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ウイスキーの話(1/2)

2006-02-18 05:20:58 | 趣味の話&本と雑学メモ
Photo: from "The Scotch Malt Wisky Society"

すでに1ヶ月も前になるか?
ブログ友達のTSさんから(なぜか)我輩に質問があった。
その質問とは、
「ウイスキーの話をせよ!スコッチウイスキーやバーボンの話もまとめてみろ!」
というリクエストが入った。
かなり厳しい質問である。
なぜかしかし、安易にこれをを引き受けた。
かくして難解な大宿題になってしまった。
我輩の知っている(つもりの)「ウイスキーの知識」など、あまりにも貧弱すぎるではないか!
知っているつもりが大したことはない。思っていたほどに自分の知識は多くなく、全くの不十分。
そう、
今はまっているWikipediaを紐解けば、なんとなんと、きちんと整理されているではないか?ここは一つ自分で翻訳。と、思ったものの、何てことはない。日本語のページは、すでに存在するのである。翻訳する必要もなく、すでにウイスキーの解説が詳しく載っているのである。
一週間考えた。
そして得た結論は、
「まずは、ウイキペディアから引用すべし!」
つまり、
知ったかぶりは、したくない。
ならば、
素直にWikipediaのお世話になろう!
「???・・・」

しかし、しょっちゅうWikipedia引用では面白くない。
でも、この度はそれでよいのだ。
あまりにも知識不足とわかった今、甘んじてウイキペディア百科事典のお世話になっても、けっして恥ずべきことでは無かろう・・・
しかし、もう一度、あらためてウイスキーの話を取り上げる。
そう、
本日第一回目は、ウイスキーの基礎知識を整理する。
第二回目にてウイスキーの歴史を取り上げ、あわせて、ウイスキーにまつわる「自分の体験と感性」をまとめておきたい。

スコッチウイスキーの歴史

国書刊行会

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ウイスキーに関しては、この本が読みたい・・・
ウイスキーの種類となるや、予想以上に多岐多種にわたり、奥が深すぎるくらい深い。この深き奥を究めるには、現場主義をモットーとする我輩にして、飲みながら味を利き分けながら研究するのが一番である。しかし、いかにも我が生涯をかけたとしても、すでに飲みきれないであろう。寿命を短めるのが落ちである。命を惜しむわけではないが、ウイスキーと心中するほどの酒キチガイではない。いや、事ここに至って、寿命と相談しながら飲みたくない。
さらに開き直れば、
出来上がったウイスキーを飲んでるだけでは面白くない!
これ、負け惜しみではないが、
寿命をちじめつつ、命を懸けた飲酒現場の実戦で探求する以外の方法をとらねば、、、。と、なれば、まずは書物にて、ウイスキーの歴史と育った背景を探りたくなった・・・

「まあ~ これもボツボツちびちびと、酒でも飲みながら、やりますか・・・」

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[下記、ウイキペディアより引用]

“WHISKY”
From Wikipedia, the free encyclopedia

Whiskey is also the letter W in the NATO phonetic alphabet.
Whiskey is also the international aviation word used to represent the letter "W."

Scotch whisky-Whisky (or whiskey) (from Irish uisce beatha and/or Scottish Gaelic uisge beatha, both meaning "water of life") is an alcoholic beverage distilled from grain, often including malt, which has then been aged in wooden barrels.

Contents: 1 Spelling 2 Characteristics 3 History 4 See also

1) “Spelling”
The spelling whisky (plural whiskies) is generally used for those distilled in Scotland, Canada, and Japan, while whiskey (with an e; plural whiskeys) is used for the spirits distilled in Ireland and the United States; however, there are exceptions. Kentucky, for example, usually spells its product "whisky". A mnemonic used to remember which spelling is used is that "Ireland" and "United States" have at least one "e" in their names, while "Scotland," "Canada" and "Japan" do not. International law reserves the term "Scotch whisky" to those whiskies produced in Scotland; whiskies produced in other countries in the Scotch style must use another name. Similar conventions exist for "Irish whiskey," "Canadian whisky," and "Bourbon Whiskey." In North America, as well as in Continental Europe the abbreviated term "Scotch" is usually used for "Scotch Whisky." In England, Scotland, and Wales, the term "Whisky" almost always refers to "Scotch Whisky", and the term "Scotch" is rarely used by itself. The Welsh version is wysgi.

Other countries also have their own "water of life": see the Scandinavian akvavit, whose name derives from the Latin aqua vitae, while vodka is sometimes referred to as zhizennia voda in Russian, with the same meaning.

