アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

23才の冷蔵庫、「レンタネコ」

2014-05-31 22:11:21 | 日記
30度を超えた5月最後の日、やっと新しい冷蔵庫がやってきました。


この写真ではよくわかりませんが、とても夕日がきれいでした。

ずっと使っていたのは、祖母から引き継いだ150リットルの冷蔵庫。ずっと一人暮らしだったし、結婚してからも、日本に長く住むことはなかったので、
まあ、こんなもんでいいか、とずるずる使っていました。が、さすがに冷凍庫がおかしくなってきました。娘がほしがった「ガリガリ君」が半分
溶けてしまうのです(笑)。これじゃあ、いかんだろう、とやっと腰を上げて、出入りの電気屋さんに電話したら、すぐに来てくれました。


夕日をバックにサイクリング。

何年使ってるんですかね、この冷蔵庫?と質問した私に、電気屋さんはドアの裏にあるラベルをチェックして
「1991年ですから、23年、ですかね?たぶん、私がおばあさんに配達したものだと思います・・・」

うひゃあ、23年!!普通はどれくらい持つんですか?
「まあ、せいぜい15年くらいですかね」

う~ん、我ながらものもちよすぎ(笑)。
衣類や本などは年中リサイクルにまわすたちで、私はものもちがよくない、と思っていたのですが
そうでもなかった、というより、あんまり家で料理することに興味なかったんでしょうね~(笑)。


パパ、「さあ、いくぞ!」娘「やだ!」

今、私たち家族が住んでいるのは、私自身の地元です。
最近は近くの商店街はほぼなくなったに等しいのですが、私が小さいときにはけっこう栄えていて、八百屋さんやお肉屋さん、魚屋さん、パン屋さん、文房具屋さ、
写真屋さん、電気屋さん、お寿司屋さん、お薬屋さん、などそろっており、スーパーができるまで、その商店街でだいたいのことが
済んでしまっていました。出入りの電気屋さんは、その商店街の生き残りです。

なので、電話をすると、すぐに飛んできてくれます。寸法をはかり、カタログをもってきて、2、3点にしぼって、最終的にひとつに決める、という一連の
作業があっという間に終わってしまいました。今使っている冷蔵庫も、有料ですが引き取ってくれるので、注文した冷蔵庫がとどいた日にすべて終わってしまう。


フェンスの向こうに、川の向こうに、高層ビルが見えます。

もしかしたら量販店より少し値段はするかもしれませんが、何かあったときにすぐに飛んできてくれる、つまりアフターサービスのよさには
変えられません。ちょっと前、やはり祖母から引き継いだ洗濯機も同じように買い替えました。(もちろん前の洗濯機も同じ電気屋さんが
祖母のところに配達してくれたものでした!)

「便利だよね~!」と夫。だいたいにおいて、東京はシドニーより便利だと日々実感しているようですが、とくに今回は感心したようです(笑)。


河原にあやめが咲いていました!

面倒くさがりには、こういう地元の商店街ってとってもありがたい。でも残念なことに、電気屋さん以外、もうあまりお店がありません・・・。
シャッターがしまったままのお店も数件ありますが、シャッター街というより、ほとんどマンションになってしまいました。


あだまだいきます。

ところで、この日、夕方からちかくの河川敷でサイクリングをしたのですが、思わず「レンターネコ、ネコ、ネコ!」と親子3人で叫んでいました。

というのも、この前いっしょに見たDVD「レンタネコ」に、河川敷を6、7匹のネコをリヤカーにのせて、「レンターネコ、ネコ、ネコ」と営業(?)するシーンがあったから。
なんとなく、その映画の中の河川敷とにたような雰囲気があったことと、もしかしたら、私たちもレンタネコ、つまりネコ貸し出し業を
始めた方がいいような状況になってきたからなんです!


窓の外に、あれ?

母が野良猫を餌付けしてしまったので、4、5匹、いやもっとかな、毛並みのいい、まるで飼い猫のような野良猫がうちの庭を我が物顔に走り回っています。
ゴミ袋をかじって散らかすので、私と夫も困り果て、どうせゴミ袋をあさられるのなら、とネコが好きそうな残り物を自ら庭においておくようになってしまいました。つまり餌付けみたいなもんで、母を笑えなくなってしまいました・・・。

さかりのつく時期には、ものすごい声が夜になると響き渡りました。おそろしいくらいです。そして、その結果が、最近登場したのです・・・。


4匹の子猫ちゃんと母猫。

そう、子猫ちゃんたち誕生です。とってもかわいらしいのですが、これで合計8匹だか、下手すると10匹くらいうちの庭を占拠していることになります!

「どうにかならないかしら?」と母。もとはといえば、あなたがまいた種でしょう、と言いかけたら「だって、ねずみがでるから、ネコが1、2匹いた方が
助かるのよ。うちのネコはもう家からでないから」たしかに、家猫は20才を超えていて、生ける屍のようです。おしっこもちゃんと砂場までたどりつけない
ことが多いらしい・・・。


見てる!と母猫が気づきました!

私もネットでいろいろ調べたのですが、東京都ではネコは飼い主がいなくても、ペットとして扱われるらしいのです。
なので捕まえるのも大変ですが、捕まえても保健所で預かってくれないらしい。ボランティアの団体とかに預けるしかない。
いっそのこと、覚悟をきめて去勢手術もしちゃおうと、と母にも言いましたが、でもいくら餌をやっていても、野良猫は野良猫なので
なつかない、捕まらないのです・・・。


子猫たちも警戒態勢へ

家にたくさんネコが寄って来てしまい、またそれが家主になつくので、「レンタネコ」というネコの貸し出し業をはじめた主人公。
そのDVDを見ながら、私たちは「ネコの数だけは、この主人公の家と同じくらいいるよねえ。そのうちてなづけて、ネコ貸し出し業を
したらいいかもねえ?」と半分冗談、半分本気で話し合ったのでした・・・。


ピース!(あるいは、2才!)

それにしても、野良猫の捕獲人みたいな仕事をする人って、いないんでしょうかね?捕まえられれば、それこそ去勢したり、ボランティアの人に預けたり、方法は
いろいろあるとは思うのです・・・。