乗り場に入って待ち
合わせ駐車場に止める。

指南役が「こっちへ」・・「チケット」はある・・「違う」控えを見せると・・この控
えを見せて「チケットを発行してもらえ」ついて行くと「チェックイン」窓口。

あれー・・前回下見をしに来た時入ったオフィスだ。ボディチェックを受け「チェック
イン」窓口へ。

チケット販売所で発行してもらったコピー控えを出して・・本物の「フェリーチケット
」はここで発行しているのだった。チケット販売所の女性が話した言葉がここに来て初
めわかった。

指南役に10デナ650円を渡した・ありがとうございました。15時を過ぎた・・出
発は17時。出発を待つ・・出発の17時を過ぎた・・19時なってようやく門が開いた。

出国手続き・・1時間かかって終了と思いきや・今度は荷物の点検、積み込んだ荷物を開
けて・・再び積み返す、わたしにとってはなんとも時間がかかる面倒この上なしの作業だ。

すべて終わった・・あともパスポート・・点検・・点検・・点検・・乗船したのは20時
前・・。ベッド寝室はもったいないので・・船内のレストランで食事代にした。

床に寝ていたがどうも硬すぎて身体が痛い・・3っつのイスひじ掛けをあげてイスに寝る。
チュウニジアに来て二ヶ月半・・とうとう日本人(日本大使館員以外)会うことがなかっ
た。

2015年5月8日金曜    」はれ   はれ
出発が3時間遅れたので到着も遅れるだろうと・・思っていたが・・他の人たちが下船の
準備をはじめている・・スタッフに聞くと「もうすぐ到着だ」歯みがきだけ終わらせて急
いでオートバイの場所に降りて行く。

時間どうり7時の到着・・イタリア入国手続きは船内レセプションに係官が来て・・スタ
ンプを押す。イタリア・シシリ島に8時前に下船。

走りだして銀行でお金おろすのを忘れていた。地元の人にATMを聞き出す・・市内まで戻って・・サンキュウ。

走りだした元のところに舞い戻り・・一軒目・・ダメ、二軒目もダメ・・「シティバンカード」銀行の中に入って「どうして」ダメなのか・・言葉がわからないらしい。仕方ない「クレジットカードで現金を手にする。銀行まで歩くのに観光客相手の馬車馬、リキシャ・・呼び込みの若者がたむろしている・・チュニジアに比べて一目でわかる「ガラの悪そうな顔つき」あまりにしつこいので「うれせー」。

きょうはメッシーナ(messina)イタリア本土へのフェリーが出ている港まで・・約250キロ。山の中を走る・・トンネルが出てくる・・トンネルの連続・・ほとんど左に出てくる地中海。12時15分についた。この港は15時の出港らしい・・ひんぱんに出ている・港は3キロの場所と教えてくれる。その場所についた・・13時出港。船内のスタッフに到着港の先まで走って・・泊りたいが。「6キロ走ったところにいい場所がある」ありがとう。

イタリア・本土・・つま先の港・ビラ・サンジョパニ港港についた。6キロ走ってホテルに泊ってもしょうがない、すぐ近くにあった駅前ホテル・・きょうはここに泊ってあしたに備えよう。「朝めし」いらないから50ユーロを40ユーロ6500円にまけてもらって・・やっぱりたけ―なー。マーケットで食料の買い出し・・8ユーロ1000円。ゆうべからゆっくり寝てないのでメールは見ただけ・・返事は出来ないほど疲れた。あした朝6時に出るからとホテルに話して寝る。

あした雨が降らなければいいがな。

2015年5月9日土曜  くもり15℃    くもり・・はれ 20℃
5時に起きてジャスト8時に駅前ホテルを出発。イタリアのつま先(ビラ・サンジョパニ)から・・かかとのアキレスケンあたりの港(ブリンデイィジ)まで450キロ走る。狭い山のカーブ多いハイウェイ・・左にいつまでも出てくる青い海地中海、足の甲あたりから山越えて今度は足の土ふまずに沿岸に渡る、今度は右手に地中海が出てきた。前回走って覚えていた、頭が「足らんとTaranto」の標識が出てきた。