Irish whiskey is typically distilled three times from a mash of several grains. Scotch whisky is typically distilled twice, either from barley malt alone (see single malt whisky), or from barley malts and other grain malts which are then mixed together. Kentucky whisky, called Bourbon, is normally only distilled once, as are most other American and Canadian whiskeys.


2) “Characteristics”
Bottles of whisky: Whisky is drunk straight, with water or ice, or mixed with other spirits or drinks (such as "Rye & Coke" or "Rye & Ginger"), including hot coffee (Irish coffee).
Malt whisky consists of whisky made from 100 percent malted barley; malt whisky from one distillery is called single malt to distinguish it from blended varieties. The grains used to make whisky include barley in Ireland, Scotland, Canada, and the United States, rye in Canada and the United States, and corn in the United States. Pure pot still whiskey is made in Ireland from a combination of malted and un-malted barley. Various types of straight whiskey, such as Rye whiskey, Tennessee whiskey, and Bourbon whiskey which are produced in the U.S. are aged in charred, oak barrels. Blended whisky is made from a combination of any of the above whiskies with the similar grain whisky or neutral grain spirits, which are much less expensive to produce than the other types of whisky. Blends will almost always identify the type of base whisky used, ie. blended Scotch, blended Canadian, or blended Bourbon. Light whiskey is a style of American whiskey made up almost entirely of neutral grain spirits, with small amounts (typically less than 5 - 10 percent total volume) of straight whiskey and sherry added for flavor and coloring.
At one time much of the whiskey produced in the U.S. was "Bottled-in-Bond" according to the dictates of an 1898 Act of Congress; this practice has been largely discontinued, because one of the requirements of the Act was that such whiskey be produced at 100 U.S. alcoholic proof (50% alcohol by volume). Whiskey this potent is currently rare in the U.S., partially because of changing public tastes but also because an alcoholic content so high is illegal in many countries, limiting the export market for it.

<ウイスキー>

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Scotch whiskyウイスキー (ウヰスキー)または ウィスキー (英: Whisky または Whiskey) は、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵、蒸留したものである。
そのままで(ストレート)、または氷を入れて(オン・ザ・ロック)、さらに水で割って( 水割り) 飲まれるほか、カクテルの材料とされることもある。
「ウイスキー」の名称は、ゲール語のuisce beatha(ウィシュケ・ベァハ 、「命の水」の意)に由来する。

『一般的な製法』
麦を発芽させ、その麦芽に含まれる酵素を利用してデンプンを糖化させる。この方法自体はビールの仕込みとほぼ同じである。これを濾過して麦汁(ばくじゅう)を得、これを酵母によって発酵させると、アルコール度数7~8%の「ウォッシュ」(Wash)と呼ばれる液体となる。これを単式蒸留器で蒸留する。一般に、複数回の蒸留を終えた際のアルコール度数は60~70%で、色は無色透明である。(これをニューポットと呼ぶ)蒸留液は木製の樽に詰められ、(スコッチ・モルト・ウイスキーでは通常、材木にオークが用いられるが、これに限らない)数年以上熟成させられることによって豊かな味わい、風味と色がつくようになる。最終的にはこの原酒を水で薄めたあと、瓶詰めされ出荷される。なお、ワインと異なり瓶詰め後に熟成が進むことはない。

『ウイスキーの種類』

材料による分類
「モルト・ウイスキー」
大麦麦芽(モルト)のみを原料とするもの。一般的に、単式蒸留釜で2回(ないし3回)蒸留する。少量生産に適合的で、伝統的な製法。もっとも、大量生産や品質の安定が難しい。
「グレーン・ウイスキー」
トウモロコシ、ライ麦、小麦などを主原料にするもの。連続式蒸留器で蒸留する。
「ブレンデッド・ウイスキー」
モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドしたもの。大量生産や品質の安定に適合的。
「ライ・ウイスキー」
主に北アメリカで生産される。ライ麦を主原料とする。

『産地による分類』
産地などによって原材料や製法に違いが見られ、そのため以下のように区別される。スコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーが世界の五大ウイスキーとされる。

「スコッチ・ウイスキー」
スコットランドで造られるウイスキーをスコッチ・ウイスキーまたは単にスコッチと呼ぶ。仕込みの際に、泥炭(ピート、Peat)で麦芽を燻蒸するため、独特の香気(スモーキー・フレーバー)があるのが特徴である。

「アイリッシュ・ウイスキー」
アイルランドで造られるウイスキーを アイリッシュ・ウイスキー と呼ぶ。大麦麦芽のほか、未発芽の大麦やライ麦、小麦なども原料として使用する。

