松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島~中東~東欧・横断・縦断8月15日~20日

2014年08月22日 | 赤道直下と陸路国境148か所
モルドバからルーマニア横断・・ハンガリーブダペスト・まで来ました。ここはハンガリー入国手続き・・






2014年8月20日水曜    はれ18℃    ハンガリー20℃     雨20℃
朝6時に出発・・となりの国ハンガリー・ブタペストを目指す・・きょうは行けるところまで・・。
ネット環境が悪くキロ程がわからない・・500キロ以上はあるだろう。

片側一車線のカーブの多い道路が続く・・街に入ると50キロ・・街を過ぎると80キロ100キロ
で走れるいい道路・・国境の街についた・・

ハーレーのオートバイに「ソーリ・ブタペスト・・」オレの「あとについてこい」「サンキュウ」・。

走っていたE60とは違って・・途中から左に入った。ここから真っすぐ走ると「カスタム・国境」
に突きあたるからと・・停まってていねいに説明してくれた。

ありがとう・・泊ったホテルから300キロぐらいで国境についた。ルーマニア国境・・もぬけの殻
・今まで使っていたカスタム事務所はガラガラでだれもいない。









写真を取りながら素通り・・ハンガリーの国境についた。ここでは車が並んでいる。車の荷物を調べ
てすぐにおしまいの車・・中にはパーキングで荷物を調べられている車もある。

オレも荷物を開けられるのかと心配したが20分ぐらいで入国出来た。昼飯休憩・・いま12時。レ
ストランの人にブタペストまでのルートを聞く。

案内地図にアウトバン・高速道路までのキロ程を書いてくれた・・ここからあと300キロだ。途中
ガススタンドで子供、家族連れライダー集団と会った。

ブタベスト・これから雨・・あしたも雨とありがたくないが・・アドバイス情報ありがとう。アウト
バンの道に入るのにトラック、マイカーに聞く・・。最後オートバイの人に入口までひっぱてもらっ
た。

きょうもついていたな・・国境の手で・・ハイウェイの手前で偶然にオートバイ仲間に2回も助けら
れた。案の定雨が降ってきた・・ハイウェイのパーキングに入りカッパに着替える・・完全装備終わ
った・・さー雨よー来い

こんなものだ・・すぐに雨があがった。120キロ平均で走る・・車が少ないなー。ブタベスト市内
に16時半についた・・予想どうりの時間。

途中のレストランで予約したゲストハウスのアドレスを見せてタクシーに案内してもらう。街の中心
にあるホテル。駐車場がない・・となりの駐車場・・一日4500・・まだ通貨の計算はできないが
・・高すぎだ・・無料の駐車場のある別のホテルを探そう。

とりあえず一泊してあした移ることにした、2000円。今のゲストハウスドミトリー1300円・・
若い人ばかりで雰囲気はいいが・・キッチン・食堂なし・金がかかる。

中国系の人かと思った食堂はベトナム出身だった。アメリカを唯一倒した世界一強い国ベトナムだね、
・・・笑ってそうだそうだ・・。中華料理は久しぶり・・でうまかった。

夜9時を過ぎたら花火があがっている・・ぞろぞろ歩いて行く・・川に向かっているのだろうか。相部
屋6人・・イングランド男女3人、戻ってこないうちに早めに電気を消してベッドに入る。







8月19日火曜       はれ       はれ
朝9時半ホテルのレセプションから部屋に電話・・フロントの下りてみると「ジョーブ」さんが来ていた。
きのうホテルまで案内してくれた大学生。

「スタンド・フィニッシュ」・・「OK・フィニッシュ」・・着替えて彼のオートバイで「ペーターさん」
宅に向かう。すでにスタンドは取り付けが終わっていた。

「おーこんなに早く修理が出来たんだ」ありがとうございます。無理にスタンドに負担をかけないように
・・いつものようにしていれば大丈夫とペーターさん。

「お金はいくらですか」「ノー、いらないと」それにペーターさんのオートバイクラブのTシャツまでい
ただいた。イヤーほんとうにありがとうございました。

ジョーブさんとホテルに戻る・・彼は二日間も世話するとは思ってもいなかったでしょう。ホテルに案内
したばっかりに・・迷惑をかけてしまった。

ガソリン代を受け取ってとほしいと金を渡そうとしたが「ノーノー」と受け取ってもらえなかった。それじ
ゃ・・きょうの夕方飲もう・・5時にホテルで待っていますから。

ありがとうございました。スタンドが折れて・・一瞬・・頭が真っ白になったのに・・次の日にスタンドが
直っていた。

イヤーどうなっているのだろうか・・見知らぬ国で見知らぬ「人」同士・・助けてもらって感謝・感謝・申
し訳ない気持ちである。

フロントで待っていると・・ぴったり5時に大学生のジョーブさんがホテルに見えた。となりのレストラン
へ。あなたの顔・・「ヨーロッパ」だね。

パパ、ママハンガリー・ブタペスト出身とか・・両親60才・・妹21才・・。彼のメールでパソコンのフ
ェースブックに入れてもらった・・ペーターさんのも、いっしょに登録してお気に入りに入れた。7時頃こ
れからもよろしくと・・・別れる。ありがとうございました。








