松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・オートバイひとり旅・アラビア半島・ドバイからあらたに走り出します

2014年02月19日 | 赤道直下と陸路国境148か所

宿探しに苦労した南京市内で・・写真の日付が2013年になっているは14年の間違いです。

第7次「オートバイひとり旅」出発

2014年2月16日日曜 成田・はれ  中国南京・雨

南京に定刻17時に到着。雨が降っている。飛行機の中で空港から南京市内まで4
5分から60分ぐらいと、となりの席の女性から聞いていた。しかしどこで降りる
のかまったく見当がつかない。

空港の案内所でホテルの値段を聞く・・176元ぐらい。ちょっと高そうだな・・
自分で宿は探します

その前に案内所女性に「ATM」までついて来てもらってお金を引き出す「操作仕
方」をおしえてもらった。

とりあえずカードで現地のお金を引き出すテストした。・・OKだ。

暗証番号が見えないように鉄柵があり数字の「1・2・3」は見えにくくなってい
た。とりあえず5000元おろした・・日本円でいくらなのか、まだ分からない。
ホテルは自分で探すからとバスに乗る市内まで30元。


空港内の案内所の女性

いちばん前に座るととなりの女性は「日本人ですか」と話しかけてきた。昆明出身
で大学2年生日本語を勉強しているらしい。これはラッキー・・助かった。

南京市内のどこで降りればいいのかまったく見当がつかなかったのでホッとした。
これまで空港で話しかけてもほとんど言葉が通じないだ。彼女もホテルのあるバス
停で降りてくれると話してくれた、安心だ。

市内につく間・・南京でのアルバイト8時間で60元、アパート代1500元家か
ら仕送りしてもらっている。日本は住みやすいですか、北海道やおもしろい大阪弁
の大阪にも行ってみたいと。

南京市内までの1時間話した。「ありがとうございました」ついた場所からタクシ
ーを拾ってホテルまで・・。ついたホテルは300元・・高い。「あっちにもある」
とあごでしゃくる。25キロの荷物を置きっぱなしにして探す。

うん・・すぐとなりにも「住宿」の看板200元・・・そのとなりは130元よし
よしここに決めよう

若い女性と青年が受付。荷物を取りに戻ると230元と言う。荷物を置いてまたほ
かのところを探しに出かける。となりは200元・・しかし「カードあるか」「ネ
ー」「泊れない」・・「カード」(中国人身分証明書)が必要だと。

二番目の200元に再び行く・・込んどは300元だと・・オーナーは200でOK
と言ってるじゃないかと日本語でまくしたてるがなにを言ってるかさっぱり分からない。

荷物を置いてあるホテルに戻り230元でも仕方ない。古い建物だが仕方あるまい、
泊れるだけ辛抱しなければなるまい、ここに泊まることにした。

寒くてシャワーを浴びる元気などない・・9時を過ぎている食堂に行って晩飯ビー
ルを呑もう。あれれ・・出口がわからない・・裏口から出て三軒目にあたったホテルは
食堂もやっていたのその店に行く。

ニワトリのモモ野菜炒めとビール2本注文。お客もいたが従業員のおばさんたちの
食事になったようだひとつのテーブルに7,8人わいわいがやがやごはんも大もり
のお代わりをしている。


食堂の従業員の食事・・風景

鍋から湯気が上がっているみそ汁、炒め物、ジャーに入っているご飯・・食べ終わ
るとイスを動かすときギギーギギーまったく気にしない・・かっての日本もそうだ
った。

宿屋に戻ると受付の青年が230元の内「あしたの朝」宿を出るときに「100元
はあなたに返す」と手ぶりで何回も説明してくれた。あーそうだったのか・・。
日本でも時々みかけるが今はほとんどないなー。