「アメリカン・ウイスキー」
アメリカ合衆国で醸造されるウイスキーの総称。

「バーボン・ウイスキー」
ケンタッキー州バーボン郡を中心に造られるもので、単にバーボン(Bourbon)とも呼ばれる。トウモロコシを主原料(50%以上80%未満。80%以上はコーン・ウイスキー(en)に分類される)とし、内側を焼き焦がしたオーク樽で熟成させる。
テネシー・ウイスキー
テネシー州を中心に造られているウイスキー。広義のバーボン・ウイスキーに含まれることもある。バーボンとの違いは、蒸留したばかりの原酒を同州産のサトウカエデの炭で濾過した後に樽で熟成するところ。有名なブランドには「ジャック・ダニエル」などがある。

「カナディアン・ウイスキー」
カナダ原産。トウモロコシを主原料とするベース・ウイスキーとライ麦を主原料とするフレーバリング・ウイスキーをブレンドして作るのが特徴。

「ジャパニーズ・ウイスキー」(国産ウイスキー)
ジャパニーズ・ウイスキーの特徴
戦前、渡英した竹鶴政孝によってスコッチ・ウイスキーの伝統的製法が持ち帰られる。竹鶴は壽屋(現サントリー)に在籍し、次いでニッカウヰスキーを創業した人物であり、両社には竹鶴の影響が色濃く残っていると云える。その後、両社は独自の発展を遂げ、世界的にも最高級の品質のウヰスキーを創り出すようになった。ここ数年では国際的な品評会において、本場のスコッチを凌ぐ評価を得ることも多い。

主な製品としてはトリスウイスキー、BLACK NIKKAなどがある。

日本の主なウイスキー製造会社
主なメーカーとしては
サントリー
ニッカウヰスキー
キリンディスティラリー
メルシャン
などがある。

「その他の産地」
タイ・ウイスキー
タイでのみ生産されている。ウイスキーとは呼ばれているが、焼酎の仲間である。米と糖蜜を主原料とし、発酵させたものを蒸留し、ウイスキーの香りを付けている。他のウイスキーより甘みが強いのが特徴。代表銘柄はメコン・ウイスキー。日本で一般的な飲み方の外に、特殊なものとして、ストレートを半口とミネラルウォーターを交互に飲む方法と、タイ漢方薬などの薬草と混ぜて上記の方法で飲むヤードーンと呼ばれる方法とがある。

 <続く―(2回掲載予定)>

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12 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとう (あすとろ)
2006-02-18 04:32:32
すばらしい説明ですね



たしかにスコッチは香りがいいと思います。



なるほどです。



^^して行きます。またよろしく。
あすとろさん (エセ男爵)
2006-02-18 10:11:27
コメント、ありがとうございます。

この記事は引用文が多く、恥ずかしいかぎりです。

でも、

社会人大学の自主講演講座を開く為に、講義ノートに書き下した感覚でやっています。さしあたりこの場合、当ブログは「雑記帳」に変わり果てる・・・

ま、

それも良し。

と、思っています。

そう、

ウイスキーの話となれば、連載小説『フォワイエ・ポウ』に関連した情報の「メモ帳」とお考え下されば、これも洒落になるか?などと、ご理解下されば幸いです。

またお伺いします。
お酒の世界も (刀舟)
2006-02-18 15:04:19
奥が深いですね。



昔、漫画ですが『美味しんぼ』で、

いくつか読んだことがあります。



私の場合、知識もなく、

ただ美味しいものを飲みたいだけ。

教養の無さをお許し下さい(笑)
たかがウイスキー、されどウイスキー (エセ男爵)
2006-02-18 19:20:32
我ながら、驚いています。

我が尊敬する作家の一人開高健さん曰く、さる釣りの好きな中国の物書きは(こういう時にはシナとは云いません)、空想と想像の世界で300年前の中国大陸に流れる河で「あたかも実際につりを経験した如く」に、当時(古代)のつりの情景を再現する。と、云います。

さる出版社の社長曰く、

「物書き(小説家)とは、文筆の上での大詐欺師になる覚悟と意気込みが無ければ、ものは書けない」との事、、、。

つまり、ウイスキーの話とならば、

空想たくましくしてあたかも自分の足でスコットランドの醸造所を訪ね歩き、数千種類のスコッチを飲み歩いてきたかの如くに「書き記さねば」ならないのか?