ブリンディジの港についた。13時20分。かすかに覚えているフェリー乗り場に行くが前回チケットを買った売り場はない・・地元の人に聞くがわらない。パトカーが来た「ソーリ」ギリシャに行く「フェリー乗り場を教えてほしい」・・両手の甲を動かして、パトーカーの「うしろについてこい」ありがたい・・途中で止まった・・二人降りてきたちょっとまて「あと一台のパトカー」がすぐに来た・・あのパトカーについて行け・・どうしてかわからないが替わったパトカーについて行く。

2,3分でフェリー乗り場についた。ありがとうございました。わかりにくい場所にフェリー乗り場はあった。前回と違ってチケット売り場もすぐ近くにあって便利になっている。ギリシャ・イゴウメニツァ(Igoumenitsa)までのチケット。今日の20時出港(4時到着)を買って朝からなにも喰ってないのでマーケットに買い物に・・市内に戻って行く途中また別のパトカーに「マーケット」を聞く・・マーケット前まで引っ張ってもらった・・すみませんでした、ありがとうございました。

フェリー乗り場の近くのロータリー芝生で食事今14時だ・・フェリー集合時刻18時までまだまだ時間がある。靴を脱いでゆっくりできる。再びフェリー売り場に戻って横になる。18時になってフェリー乗り場に行くとすでに乗り込んでいるトラック、マイカーなど・・出国手続きは「無し」だ・・これは楽でいい。このフェリーも寝室はない・・イスを使って寝ることになる・・イスはどこも空いている。四つ並んイスに横になって休む。

常連の人たちは布団を持ち込んでフロアーで休む人たちもいる。この港からは毎日運航していて土曜は二回運航している。ギリシャ行きは何日か待つのかと思ってきたが・・前回と違って毎日運航しているので助かった。

2015年5月10日日曜   はれ5℃   はれ15℃
時刻通り4時に到着・・駐車場でナビを入れる・・こんなにスムーズに走れるとは思っていなかったので「ナビ」入れるのも間に合わない早さでギリシャについた。入国手続きもなし・・そのまま・・高速道路に出て走ることができた。お月さんが出ている。夜走るのは久しぶり・・そろそろと走り始める。ようやく明るくなって100キロ~120キロで速度を上げる。イタリアと違って道幅が広いので走りやすい。日曜だからなのか・・車は走ってないのかと思うほど少ない・・。

それにしても寒い・寒いジャンバーは着こんでいるのだがそれでもまだ寒い・・雨がっぱを着こんで走る。どうにか寒さをふさげる。100キロ走ってもガソリンスタンドが出てこない・・こんな山の中にあるのかな・・不安になってきた。マイカーを止めて「スタンドの場所を聞く」「10キロ先にある」ありがとう・・助かった。しかし10キロ走ってもない・・料金所に来た。ガソリンスタンドは「30キロ先」に・・。反対側にはあるがこっちの道路にはない「じゃないか」

スタンドの標識が出てきた・・いったん高速から下りて給油する仕組みになっているようだ。2000キロ走って、ぎりぎりでリもうすぐザーブを使うところだった。リザーブ入れて総体では270キロ~最高で300キロぐらでガス欠になる。これはオーストラリアで予備タンクを積んで2度テストしたことがある。最近はテストする時間もないでどのくらい走れるのか、実際はつかめていない。これまで世界を走ってきてガス欠になったことは一度もない。

朝の内パラパラと雨が来たがそのあとは晴れて気持ちがいい・・道は広いし・・車はまったく少ない。三度目の早めに給油・・すべてのスタンドはいったん高速から下りて給油する。ナビに正式に入れて変えて出発・・料金所「バック・バック」なんとスタンドにリックを忘れて来たのだ・・あーしまったぁ。「7キロ先でUターンして戻れ」と料金所の女性・・ここまで22キロ走っている。+7キロ・・29キロ地点がスタンドだ。