じゃ・・となりの宿でもそう話していたのかもしれないなー・・それにしても宿代
の二倍を一時的とはいえ高すぎる。普通は「鍵代とか」「カード」の「保証金」と
して1000円ぐらいのお金を預かっているところがある。これでまたひとつ勉強
になった。

部屋の暖房を30℃にしたが中々あったかくならない・・上着を着こんで寝ること
にする。11時30分。現地時間は10時30分。

あしたの空港に行くバスターミナルがどこにあるのか不安だ。「あしたもここに来
るんですよ」とバスでいっしょだった彼女の話が耳に残っている。まぁーあしたの
朝早めに出かければどうにかなるだろう。


中国ではすべて電気オートバイやスクーター・・音がなくすーっと近づいてくる女性も颯爽と乗り回していた

2014年2月17日月曜 雨
受付カウンターの中に布団しいて寝ているスタッフ・・「ソーリ」チェックアウト。
布団の中から携帯電話して「100元」を確認しているようだ。

「100元」を受け取ってバイバイ・・・小雨の中ホテルを出る。スタッフも英語
はまるっきり伝わらない・・。階段を下りて紙に書いた「南京市内」→「南京空港」
を見せてバスステーションを通りかかりの人に聞くが「わからない」と手を振るば
かり

お店の人に聞いてもわからない・・あっちと言われた方向にとりあえず歩きだす。
旅行のトランクを引いてくる人がある。聴いてみるがわからない。長身のお若い青
年が同じ方向に歩いてきた。

「ソーリ エアーポート・バスターミナルは」青年はわかったらしく同じ方向にいっ
しょに歩いて行く。南京の駅らしいところを過ぎたところにあると・・過ぎたあと
別れた。ありがとうございました、助かりました。

歩いているとトランクを引いて歩いている女性に「バスターミナルは」バス発着所
までいっしょに歩いてついてきてくれてチケット売り場まで教えてくれた。

「オーここですか」「あーよかった」助かりました。「ほらすぐそこ」と指さして
「見えてるじゃない」と海外で「すぐそこ」がわからないのだ・・何度困ったこと
か、教えている人は地元だから分かっている・・しかしわたしにはわからないのだ。

わたしは日本で外国人の人が駅ホームにいるとき「となりの3番線」と「指さす」
のではなくていっしょにそのホームまで着いていくようにして「ここに」電車が来
ますとおしえるようにしている。

今歩いた30分ぐらいの距離だけ・・きのうタクシー代130元2000円を払っ
たのを考えると1000円ぐらいだったのでは。タクシーの運ちゃんボッタなー。
雨の中少し待って大型バスに乗り込む30元210円ぐらいか。

バスは満席になった。南京空港に1時間でついた。いま10時30分搭乗13時3
0分までたっぷり時間がある。昆明行きの手続きをすませてバイキング・レストラ
ンでビールを呑もう。

ここでも言葉が通じない・・いつもの手ぶりやジェスチャーで「ひとつづつ・ワン
・ワン・ワン」レストランの女性も大笑い。

途中うつらうつらしていたら・・座席の「背もたれを起こして」とスチューワデス
・・うん「もうクンミン」違うらしい。よく聞くと「長沙空港」にいったん降りて
客の入れ替えをする。

1時間ぐらいで飛び立つとのこと。昆明空港に18時到着。日本人男性とあったが
話をする暇もなかった。

きのうのようにホテルのことで時間をとられたくないのでバスに乗る前にバスの案
内人にホテル前でおろしてもらうように頼んでみた。

わたしの英語でもここのバス女性は英語が少し通じるらしく「OK」と乗車券の裏
に二つのホテルの名前を書いてくれた。よしこれで迷わなくていいぞ。

40分もしないうちに昆明市内ついて・・ついたところはバスターミナルの前がホ
テルになっていた。

しかし見るとだいぶ高そうなホテルだ・・ついてきたバスの案内女性にわたしは
「ノーマネーだから」もっと小さなホテルはないのかと・・玄関でちゅうちょした。

フロントに入って聞いてみると「800元・2万円」やっぱりとんでもない高さだ。
彼女にもういいから自分で見つけるからと二軒目に行って聴くと「500元・80
00円」うーん高いけど、きょうはこのホテルに泊まることにした。

