帯状疱疹 その2 疫学研究中間報告

2009-12-10 23:05:38 | 歯科医療
本日の四国新聞に帯状疱疹の疫学研究についての記事が出ています。昨年9/17私のブログ~ゆらり~でご紹介した件の続編です。

記事によりますと、独立行政法人・医薬基盤研究所など4研究機関が昨年より、小豆島で行なっている「帯状疱疹疫学研究」の中間報告会が11/8にあったそうです。帯状疱疹の推定年間発症率は1.1%でアメリカでのデータと同じこと。また、皮内テスト陰性者の帯状疱疹発症率が陽性者より3.5倍高いこと。免疫の強い人の方が、帯状疱疹の発症が少ないことが、実証されつつあるようです。

疫学研究は50歳以上の小豆島島民12000人以上を対象に3年間実施予定で、2009年より実施され2012年11月に調査完了するそうです。

帯状疱疹は50歳以上の方で、年間100人に一人発症する疾患ということになり、かなりポピュラーなものということが言えそうです。この疫学調査の成果に期待です。今回の続編はまた来年以降ということになりそうですネ。また記事が出ましたらご紹介します。ヨロシクデス。
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