今月の歯科コラム「歯の振動痛」

８月も残り少なくなりました。もうすぐ９月、今年は秋の訪れも早そうです。そんな今日、遅れていた今月分の歯科コラムがアップされました。今月は「歯の振動痛」。

歯科臨床をしていて、原因がわからない歯痛を訴える方が最近多くなりました。かつてのカリエスがやたら多かった時代を少し知ってますので、最近のカリエス著名減少は社会の努力のたまものですが、少々戸惑ったりします。そして戸惑いは、カリエスではない一見原因不明の歯痛。こういう歯痛が増えています。

原因不明の歯痛では現代のストレス社会を反映しているとも思われます。食いしばりに歯ぎしりや噛み癖などの態癖。歯もいろんな刺激にあって四苦八苦の日々です。一見原因不明の歯痛では歯の破折・クラックもあるでしょう。そして一つあるのが運動時の歯痛の振動痛。

振動痛の病態が解明されているわけではないですが、かみ合わせを少し修正するとよくなるケースが多いことを経験しています。運動時にある歯痛はかみ合わせをチェックするのも一考かなとも思い歯科コラムで取り上げています。