読み手の為に嘘を付くのは、大変なことですね。

私にはできないのです。

そう、

ですから私も、自分の手のとどく範囲内で(納得して)、美味しいと思って安酒(まともな酒)を少しずつ嗜む程度で収めておきます。

そして、

『美味しんぼ』!

愛読書でした。

倉庫の中に眠っている数十冊の漫画本は、私の宝物です。思い出せば、懐かしいです。

あの本読んでいるときには、自分の手に届かない「世界」であると思っていましたし、今尚届かない世界です。

あらためて、

人間の「美味しさ」への欲望は、際限の無いものである。と、つくずく感じます。
Unknown (TS@捻くれ者TSの暗黒世界で生きぬくために)
2006-02-18 21:46:55
男爵さんリクエストにお応えいただきありがとうございました。

記事を読ませていただき一つ分かりました。



アメリカ人はあれだけウイスキーを飲んでいてウイスキーの種類を知らないという事を。



私がそもそも何故男爵さんにウイスキーの事を質問したかというと日本ではウイスキーは一般的呼称として使われますがアメリカではWhiskeyではなくScotchと呼びます。

水割りならScotch and Water。

私の伯父はLAに30年以上住み70歳を過ぎますが現役のCOOKです。

大の酒好きでウイスキーを好んで飲みます。

しかしその伯父からWhiskeyという言葉は一度たりとも聞いた事がありません。

ちなみにBourbonは呼びます。

ですのでウイスキーという言葉はどこから生まれたのか?と思った次第です。



男爵さんの記事を読みWhiskeyの中でScotlandで製造されるものをScotchというものだと知りました。

私はWhiskey=Scotchだと思ってました。

実際多くのアメリカ人も全てのWhiskeyをScotchと呼んでるはずです。



つまり多くのアメリカ人は私と同様スコッチウイスキーとバーボンウイスキー以外のウイスキーを知らないという事だと思います。



明日結婚式に呼ばれておりホテルに勤務している友人に会うので聞いてみようと思います。

おそらく知らないはずです。



続編も楽しみにしております。
水割りウイスキー (悠々)
2006-02-19 07:44:12
ウイスキーの飲み方で、水割りなんて言う悪習を考え出したのはサントリーの宣伝部だという事です。トリスウイスキーの舌を刺すような刺激を分からなくするために考えた手のようです。ウイスキーの正しい飲み方は、ストレートか、ウイスキー・アンド・ウオーターつまりウイスキーと水を交互に飲むことであって、割って飲むことではありませんからね。

二匹目のドジョウを狙って、「ブランディー水で割ったらアメリカン」なんてふざけたコマーシャルをやっていましたが、流石これは定着しなかったようです。

真面目に作った酒を正統派の飲み方で慎ましく飲みたいものです。

私はウイスキーはスコッチかバーボンが良いですね。
TS@捻くれ者さん (エセ男爵)
2006-02-19 10:09:19
おじ様が「現役料理人殿」との事、存じ上げております。

おおむね、料理人の世界は2種類の人種に分かれていて「酒飲み」と「げこ」に分類できます。(どの世界もそうなんですね)

しかし料理人の飲助は半端ではなく、かなりいける人が多い。飲酒・テイストの経験が、くまなく料理に往かせるからなのでしょうか。

アメリカのおじ様の「言」、ウイスキー=スコッチ。ウイスキーは総称であり、その中にスコッチがあるのですが、アメリカ人は総称のウイスキーをすでに理解した上で、スコッチと呼ぶはずです。

これ、アメリカ流に言えば正しいかも。そして、大きくスコッチとバーボンに分かれる。

この例で、欧羅巴大陸を引き合いに出し比較した場合、欧羅巴ではやはりウイスキーと云います。ウイスキーの中のスコッチか、アメリカンウイスキーか、という事になるかと思います。

結果、

TSさんの解釈、正しいと思います。

ホテルのご友人にも聞いてみてください。それなりの知識をお持ちのはずです。お互い、勉強になると思います。

さて、

私がこのたびTSさんのご質問を受けて、Wikipediaを引き、あらためて再認識したことは、「日本のウイスキー」が、ここまで世界のメジャーに参入しているとは思わなかったのです。明治維新からすでに一世紀以上を経た今日、さりとてたった100年間で、ここまでウイスキーの製造にかかわる技術を磨いている事、再認識した次第です。これはけっして猿真似で成し得る事ではありません。日本人の類い稀なる探究心と、味に関するデリケートな感性があったからこそ、イギリス生まれの「生命の水=Whisky」の製造に一応のレベルに達しえたのだ。と、おもえば、我が日本人の才能をあらためて自我自賛したくなります。

後編は、私自身のウイスキーとの出会い、自分流の楽しみ方、などなど、徒然に記してみたいと思います。
>水割りウイスキー(悠々さんへ) (エセ男爵)
2006-02-19 11:41:19
例え国際的には間違っていても「水割り」は日本の洋酒飲酒文化になってしまっているようです。

例えば東南アジアでは、我々日本人が酒場に入れば、

"May I have some whisky?"

