不要物の処理

2016-06-05 22:41:42 | デンタルプラザ
昨日ここ四国地方も梅雨入りしたようです。早速今日の日曜日、梅雨らしい天気になりました。今日は各地で「歯と口の健康週間」行事でしたが、私は2年前に”引退“していて行事には参加していません。

今年4月の保険改正でついにというか歯科アマルガムが廃止されました。私は昭和59年(1984年)以降、歯科アマルガムを使用したことがありません。ただ、かつての「多田歯科医院」時代、支台のコアの材料として使用していた時期があり、この時材料を少々ストックしてました。1984年以降使うこともなく、厳密に保管していました。

この歯科アマルガムが廃止され、また水銀の保管が一段と厳格化されるようで、歯科医師会も水銀を銀合金と混ぜ、固形状アマルガムとして専門業者を通して廃棄することを推奨です。そのため、30年以上使ったこともないアマルガムミキサーを取出です。動いたことに感謝感謝!


カプセルに水銀と銀粉を混和します。


面倒ですが、せっせせっせと水銀化合物を作成しています。


ウチの長女の話では、最近は大学では歯科アマルガムの講義も実習もないそうです。まったく過去形の材料ですが、30年以上の時を経て、今回最終処分です。早ければ来週にでも水銀化合物として廃棄物専門業者に引き渡せればと思っています。それにしても今となっては厄介なとんだものを長期保管していたものです。

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