口腔ケアと感染症

2020-02-09 22:44:41 | 歯科医療
新型コロナウイルス感染症の拡大が未だ止まりません。クルーズ船での集団感染はまだ解決されていません。いったいいつまでこのコロナウイルスの話題が続くのでしょうか?報道によりますと日本での感染は2月末が一つの山場で、新規にコロナウイルス感染者が出なければ少し安心できるということです。今月2月はインフルエンザ対策同様うがい・手洗い・マスクです。

コロナウイルス対策で皆さん気を付けているのでしょうか、今年この時期インフルエンザに罹患している方の総数が少ないそうです。インフルエンザの対策が新型コロナウイルス対策につながります。新型コロナウイルスはまだ不明なことが多いですが、インフルエンザウイルスでは、口腔ケアがインフルエンザ罹患を減少させるというデータがあります。


寝る前の口腔ケアに寝起きの口腔ケア。就寝中に口腔内は口腔細菌が増殖するので、この細菌を寝る前に口腔ケアで減少させ、寝起きに増えた細菌をまた口腔ケアで減少させる。この口腔細菌とのあくなき戦いを繰り返すことが重要です。ある口腔細菌がインフルエンザウイルスの粘膜への定着を手助けしている可能性があります。そのため口腔ケアで細菌を減らすということが重要です。

私も職業柄口腔ケアを日々実践し続けているせいかどうか、インフルエンザワクチン接種をしていなくても、ここ20数年インフルエンザに罹患したことがありません。たかが口腔ケアですが意外と効果があります。インフルエンザ対策はうがい・手洗い・マスク着用そして口腔ケアです。新型コロナウイルスにも同様の対策で有効だったらいいですネ。
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