9時を過ぎている・・。きのうのホテルとは段違い・・じゅうたんもふかふか気持
ちがいい。バスタブにはお湯が張れる。きのう2000円だったから合わせると一
晩は5000円になるので許せる範囲になると自分を慰めて納得させた。

バスタブにお湯を張ってゆっくり身体を洗い食事に出かける。レストランがないな
ーどしたのだろう・・路上の屋台のおばさんに聞くとそこをまっすぐ行ってあると
教えてくれた。

あった、ショウロンポウ専門店「ビールはない」がとなりは酒屋さん・・2本買っ
て腹減っているのでうまーい。輪っか10個入り100円ショウロンポもあったか
くてうまかった。


ドバイにつきました・・・ドバイ空港

2月18日火曜 朝雨  くもり
8000円と高いホテルはいごごちがよかった・・がゆうべからトイレに紙が詰ま
って流れないのだ。朝フロントに電話してきてもらいつまりを直してもらった。

きのう南京でも同じような状態になった・・水まわりは先進国でも苦戦している。
ある国では二階からぽとぽと落ちてくる国も何カ国かあった。朝食はバイキング・
・「ビール」「ビラ」「チンタオ」でも通じない・・

せん抜きの「ポン」とビールを言ったつもりで言ったら「せん抜き」だけを持っ
てきた。フロントに行ってスタッフ一同話し合っている・・・ようやく本物ビール
を持ってきた。

空港行きのバスはホテル前から出ているのできょうは心配ない。夕方の航空便なの
で時間はある。フロントに近くの見所はありますか、聴いてみた。

10分ぐらいのところに広―い公園がると教えてもらった。よし行ってみよう・
・公園ではウミネコがえさをもらいに公園いっぱいに飛び回っている。

エサを与える子供たちを写真におさめている家族連れが多い。帰ろう・・うん違う
な。戻って確かめる・・たしかにこの道だ・又歩き出すがどうも違う。再び戻って
確かめるが同じ道になる、気持ちがあせってくる。

売店のおばさんにホテルのカードをもっていたので見せるとあっちの方だと・・そ
うか一本道が違っていたのだった。タクシーに乗ろうと一時考える程あせっていた
のでホッとする。

ホテルのカードを持っていてよかったなー。そう言えばイギリスやフランス地方の
町など他の国でもすぐに戻るつもりで近くに出かけて・・宿に戻れないときもたび
たびあった。

足が棒になるほど歩き探した時もあった。出かけるときはホテルの名刺、カードも
持って出かけけないとひどい目にあう。昆明空港は街から近かった。ドバイ行きの
チケットカウンターに並んで一番うしろの席を確保。

中国の「ドバイ観光ツアー」旅行業者が数人パスポートを束にして持って並んである。
20人から30人ぐらいのパスポートをかかえている。食堂では家族連れがトランプ
に講じている。

店員もなにも言わないからここではそれが普通なのだろうか。わたしはパソコンに
日記を書き込んでいたらプツンと電源が切れた。時計を見るとオー搭乗時間が迫って
いる。

あわてて「海外」搭乗口を探すが見つからない・・一か所だけはずれにあった。荷
物検査・・も並んでいて早くしてくれとあせってきた。ギリギリの30分前に搭乗
乗り場についた、やばかったなー。

ところが雨からあられになって雪に変わってきた。裏の植木は白くなってくる。み
ぞれまじりの冷たい強風の中バスで飛行機に乗りこむ。久しぶりに乗るジャンボ機だ。


ドバイ空港

ドバイ観光ツアーは中国の人・・女性が多いなー。機上の雪下ろしをすませて一時間
遅れで出発。これだけの人を乗せたジャンボ機飛び立つのに大丈夫かいなと怖さを感
じる。

