松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島~イラン~アルメニア~ジョージア 6月12・13日 

2014年06月15日 | 赤道直下と陸路国境148か所








コーカサス山脈にある「ガズベキ」まで讃井さんとツーリング
2014年6月13日金曜日   はれ18℃     はれ10℃   
きょうは、コーカサス山脈・有名らしいキリスト教会がある「ガズベキ」の村まで走る。約200キロ・・
きのう街の天然温泉にはいった・・近くの橋のたもとで讃井さんと8時に待ち合わせ。

その橋はきょうディスコ大会があるらしくパトカーが来て橋を交通止めにしていた。ちょっと離れた場所
で讃井さん待っていた・・地元のタクシー運転手さんがあそこにオートバイが待っていると教えてくれる。

気付いた讃井さんがやってきた・・さぁー出発。ナビに頼って走るがなかなか・・市内から出ることが出
来ない。あっちまわりこっちまわりしてどうにか本線に出ることが出来た、さすが讃井さんだ。

本線から右に入り・・いよいよ山の中に入ってい行く。川筋から離れるとだんだん上り坂・・湖を過ぎる
とカーブが多くなる・・車はそうんなに多く走っていない。標高があがり・・ひんやりした空気に変わっ
てきた。













リゾート地区らしくホテルなどが立ち並ぶ・・すばらしい雪山が出てきていい眺めが続く。半円形のでっか
いモニューメント・・乗り入れてみた。足元の谷底はぞーっとするほど落ち込んでいる。

観光バスからツアー客が歩いてきた・・歩く格好はどうも「日本人に似ているね」讃井さんと話す・・本当
に日本人観光ツアー男女14、5人の人たちだった。

「こんにちは」・・二人のオートバイを見て話がはずむ。お互いに「どこから来たんですか」「これからは
」・・いっしょに記念写真をとって・・いい旅を続けてください・・




パーキングには別々の日本人ツアー観光バスが偶然にも二台止まっている。へーこのあたり・・おそらく
「ガズベキ」のキリスト教会が目当てに訪れているのだろう。人気があるんだなー。

天気はいいし・・わたしたちも気持ちがいい。14時にガズベキの村に着いた。広場からこれから登るキ
リスト教会の建物が空高くそびえている。標高3500mぐらいと讃井さんから聴いている

ガタガタ道で「オートバイじゃいけないよ」地元のホテル、登山タクシー案内人が・・まくしたてる・・ま
ずホテルを探そうと讃井さんが一人で向かった。

人のよさそうなおじさんは40ラリでどうか・・シャワーもあるし、きれいだと・・話しているように聞こ
える。讃井さんが戻ってきた35ラリーの部屋はあった。







40ラリーの部屋を20ラリでいいとおじさんが言っているよ・・部屋を見せてもらって決めましょう。ゲス
トハウス・・一軒の民家が・ゲストハウスになっている。まずまずの部屋・・ここに決めましょう。


荷物をおいてオートバイを取りに戻る。登山タクシーひとり20ラリゲストハウスまで送り迎えしてくれたタ
クシーに乗り込む。これじゃマツオのオートバイじゃとても・とても走れない。

石ころの道にドロドロのぬかるんだ道・・讃井さんのオフロード車でも相当きつい。なれているとはいえ、タ
クシーも狭い道の悪路をよく走れるものだ。

ひどい揺れかたに運転手さんは「ジョージヤ、マーッサージ」と笑い飛ばして運転している。頂上に着いた・・
放牧された牛、旧いキリスト教会、、まわりは雪山に囲まれて建っている。

すばらしい・・なんとすばらしいながめだろう。気持ちまですっきりしてくる。あぁ気持ちがいい。教会に上
がって・・「こんにちわ」・・牧師さんに静かに「シー」口に人さし指とたてられた。

カメラ好きの讃井さん高額の一眼レフカメラで40分ほど写真をとっていた。村に降りてミニマーケットで今
晩の食料買い出し・・タクシー運転手さんに気持ちばかりのチップを上乗せして・・ありがとうございました。


ゲストハウスまで送ってもらった。オートバイにの温度はすでに5℃をきっていて・・風が冷たい。ご苦労さ
までした・・まずは、かんぱーい。晩飯は讃井さんの動画を見ながら・・写真スライドを見ながら過ごす。

寒いのでシャワーも浴びずに寒さをしのぐため重ね着して布団も3枚かけて寝る。







アゼルバイジャン・・ビザ申請・・街中の天然温泉
6月12日木曜    はれ18℃    はれ
アゼルバイジャン大使館9時30分に着いた・・讃井さんのオートバイはない、まだ来ていないようだ。50分
になっても讃井さんは見えない・・・ひとりでビザ書類代行の店で作ってもらう・・

「10ラリ」あれ上のお店では8リラと言っていた・・いいよ「8リラ」で・・10時頃讃井さんは見えた・・
9時半前に来ていた、きのう教えてもらったお店で申請書を頼んでいたと話す。

ビザ申請は提出するだけ・・で終わり。受け取りは月曜が祭日らしく・・17日火曜日になる。街の真ん中に温泉
があると聞いている・・アゼルバイジャン大使館の近く・・歩いて行けるとタクシーの運転手さん・・


オートバイを置いて歩いて温泉へ500mぐらい歩くと・川の崖っぷちに建つトビリシの象徴する場所のそばにあ
った。いくつのも釜が並んでいた・・天然の温泉らしい。値段の高い温泉場は60ラリ3000円個室貸し切りな
のだろうか。

地元の人に「安いのはどこ」「あそこだ」・・・1時間・・3ラリ150円とだいぶ違うな・・。入り口で・・銭
湯の番台にはおばさんが座っている・・でお金を払う。







タオルなども売っている。大衆浴場って言う感じ・・おー硫黄(イオウ)のにおいがする。ローっカーに荷物を入
れて脱いだ着物も入れる・・と鍵を閉め・・開ける時は番人の人がかぎを持ってくる仕組み。

歴史を感じさせる情緒ある温泉だ。浴槽に入る前に鉄管を通じて頭の上から落ちてくる、お湯と水は調整できる
仕組みになっている・・そのお湯で身体を洗ってから浴槽に入る。

身体を洗って浴槽に入ろうとすると地元のおじいさんが「もっとよく洗って」からと指摘される。あーいい湯だな
・・ちょっと熱めだが・久しぶりに湯船につかった。気持ち・・いい・・。

洗い場のまわりにはマッサージ台を設けてあり。マッサージのおじさんもいて、「ポンポン」と背中をたたく音を
させて・・何人かマッサージ台で受けている人もいた。

湯上りのあとは近くのガーデンへ・・ジョッキービール一杯飲んで・・ホテルに戻る。あした13日景色のいい、
コーカサス山脈の中にある村まで行くことにした・約200キロぐらいだが・標高は3500mぐらいと高いの
で気をつけて走ろう。