松英屋

渚丸Ⅱ船長「松英屋」による釣果報告が主、まれに食レポートや雑感もあり。

タイラギ漁

2010-01-31 19:39:41 | 釣行記

あ~食った。

あ~飲んだ。

タイラギを肴に香露と焼酎を飲んだ。

日本酒は3合、焼酎は2合。

これからビールにしようかな。

タイラギ漁の様子を画像にて紹介。

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こんな感じで砂地にタイラギは立っている。

多いところでは、1畳ほどの場所に2~3枚。

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ニラ藻(アマモ)が増えている。

これが増えると、海は安心。

産卵場であり、稚魚の住みかであり・・・。

汚染された海には存在しない。

P1310178

今年は、選んで、大きめだけを50ほど採った。

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最大は長さ40cmほど。

貝柱が巨大。これを自宅に20ほど。

親父の家に30ほど。

我が家では、これを貝柱の刺身、貝柱のバター焼き、ひも(びらびら)の煮物でいただく。

今夜は、貝柱の刺身と貝柱のバター焼き、昨日採ったワカメの酢の物。なぜか子どもたちのためのハンバーグ。

飲み過ぎた。

実は、夕方メバル釣りに行き、アンカーを投げたらロープとつながっていなかった。

残念!。

出費、大。


21対30

2010-01-30 17:54:55 | 釣行記

ブログ友calmさんhttp://calm8.exblog.jp/が渚丸に乗船。

これが2回目。

どっちが先に30匹釣るか勝負開始。

途中は競っていたが、最後は21対30で負けた。

負けたけれども、このような勝負ができるポイントを潮の状況と時間帯から当てた船頭としての自分の腕前には満足している。

画像はないので、後日アップされると思われるcalmさんのブログhttp://calm8.exblog.jp/で確認されたし。


素人漁師

2010-01-30 06:05:45 | 釣行記

素人漁師である私は、毎年冬の大潮の晩にワカメをとりに出かける。

昨晩は02:57に-32cm(三角港)という干潮の具合い。

かなりひく。

夏場に潜って見るポイントが、ひざぐらいの深さまで入れば見られるわけだ。

主な獲物はワカメ。

今の時期のワカメは長さでいうなら20~30cm。

とても若い感じ。

茎もまだやわらかくとろみがある。

P1300166

デジカメを持って行ったので画像で紹介しよう。

こんな感じである。

お湯に通すと、これがぱっと緑色に変わる。

ポン酢で食べるとそれはそれでおいしいのだが、いちばんの好物はみそ汁だ。

ま、ワカメは採ろうと思えばどれだけでもとれるが、重い。

それにそんなに食べることはできない。

バッカンに1杯とれば3~4軒分はあるといった感じ。

せっかくだからこんなのも採ろう。

P1300165

これは、岩の横に張り付いていたものを採った後で、捕獲前を画像に残せなかった。

おもしろいものもいたので、こちらもどうぞ。

P1300164

ワカメのかげに金色の魚がいるなと思ったらこいつだった。

名前はわかりません。

生まれて初めて見る魚だ。

ワカメはいつでも採れるが、アワビはこんな大潮でべた凪の時にしか採れない。

もう少し探してみよう、と歩き回った。

しかし、そう、簡単には見つからない。

いるはずなのに。そう、いないわけではないのだ。

アワビがいる前を通過しても、いることに気づかないだけかもしれない。

視覚として入ってくる情報から、それがアワビだと理解できる力が不足しているだけかもしれない。

だから、私は素人漁師なのか。

いや、あながちそうでもない。

たとえば、こういうのを見つける。

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これは、1個めとちがい、捕獲前のアワビをデジカメで撮ったもの。

冬場のアワビは夏場とちがい、岩の上に出てきている。

こんな感じで、「私はアワビです」と言わんばかりのものは簡単でいい。

1個目のアワビは、「こいつなんだろう、とりあえずつついてみよう」で、つついたら実はアワビだった。

さあ、目も慣れてきた。

これはどうでしょう。

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この画像の中にアワビがいるのだが、たいへんわかりにくい。