時間を計ると普通の飛行機より10秒ほど離陸が遅く40秒ぐらいか。ネットでコピ
ーした時刻はドバイ着21時なっているが時差の関係で18日19時30分とスチュ
ーワデスは話す。

うとうとしていると席の背もたれを元に「戻して」とスチューワデス・・・うんもう
ドバイか・・違う「長沙」に一時降りて客の入れ替えをするらしい。1時間位機内で
待つことになる。遅れないで1時間で飛び立つ。

東方航空は食事のときビールはないとのこと。機内の中国の男を見ているとわたしと
同じでお酒が入ると態度はでかくなりそうな感じ・・そう考えればいた仕方ないこと
かもしれないと自分に納得させる。

そうでなくても機内ではでかい声で女性も男もしゃべり続けている。幸いとなりには
人がいなく空席だ。今ごろはインド上空あたりを飛んでいるのだろうか・・時おり民
家らしい明かりが見えて・・街の明かりも出てくる。

昼間この景色を上空から見てみたかったなー。もう二度はみられないことだろうから
・・疲れたので足を曲げて寝ころんだ・・・アー楽チンらくちん・・いつのまにか眠
っていた。ドバイについた。


入国審査・・右も左も行列ができていた・・さすがドバイだ

20時54分日本時間2時24分か・・。昆明から7時間かかったことになる。入国審
査には右も左もいっぱい並んでいる。航空の職員が握手に来た地元らしい人が前に並ん
でいる・・昆明は雪だった・・ドバイ「今何℃」ぐらい・・「21℃だ」。

「ソーリ」すみません・・・とユースホステルのアドレスを見せてタクシーで行けるか
聴いてみた。「OK・OK」ヒフテーン、ミニッツ15分ぐらいだと教えれくれた。

アーよかった。うしろに並んでいるのはヨルダンの二人・・わたしも「二度行ったこと
があります」よ・・言ったつもりが通じてないようだ。

こんなに並んでいるのに子ども二人連れ夫婦が「審査官」の前に割り込んできた・・な
にかの書類をかざしている。係官は「順番だ」「並んで待て」と言ってるように感じら
れた。列の一番うしろに回された。民主主義のお手本だろう。

自分は「ビザ申請」を空港でやらなければと思いこんでいた。通路にいた空港係官「ビ
ザ申請場所」はと聞くと日本人は「ノービザ」ビザなしで入国できるとのこと・・アー
そうなんだ、ビザ申請に時間がかかるだろうなと思っていたが助かった。

アルコール売り場は出口の手前にあるから「買っとけ」とメールでアドバイスを受けて
いた。あったここ何だアルコール売り場。

市内にはいるとアルコールは手にできなくて・・あってもすごく高いと聞いている。ト
ランクを受け取ったあと残った中国紙幣の両替を済ませアルコールショップへ。ウィス
キー大びん2本ビール3ケース18本。レジに並ぶとひとり4点までとレジの女性。


ドバイのユースホステル・・一泊2500円と思っていたが・・3000円ぐらいと泊まっている人が話している

残念ビールワンケースを戻す。ウィスキー2本ビール2ケースを荷車に載せてタクシー
乗り場へ直行。

ホテル泊まり2,3泊ならいいが長期の泊りはユースホステルがベストだと話好きのバ
ングラデシュ出身の運転するタクシーで「ユースホステル」についた。レセプションで
はネット予約していたので簡単だった。

支払いもカードですませていたのを忘れていたが・・お金を出そうとしたら「NO」「
カード」ですんでいると・・。部屋には日本人が一人・・近くにスーパーがあると教え
てくれた。さっそく買い出しにでかけるが閉店間際戻って来た時は12時を過ぎていた。


ドバイにつきました・・ユースホステルのマークを指さして・・