Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

終戦の日?に寄せて・・・

2007-08-16 03:35:45 | 教養・文化・歴史
 本日(昨日8月15日)、朝っぱらから雑多な行事あり、なんだか落ち着かない一日となった、、、。

 そう、(昨夜)そろそろ休もうと思いながらもあれこれテレビを見てしまった。
 ヒストリーチャンネル(有線放送)を回すと、米国編集による「太平洋戦争終結」までの過去を時系列的に並べ立て、あまりにも残酷な日本陸海軍の負け戦の「生フィルム」は次々と、我が瞼を通過する、、、。(この手合いは、何度も見慣れているから耐え忍のべた・・・)

 チャンネルを通常番組に切り替えれば、いつものお笑い4流タレントの馬鹿騒ぎ番組と、本日(終戦の日8月15日)を意識した金太郎飴的「終戦記念日特集対談」が放映されている、、、。

 思うに、最近特に、先の大戦関連報道について、HNKを筆頭としたマスコミ報道に「ヒステリック」な切り口の報道多く、ますます我国の近代史を見えなくしているきらいがある。 戦後の復興はとっくに終わり高度経済成長を遂げ、平成を迎えて久しい今日、毎年この時期に報道される「終戦記念日(敗戦記念日)」の金太郎飴的且つタコのぶつ切り的報道に辟易している。
 すなわち、戦後60年以上も経過した今、あらたな国家と国民のあり方を問われる今、マスコミの報道のあり方に大いなる疑問を感じて止まない。

 では、一体全体、 
 「マスコミに何をして欲しいか?」
と、問われれば、
 「自虐的報道の繰り返しは、もう止めて欲しい!」
と、答えつつ、
 「日本国民よ!マスコミの愚報愚論に惑わされてはならぬ・・・」

 自らは、すでに何度も申上げている通り、1945年8月以前の昭和の歴史を冷静に洗いなおしたい。 さかのぼれば、明治維新以降の我国近代史を直視し分析判断しなければならない。
 もっと詳細に緻密に且つ鳥瞰図的に包括的見据え、我国の近代史の絡みきった糸と屑と埃を解きほぐし、整理したい。 もって我国近代史の骨格の何たるかを洗い出し、我国の将来に繋がる道標をみつけたい・・・ 

 「・・・?」

 そう、論ずべきは、とっくに陳腐化したGHQ憲法改正の『是々非々』の是である。 論じたのち是とする以外に、我国の選択肢は残されていない、、、。
 
 熱帯夜の今夜、なぜか眠れず、「夢心地」ならぬ「寝惚け心地」のまま、書きたいことを書いてしまった・・・

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<参考資料>:『終戦の日』

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(終戦記念日 から転送)

 終戦の日(しゅうせんのひ)、終戦記念日(しゅうせんきねんび)は、日本においては一般の認識として専ら、盧溝橋事件以来の対中戦争およびそれに付随しておこった東南アジア各地域での戦争、太平洋戦線の終結を象徴する玉音放送が行なわれた8月15日を指すことが多い。

 しかし、天皇が御前会議での聖断によってポツダム宣言の受諾を決定し中立国を通して連合国に通告したのが8月10日、ポツダム宣言受諾が確定し受諾の詔勅が発せられたのは8月14日、軍隊への停戦命令が出されたのは8月16日、日本政府が降伏文書に調印したのは9月2日、ソ連との戦闘終結は9月4日であり、その後も降伏命令の届かなかった部隊・兵士や、邦人保護のための自衛にあたった部隊などによる連合国軍との小規模な戦闘は続いた。<詳しくは『ウイキペディア百科事典』へ(こちらから入れます)・・・>


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2 Comments

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全く同感です (TS)
2007-09-04 12:10:21
大変ご無沙汰しております。

参院選しかり、終戦の日しかり相変わらずマスコミの過剰偏見報道にはうんざりです。

しかしそれに食いついてしまう我々国民にも非がありますね。
しっかりとした考えを持っていればマスコミの報道にかき回される事も少なくなるはずですので。
特に日本人の政治関心度は低いと言わざるを得ないでしょう。

農水省関連の報道にしても悪い所のみを掘り起こして国民に農水省は酷いという意識のみを植え付けております。
私の同級生で農水省に努めている者がおります。
この暑い中18時にエアコンが切れ(定時で切れる設定になってる)、21時22時までサービス残業をし、監査等による休日出勤も多いようです。
更に今回の報道のせいか、希望者を他部署へ配置転換させ人を減らした為、残った者にしわ寄せが来てる状況のようです。
私の友人も先日冗談か本気か「府中刑務所に欠員が出たから移動願い出そうか」と言ってました。
つまり公務員といえどもほとんどの者は民間同様決して楽ではない環境で働いており、マスコミが報道しているのは上層部のほんの一例にすぎません。
私の友人のように農水省にいるというだけで、世間から誤解されるなんて事も少なくないのではないでしょうか。

マスコミは国民が関心を寄せるネタ(=儲かる)を過剰に報道する。
それに国民が食いつかなければ自然に偏見報道を止める。

それが理想だと思うのですが、今後もマスコミの報道には痛い目にあいそうですね・・。
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>TSさん・・ (エセ男爵)
2007-09-06 16:50:26
コメントありがとうございます。
ご返事遅くなり、たいへん恐縮です。
相変わらずの、我国増塵の粗製濫造的報道には辟易です。
そう、TSさんのお話「公務員」のこと、
時を同じくして、たまたま旅遊亭記事(8月17日投稿)にも取り上げております。
そう、私の親しい知人の中、TSさんと同じく「農林水産省」の役人がいます。
http://butler13thomas.blog93.fc2.com/blog-entry-205.html
記事タイトル「残念ながら」(Cafe&Magazine旅遊亭)を、是非ご参照下さい。
ま、残念ながら、悪代官的木っ端役人はいつの世にも存在します。 その5流役人出身者が「基準」を作り、その捻じ曲がった悪しき基準を常識と考えているから始末が悪い。
> マスコミは国民が関心を寄せるネタ(=儲かる)を過剰に報道する。それに国民が食いつかなければ自然に偏見報道を止める。・・・
その通りだと思います。
我国一般庶民の「政治的感性の低さ」には、ホトホト困ったものです。
また、我国増塵の「報道姿勢の低俗さ」にも、私はついていけません・・・
さて、本日関東地方は巨大台風に見舞われるとのこと!
日本的一極集中型政治経済構造の弱点が露呈するかどうか?
只今、増塵は挙って「台風の脅威」を面白可笑しく馬鹿馬鹿しく過大報道しているのではないか?と、我々関西以西に住居する人間にとって、毎年この程度の台風には常識的に被害を受けているものですから、別段驚かない。 今夜半から明朝にかけて、世界一のメトロポリタンTOKYOの無事を(冷やかしではなく本気で!)願うばかりです、、、。
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