Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

観たり!「日本三景・安芸の宮島」ここにあり?

2007-12-01 11:45:25 | つれずれ紀行
<添付画像>:世界遺産厳島神社の大鳥居…
撮影場所:宮島もみじ館3Fより、
撮影日時:平成19年11月24日午前10時頃、
天 候: 天高く馬肥ゆる秋の「超・快晴の時」



 やはり「日本三景」のひとつなのだ、、、。

 
   天橋立(あまのはしだて)。

           松島(まつしま)。

 と、並んで、

       日本三景の一つに数えられる「安芸の宮島」。。。


 なんだか江戸時代的で良く分らない「美形なる日本の風景」の定義なんて、不肖エセ男爵にはトンと理解できない状態が続いて早くも半世紀以上が経過する。

 そして今、

  先の11月連休に開催された『せとうち再発見in宮島』のイヴェント会場となった宮島もみじ館の3Fから眺めた「厳島神社の大鳥居」を観て、初めて「江戸時代的美観」の意味が理解できたような気がする……




 あの時代(江戸時代)には写真技術なく、美景あらば「鳥瞰図的絵画」にて一般庶民に紹介していた時代であったこと、あらためて気付く。 そしてこの画像は、宮島の海岸沿いの建物で一番高い位置から眺めたもの。 これこそ鳥瞰図的なショットであるぞ!

 「尾形光琳」の江戸町内紹介にして然り、安藤広重の「東海道五十三次」宿場町紹介にして然り、もって「松島」も「天橋立」も、すべて日本画の名人により、へリコプターや航空撮影のできない時代に、天才的画家の空想による「鳥瞰図的絵画」により描かれ版画印刷され刷増しされ一般庶民に紹介された「旅のガイドブック」的風景に、この宮島で初めて出会えた「アングル」が、この添付画像なのであります。

 ま、自己満足的感動は褪めることなく、かれこれ4年の長きに渡って継続する「エセ男爵ブログ」のささやかな歴史に残る一ページを飾らんものと、あえて掲載するものであります、、、。


PS:関連記事紹介=「旅遊亭ブログ」連載中の『瀬戸内再発見in宮島』シリーズをご参照ください!(こちらから入れます…)