Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

『日本は見すてない』って、本当か?・・・

2006-05-08 08:25:00 | 教養・文化・歴史
??!!
 我が人生、毎年5月の連休を境に何かが起きる。そして今年、2006年のゴールデンウイークが終わる。終わるまでに、どうしてもケリを付けておきたい問題があった。すなわち、これを済ませておかねば、我が精神的身体の中、いかにも不衛生不健康極まりない「わだかまり」として残存するモノあり。
ならば、
 「我が精神的問題の始末と決着を付けねば!」

「・・・?」

例のポスター、我がブログに貼り付けたい!」(オリジナルポスターサイト、こちらから入れます)

等と、
まるで頑是(ガンゼ)無い「悪ガキの気分」まさに高揚し、本来やらねばならぬ事あるが、気分散漫にして一向に手が付かない・・・

「見つけた!」
「ほしいものが手に入った・・・・」

そして、

ブログに貼り付けた・・・

関連サイトを一回りし、ようやく見つけてきた「このポスター」・・・
政府広報室は、我輩に対し、何ら「著作権乱用」の非難は、決してしないであろう。。。
(非難どころか、拉致被害者問題早期解決にご賛同下さる方、こちらをクリック願いたい!)

そして、
無断掲載にて「政府広報ポスター」を、不肖・エセ男爵ブログの記事として貼り付ける!

このポスターの写真、見れば、見るほど、

  いかにも、寂しい、悲しい、哀れ、
                    である・・・
そして、
 我輩、日本人として「恥ずかしい・・・・」

その理由を述べておきたい。
述べれば、
我輩の今年のゴールデンウイークに決着が付けれそうだ。

その為、
 「大英帝国の某逸話」を引用したい。

 かの大英帝国の歴史のひとこま(19世紀末か?20世紀の初頭?)、当時の大英帝国の統治領で、英国国民の拉致事件があったという。
 これ、今、日本の抱える最重要課題のひとつ「拉致被害者問題」と大変類似した逸話。
 今、詳しく且つ正確には思い出せない。
が、拉致被害者問題の我国政府広報ポスターを切り抜いたからには、忘れかけていた「その逸話」を脳細胞の片隅から引っ張り出し、書いてみた。

当時の英国政府外務大臣は、一刻も早く拉致された英国籍人物の救出を実行したく、いち早く英国海軍を現地に派遣し、武力交戦も辞さない覚悟で「只一人の英国人」の救出を計画。以って、その英国外務大臣は急遽大英帝国国会を招集し、特別議会を開催。拉致被害者救出目的にて「海軍力行使」の決議を、国会議員に求めたとの事。
かくして賛否両論、侃々諤々、、、。
丸々一晩掛りにて(10時間以上?)延々と、議会での討論は続いた。
かの英国外務大臣曰く、
*たとえ一人といえども、我が英国にして拉致被害者を黙って見過ごすは「大英帝国の威信」に関わり、
*これを放置する事により、近い将来、大英帝国の国益不利益に直結する、と、判断し、
*もって大英帝国海軍と海兵隊を現地派遣し、拉致被害者の救出実行をし、
*断固、大英帝国の英断決断とその実行を、世界の他国に広報することにより、
*大英帝国国民の信頼を得る事になり、
*国民の信頼を得る事は、大英帝国国家の最も強力な国益に繋がる!
と、大演説をしたそうだ・・・
結果、
当時の英国議会は、満場一致で「拉致被害者救出作戦」のための英国海軍と英国海兵隊の派遣に、賛成。
議会が通れば急遽、軍事行動に移った。
かくして大西洋を渡り、拉致被害者の拘留されている「交戦相手国」に到着したところ、対象国はあっさりと降参。かくして拉致被害者は解き放たれ、英国海軍の軍事力行使までに至らず、無事問題解決されたとか、、、。
以って、かの英国外務大臣、当時の英国国民から万感の感謝と喝采を浴びたとの事。
しかしこの話に「オチ」がある。
なんと、
拉致被害者は、アングロサクソンなる生粋の英国人ではなく、当時の英領に生まれ育った「統治下の原住民」であった。と云う。
だから、英国議会で賛否両論巻き起こり、
「現地住民であるから、放っておけばよい・・・」
「なにも現地住民のために、火種を大きくする可能性のある海軍派遣は、実行すべきではないであろう・・・」
等々、、、。
かくして、かの外務大臣の演説、究め付けを発した。
「英領内に居住する英国籍他民族を救ってこそ、全世界から英国への賛辞があるというもの!だからこそ、海軍を派遣してまで救出するのである!」
と、豪語した。
との事、、、。

さて、私論です。
この英国議会と外務大臣の執った行動を、自国の国民に見せたこと。これでこそ英国民をして「国を愛する気持ち」を持ち得るのではないか、、、。
国民の納得する行動を「政府がやって見せる」こと!これでこそ国を愛する心が、国民一致で定着可能なるか!

さて、話戻って、現在我国の抱える「北朝鮮拉致被害者問題」・・・
何とする!?!
拉致被害者は、紛れもない「日本人」ぞ!
小泉首相の北朝鮮訪問から、何ら問題解決の前進なき状態続き、すでに久しい。
日本国民は、幼稚園児から高齢者に至るまで、国民全員が、拉致問題の認識はしている。
「日本は見捨てない」!・・・
なるほど、ポスターはすばらしい!
さりとて、
日本国民の望むは、「拉致被害者問題の認識」でもなく、気分高揚でもない。 

さあ、
いよいよ5月連休が明ける。

ならば、政府よ!
「拉致被害者問題解決」を実行してくれ!

拉致被害者奪回に向けての実質的行動!執るべし!!!! そして『拉致問題早期解決』にご賛同の方、是非応援クリック願います・・・

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<付録記事>:以下、「日本海」をして、(朝鮮流「東海」でなく)は日本海の名前の蘊蓄、良いポスターがあります。美しいポスター、是非お開き下さい。(外務省関連サイト、こちらから入れます。)


<以下、外務省広報部による本文・・>
「日本海」は地理学的、歴史的に広く定着した名称です。現在、一部の国・地域が「東海」に変更しようとの働きかけを行っていますが、世界の殆どすべての国においては「日本海」が使用されています。国際的に広く定着している「日本海」という呼称の変更、複数の呼称の使用は世界の地理学的秩序を混乱させてしまいます。
 「日本海」という呼称の歴史的正当性及び地理的妥当性等につき紹介したパンフレットです。
平成14年12月発行。

(以上、外務省記事より、転載・・・)

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