オートバイのスタンド本体の根元が「パキーン」と折れてしまった
8月18日月曜   朝はれ    山越え霧・寒いさむい     午後はれ
ルーマニア二日目・・どっちの道を走るのだろうか・ネット環境が悪くて地図が出てこない・・手書きで書
き込んで聞きながら走ろう。

ホテルのガードマンに地図を見せるとそこの道から南の方へと教えてくれた。ひとまず安心・・5時45分
に出発。とりあえず「ブラショウBrasov」180キロ・・きょうは暑くなりそうだ・・

真っ青の空。山の中に入っていく・・狭いカーブが続く・・しかし道路はいい。イヤー寒い寒い・・霧がか
かって前が真っ白・・5℃を温度計がさしている・・寒いわけだ。








街に降りても寒さはおさまらない、次のガススタンドでカッパを着こもう。目標のブラショウの街に入った。
ここまで180キロを4時間かかっている。

地図を見せて次の目標の街「ツルグモレスTarg Mures」・・そのあとの「オラデアOradea」まで・・。スタ
ンドのおじさんしばらくして・・自分で地図を書き込んでくれた。

近くのロータリーはこまかくわかりやすい・・一目瞭然・・遠いところは「次の街で聞けと」さすがだ。あり
がとうございました。安心して走れる・・感覚としては元の道に戻っているような感じ・・。

二度も三度も聞き直す「ツルグ・・」この道をまっすぐ・・OKだ。ここまでは南に走ってきた今度は北に向
かって走ることになる。

南北の道はあるが東西の道はないルーマニア。カッパは着なくてもいい・・いい天気になってきた。片側一車
線だが道路はいいし晴れて気持ちよい。

途中食事休憩・・ツルグモレスまで100キロ・・到着は2時になる、きょうはここまでにしよう。天気は
いいが温度が上がらない・・高原だからだろうかジャンバーは脱げない。「ツルグ・・」の市内についた
14時だ。

いつものように・・・初めて見たスズキ・オートバイの青年を止めてホテルを教えてほしい。彼はOKと走
りだした。一軒目高そうなホテルだな・・「ソーリ、スモール、デスカウント」もっと小さいホテルは・・

二軒目ここならよさそうだ・・ホテルの駐車場に入れ直そうとしたとたん「パキーン」とスタンドが折れて
しまった・・ありゃ・・。

ホテルのパーキング、スタッフとオートバイの彼に手伝ってもらい起こす、とりあえず壁にハンドルをあて
て駐車。スタッフに溶接屋まで・・行くからタクシーを呼んでくれ。

荷物をフロントに預けて・・宿泊手続きの最中にタクシーが来たとスタッフが呼びに来た。14時30分に
ついて・・15分しか経ってない・・早いなー。

タクシーのうしろについて「メカニック」へ・・自動車修理工場だ。いろいろ検討してもらっているようだが、
パソコンの「翻訳・・音声」を「ここでは」「溶接できない」と聴かされる。

会社の知り合いに「メカニック」がいる・・もうすぐ来るから・・。スクーターでその知り合いがやってきた。
さっきひっぱてくれたオートバイのお兄ちゃんもやってきた、メカニックとは知り合いではなさそうだ。

ホンダの会社はこの街にはない・・首都ブカレストまでいかないとないと・・。メカニックの自宅までついて行
く。スタンドの本体をはずして・・「きょう、溶接は無理だ」と・・「溶接屋しても大丈夫」と聞く・・「ノン
プレグラム・・」大丈夫らしい・。

メカニックの名前が「ペーター」オートバイのお兄ちゃんは「ジョウブ」と・・。「ワイフ・チルドレン」は・・
ペーターさんはまだ結婚してなくてひとり者・・ここは両親の家だと・・

話しながら・・折れた「スタンド・本体を」溶接屋に持って行くのだろうかスクーターで出かけた。直ったら
ペーターさんがオートバイのお兄ちゃんに電話してホテルまで迎えに来てもらうようだ・・。

わたしはオートバイのお兄ちゃんに乗せてもらいホテルまで戻った。いやーありがとうございました。最悪
の場合日本に連絡して「スタンド本体」を取り寄せる・・するとしばらくここにとどまることになるのか
・・など考えた・・。

まぁ・・どうなるか・・あしたを待つことにしよう。ホテルの名前は「コンチネンタル・ホテル」部屋に戻
ってわかった。一泊29ユーロ・・・いくらだろうか・・今120円ぐらいか、だとすると4000円?