"OK! You like Mizuwari or,,,?"

などと、カウンターの中のスタッフとの会話が進んでいきますから、ちょっと驚くのです。

しかし、さすがに欧米では、

Scotch and water and/or ice water,,,

にて、

スコッチウイスキーのストレートのグラスと、水の入ったグラスが別々に出てきますです。

これのサービスが順当である。と、思います。

ですから、悠々さんのおっしゃるとおり、元を辿ればメーカー側のやらせで、ストレートでは飲めない安酒を(しかも、大量に)飲ませる為の「手段」が、水割りであったという「お話」、納得できます。あわせて、日本人サラリーマン文化である「夜の巷の接待と社内接待」の副産物が、「水割り文化」を作ったもの、とも思えるのです。飲めない酒をお付き合いで飲むための「手段・手法」が、水割りになったような気がしないでもありません。

さすが「ブランデーの水割り」は、いただけません。しかし、ブランデーといえど燃やすブランデーの場合、水割りにしないと、はやり飲めないようです。三流紳士がナイトクラブに行ってヘネシーのVSOPをキープし、三流ホステスに勧められて「水割り」を創ってもらい、がぶ飲みする姿。これは、頂けません。

よい酒はストレートで飲みたいと思います。(しかし、ヘネシーVSOPの酒場の価格は、品質よりも高すぎます。欧米人が聞いたらびっくりするでしょう。私の場合、ブランデーは身体に合わないから飲みませんが・・・)

そして特にバーボンの場合、安酒しか飲屋に置いてない様です。したがって(私の経験上)、ごく最近まで本当のバーボンの味を知らなかったのです。

バーボンの安酒しかお目にかかれなくて、

「バーボンは口に合わない・・・」

などという思い込みがあったのですが、やはりバーボンといえども、高級(ま、普通でしょうが)なものになると、すんなりと喉を通ること、最近になって判った次第です。

〆て、

良い酒を少し、飲む。深酒をしないで、適度なところで酒量を切り上げる。

結論は、あまり酒の通にならないほうがいいかも、、、。利き酒?の行き着くところ、アルコール中毒予備軍になるのが落ちです。と、思います。
利き酒?深酒? (悠々)
2006-02-20 21:10:50
利き酒ではアル中にはならないのではないでしょうか?利き酒というのは、どんな酒か調べる為に口に含むだけではき出し、その後水で口をゆすぐほどですから。深酒はいけませんね。

バロンさんの仰るとおり、良い酒を程々に飲む、それもストレートで、、、

バーボン=安酒、確かに言えますね。安いのが安酒場に入っていたからでしょうね。バーボンの良いのはスコッチに負けませんからね。

私はスピリッツではブランディーが一番好きです。わざわざ遠回りして、コニャック地方に行ったほどですから。
アマチュアの利き酒とは、、 (エセ男爵)
2006-02-20 22:25:08
こんばんわ。

酒談義に程よい時間帯の悠々さんのコメント、なぜかいつもにまして感謝感激です。

さて、(私の)利き酒とは、すなわち「今まで味わったことのない酒」を『味見』するわけでして、このような場合、よほどの時間帯でない限り、一度口に含んだ「貴重なアルコール」を、あえて口から吐き出すわけにはいきません。

フランデー・・・

実は、(恥ずかしながら)飲みなれていないだけです。飲めばこれほど美味しいお酒はないとも思います。

私の酒の飲み方にはパターンがあって、

まず、

1)食前にビール、2)食事中にワイン、(食前のビールを、食間にそのまま頂くパターン)3)食後に、ウイスキーorジン(ウオッカ)トニックor, and so on,,,

これ、下手すると、悪酔いのパターンです。



悪酔いしないパターンは、

1)少しのビール、2)食間にワイン(1本以内)、3)ブランデー、

以上の場合、悪酔いしません。

最悪のパターンは、

1)+2)=日本酒!

これは、途中でダウンのパターンです。

いずれにしても、最近5年間くらいは飲酒には気をつけています。

年齢のせいか、最近とみに出なくなりましたが、主たる理由は、飲みすぎた後の数日後に起るであろう痛風発作がうるさいからでして・・・

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