スタンドについたスタンドから料金所に電話を入れてもらったようだ、気付かずに走っていたら大変なことになった。22キロでよかった。今日も朝からコーラだけで走ってきた・・食事休憩12時・・昼寝。これまで450キロ走ってきた・・。120キロイーブンで走ってきた・・いつの間にか自然に100キロに落ちてきた。これは疲れている証拠だ・・120キロにいったん戻してもいつの間にか100キロに落ちてくる・・自分も限界を感じるもう走りたくない。

4回目のガソリンスタンドに寄った・・田舎の静かんところだ・・この近くに宿なんかないかな。
スタンドのおやじさんに「ホテルありませんかね」10キロ先アレキサンドリアにある。3軒も4軒もあると・・田舎の町だと思っていたらちょっとした街に入った、やたらにガススタンドが多い町、地元の人に「ホテル」は・・オレのあとについてこい・・すぐについた。○○ホテル・・疲れた高くてもいいこのホテルに泊ろう30ユーロを25ユーロに負けてもらった。

こぎれいなホテル、エレベーターがついていてよかったぁー荷物をあげるのが辛いんだ・・・洗たくをすませて・・出前のスパゲティを注文・・ビールの買い置きを飲む。シャワーを浴びて・・早めに寝る。あしたの移動はしたくない・・あと一泊しよう。今日は600キロぐらい走ってきたろう(あとで調べてら678キロ)。

2015年5月11日月曜    はれ    はれ
朝方寒い寒い・・毛布を押し入れから出してかけた・・シュラフを使っているがそれでも寒さを感じた。せっかく暖かくなってきたと思っていたのに、ギリシャ、トルコ地方のこれが普通の気候なのかな。朝がた、地中海・・沿岸まで散歩2,3分の距離・・スーパーを確かめてホテルに戻る。ネットに写真の取り込み、メモから日記書き込み4日分。

2015年5月12日火曜   はれ15℃   はれ20℃
きのうの朝と違って寒さは感じなかった・・6時半に起きて出発準備・・トルコ・イスタンブルに向けて8時にホテルを出発・・いきなり道に迷う・・細い田舎道に入りこんでしまった。高速道路に入った・・どうも違う感じだ。地中海が右に見えなくてはならないのに左に・・反対車線に入って走っているようだ。10キロ走って本来高速に乗ることができた。トラックが並んでいる・・国境についた。ギリシャ側はパスポートを見せて出国スタンプでおしまい。

次はトルコ側へ・・橋を渡って、あぁーこの橋は見覚えがある・・国境の橋だ。2001年2月通ったことがある。その時はトラックの陰に隠れて国境のはしを撮った、そのころはユーロ圏が出来たばかり。今回は国境警備隊はいても写真を簡単に撮らせてもらい・・なおかつ警備隊の人に写真を撮ってもらうことができた。なんとなく緊張感は解けていく感じだ。トルコ側で「グリーンカード」(ユーロ圏の自動車保険)を持っていなかったので38ユーロ4300円ぐらいかな・・

買わされてトルコ入国手続きに1時間程かかった。朝から強い風が続いている中車の少ない高速道を走る。工事中のため片側車線がひんぱんにでてくる。途中から道路も走りやすくなった。これまでガラガラだった高速・・イスタンブル・市内に入ったとたん大渋滞・・今1時。魚センターで昼めしを予定していた・・海岸を走っても、走っても前回来た魚センターが出てこない。

タクシーの運転手さんに聞くと・・ありそうな説明だったがとうとう海岸にはなくて、アヤ寺院が見えるイスタンブル・中心まで来た。橋のたもとにオートバイを止めて橋の下にあった鮮魚センターで遅い昼飯。観光客が結構きている・・にぎやかな雰囲気。地元の人が安いホテルがる・・タクシンとか言ってた地区を教えてもらった。30ユーロ値切って20ユーロ・2600円のホテルに泊まることにした。

第8次・71才・オートバイひとり旅・チュニジアからイタリア~ギリシャ~トルコまで一気走り

2015年05月13日 | 119カ国・35万km・国境181カ所走
5月7日チュニジア・チュニス港を出てイタリア・シシリ島~
イタリア本土~ギリシャ~きょう12日トルコ・イスタンブル
につきました。

寝るのはフェリー船の中・・疲れました・・細かいことは・・
またあしたか、あさって・・。