ルーマニアに入る
8月17日日曜   はれ    くもり  雨  くもり  肌寒いルーマニア
5時45分モルドバ・キシナウのホテルを出発・・ルーマニアに向かう・・きょうは行けるところまで・・。
キシナウ市内から出る道・・

「この道・ルーマニア」・・違う・・「Uターンして左へ」きのう確認したグーグル地図・・違って
いるようだ。タクシーに「ルーマニア」は・・オレの「あとについてこい」・・朝が早い・・日曜日・・
車少ない。

10キロ以上もひっぱてもらった・・。・「ハウ・マネー」「ノーノー」と受け取らない・ありがとう
ございました。

片側一車線・・道は狭い・・道路の状態はいい方。70~80キロで走れる・・ガタガタがないので気
持ちよく走れる。

道はこうでなくちゃなー。7時40分・・国境についた。モルドバ出国手続き・・15分。次ルーマニ
ア国境・・結構車が並んでいるのだが・・係官が一番目前に出てこいの指図・・みなさんに悪い気持ち
があるが・・言われままトップに。

手続き終了・・と思ったのに年とった係官が・・オートバイの荷物を「開けろ」ときた・これが一番面
倒なのだ・・おれと同じで「くそったれおやじ」しょうがない・・

ぶつぶつ言いながら荷造りのチューブをはずして「見せた」荷物に手を突っ込んで・・「検査」なのか
・・たったそれだけで終わり・・荷造りは・・一旦ほどいたら・・・

これからがまた大変なのだ時間がかかるのだ「このくそったれめが」・・でかい声で荷造りを始める・・。
係官が「シー・シー」静かに・・くちびるにあてるすぐさ・・かまうことなんかあるもんか・・「このく
そったれめ」・・・

係官が近づいてきた・「ルーマニア」ボーダー・・「ワールド、ワーストナンバーワン最低」だ・・

自分が気にくわないと「いつも使う」言葉「このばかすけが・・「捨てゼリフ」を日本語で吐き出して
・・バイバイ。ルーマニア手続きが終わったのが2時間もかかっていた。

ここから先はヨーロパヘ・・全く予定していない、どこの国どの場所を通ることになるか、きょうは
「バカウ」覚えやすい街に泊ることにした。

「バカウ」についてあわてたのなんだって・・ホテルについて・・「カメラバック」がない・・どこに
置き忘れてきたのだろう・・ホテルの清算もそこそこに・・気が気じゃない・・

前回入れた・トイレを借りて・・おそらくあのときだろう・・ガソリンスタンドまで戻ろう・。あわて
て・・走り始めたらこけてしまった。

ダメだ、あしたゆっくりもどろう・・これまでのこと思い出す・・・レストランでカメラを見た・途中
・・雨が降ってきた・・そう・・だー。

カッパに着替える時に濡れないようにボックスに入れた・・ことを、すっかり忘れていたのだ・・。ホ
テルについて・・どうするか・・どうなるのか・・あわてるも・・なにも・・引きかえす気持ちだけ

・・先走って .あーでもよかった、ひと安心。ここは30ユーロ・最近ちょくちょくある兆候・・
・・痴呆症ありあり、自分でも怖い。


8月16日土曜    はれ     はれ
新しいカメラを持って朝の散歩・・あたらしいデジタルカメラ使い勝手がよさそうだ・。7時だとゆう
のにバザールが始まっている。

狭い通路にぎっしりお店が入っている・・靴屋で靴の修理をやっているところはないですか・・若い
人に修理専門の場所まで連れてもらった。ホテルに戻りオートバイのブーツがほころびてきているの
で修理を頼んだ。

35MD250円ぐらいですんだ。ありがとうございました。「早起きは三文の徳」あした移動しよう
・・ルーマニアに向かうことにした。


8月15日金曜     はれ          はれ
朝から強い陽ざしがつよい・・冷房の部屋でゆっくり、ぐっすり眠れた。朝の散歩を終え・・近くの
スーパーで買いもをすませたあと・・部屋にこもりっきり・・ブログの更新・・

デジタルカメラをなくしたので安いカメラがあったら・・午後ホテルと同じビルのお店へ。デザイン
も気にいった・・値段も1万4千円と安いかったので買った。

歩きながら肩からぶら下げている・・海外ではキャノンの大型カメラが目立ってほとんどキャノンだ
った今回はあっちの国でこっちの国で「ニコン・カメラ」をさげて歩いている人が目につくようにな
った。

わたしも今回はニコンに変えてみた。手軽に写せる小型カメラがわたしにはあっている、気持ちまで
明るくなった。