こんなのをアワビだ。

と、即座に言い当てられるのが、玄人漁師なのかもしれない。

そんな私も20代の頃よりはるかに目は肥えてきたと思う。

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本日の最大はこいつです。

30cm竹尺を置けばよかったですね。

横幅13cmくらいかな。

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全部でこれだけ。

小さいのはアワビではなく、トコブシである。

刺身やアワビステーキにしていただこう。

私は、食べるのより採るほうが好きなので、食べることにはあまり執着がない。


Wの悲劇

2010-01-24 17:43:51 | 釣行記

昨日も行ったのに、今日も行ってしまった。

今日は職場の仲間2人を連れて、朝9時過ぎから・・・。

一人は渚丸乗船歴20年のWESTRIVER氏、もう一人は渚丸乗船2回めのW氏。

W氏は2週間前、渚丸でメバルを釣り、けっこうおもしろいと最近道具を買いそろえた。

要領をつかみかけたので、今日はたくさん釣れるぞと思っていたに違いない。

最初のポイントで、WESTRIVER氏が快調にとばす。

しかし、ラインの巻き換えを予定しておきながらやっていなかったので、だんだん、それが響いてくる。

私は、少しずつWESTRIVER氏に追いつき、後には大きく逆転してしまった。

午後1時過ぎ、納竿とした。

P1240162

いつものとおり、釣り終わって魚を分けるときの画像。

メバルはおそらく80ほど。

セイゴが10ほど。

ガラカブは8匹ほどかな。

行くポイントすべてビンゴだった。

最後に立ち寄った「東中裏」ポイントがいちばんだったかも。

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このかごに入りきれない魚は暴れて外にもいるし、まだいけすの中にも泳いでいる。

数を正確に数えてもいいのかもしれないが、多すぎて面倒。

本日の題「wの悲劇」だが、こんなにたくさん釣れたのに、彼はメバルが2匹、ガラカブが2匹、セイゴが2匹だったかな。

メバルの要領がとにかくつかめないまま今日が終わってしまった。

ライントラブルに見舞われるし、最初はしかたがないかもしれないが、とにかく惨憺たる結果に終わった。

それでも、セイゴは塩焼きで食べたいと言っていたので5~6匹、ガラカブは大きいのを釣り上げていたので4匹ほど、メバルは20~30匹ほど持ち帰ってもらった。

奥方が栄養士の彼は、きっとおいしいセイゴの塩焼きとメバルの煮付けを食べていると思う。

明日、まだ残りがあれば、「アクアパッツア」をお勧めする。

wさん、次回はコツをつかんで2けた釣りましょう。


calm氏渚丸に乗る

2010-01-23 12:11:15 | 釣行記

ブログ友のcalmさんが、本日、土曜日に渚丸に乗船。

今回が初である。

どんな釣りが展開されるか興味津々。

朝7時、港で合流。

風が出ている。

波もある。

モチベーションが下がってしまった。

一応、最も近いポイントならなんとかなるかもしれない。

渚丸を走らせる。

初めての渚丸、ただでさえふらふらしている船だが、波と風でさらに不安定。

船酔いということにならないか少し心配した。

ポイントにアンカーを打ち、メバル釣り開始。

案内した船頭さんとしては、今日はいないかもしれないと不安だった。

しかし、

彼は、アタリをとり20cm程度をあっさりと釣り上げた。

実に1投めのことである。

2投め、また、あがった。

3投め、またあがった。

5投ほどで、あっさり5匹。

この間、私はアタリさえとれない。

仕掛けがまずいようだ。

彼の通りに組み替える。

さあ、いくぞ!!

と、ここで、calmさん痛恨の根掛かりで、リーダーから切れてしまう。

あいにくメバル釣りの道具がすべて入ったウエストバッグを車に忘れているらしく、港に引き返す。

完全に機先を制されてしまった。

集中力が違うのか、感覚が違うのか、想像力が違うのか。

たいてい、彼の釣りには勝負がともなう。

私の土俵に上がってもらったから、勝負でも持ちかけようかと思っていたが、完敗するのでやめとこうと思ったほどだ。

リーダーを組み直し、再び釣りスタート。

相変わらず時合いが続く。

ここらへんからやっと私もアタリがわかるようになり、遅ればせながら1匹目があがる。

風も強く、流れもほどほどにあったので、ジグヘッド1.2gだったがステンボー4Bをプラス。

だんだんcalmさんのペースに近づいてきた。

波は1m近い、風は強く冷たい。

はっきり言って釣りづらい。

しかし、1投につき1回はアタリがとれ、釣れている。

恐るべし、私たち。

2時間ほどの時合いが終わり、ペースが落ちたところでポイント移動を試みたがどこも波が高く釣りにならない。

10時には寒さもあり、手もかじかんでいたので納竿とした。

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メバルの数は40くらいかな。

セイゴが5~6匹。

サイズも陸っぱりより若干よかったらしく、何より最近釣りづらくなったので、船釣りをそこそこ満喫していただいたと思う。

これで風と波がなければ、メバルの数は100はいったろう。

サイズも、狙えるポイントに行けば25cm以上が5~6匹は釣れたと思う。

ガラカブも型狙いで10匹ほどいけた。

何より最近狙っている30cmクラスのアジが釣れていたのに。

次回は、凪になることを願っています。

しかし、うまい人の釣りを間近にみると刺激がある。

今回、なんとか後半巻き返すことができたので、次回は負けを覚悟で勝負を挑んでみよう。

なお、calmさんから焼酎をいただいた。

初めて見る焼酎である。

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霧島40°。

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どんな味がするのだろう?

今夜が楽しみだ。

つまみには何の刺身を作ろうかな。

気を遣ってもらってすみません。

もう、お気遣いはいりませんよ。

私を驚かす釣りの技術をたくさん見せてください。