アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

映画祭月間10月を駆け抜けて、ホックニー展、横浜訪問。

2023-11-07 09:33:20 | 日記

東京国際映画祭、11月1日に無事に終わりました〜

夏のような陽気の11月、一体どうなってるんでしょう??


コンペ作品「TATAMI」

10月は山形国際ドキュメンタリー映画祭、東京国際映画祭、さらに何人かの映画監督の来日通訳やオンライン取材などが重なり、数十本の映画を見て、さらに家族の病院の付き添いなども重なり、いつもぼーっとしている私には珍しく多忙な日々。目はショボショボ、首肩、腰はゴリゴリで、マッサージや整体などに助けられて生き延びました(笑)


TATAMIのプロデューサー兼出演女優、ジェイミー・レイ・ニューマンさんと娘。

東京国際映画祭では、「TATAMI」というイスラエルとイランの映画史初タッグ、ジョージアで撮影という柔道女子選手の葛藤の話が圧巻でした!グランプリは逃したものの、女優賞、審査員特別賞とダブル受賞。私の周りでは「TATAMIはグランプリ!」とイチオシの人たちがたくさんいました。

https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3601CMP14


質疑応答中。司会は安田佑子さん。

この映画の質疑応答の通訳を担当しており、娘と夫が見にきましたが、二人揃って「すごい映画だった!」と喜んでました。モノクロで、最後まで緊迫した空気が途切れない力作です。監督は、イスラエルでの紛争のために一足先に日本を出た、とのことで映画が現実の延長であることを実感させられました。とてもいい映画なので、一般公開されますように!


「Ryuichi Sakamoto Opus」来年春公開予定だそうです!

坂本龍一の最後のパフォーマンスをモノクロで捉えたドキュメンタリー、「Ryuichi Sakamoto/ Opus」も素晴らしかった!
音が一粒ずつ体に染み込んでくるよう・・・。


司会はプログラミング・ディレクターの市山尚三さん。

この映画でトークをなさった役所広司さんの通訳も担当させていただきましたが、ご本人もお話も素敵。

https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3605NCN07


「メドゥーサデラックス」イメージフォーラムで上映中。

https://www.cetera.co.jp/medusadeluxe/

なぜかA24のホラー/ミステリー映画監督の来日も続きました。
「メドゥーサデラックス」は、ワンショットで撮られて、グイグイ引き込まれる、「ゴシップミステリー」と名打ってるのがうなづける映画です。ヘアスタイルのコンテストが舞台で、美容師たちのゴシップと共に豪華絢爛なヘアスタイルも見ものです。


「Talk to Me」12月22日封切。

RackaRackaという有名なYoutuberの双子監督がとったこのホラー映画、なんとA24ホラー史上最高の大ヒットだったそうです。

https://gaga.ne.jp/talktome/

憑依体験をゲームとして楽しむ若者たち、もうそこからして私は「どっひゃ〜」なわけですが、最後もとんでもないわ、これ(笑)。監督たちもエネルギーに溢れ、喋りまくり、動きまくりで、おばさん通訳はついて行くのに必死でした(笑)。


11月17日封切。

JFK暗殺について、すでにドラマ仕立ての映画「JFK」を30年くらい前に作ったオリバー・ストーン監督ですが、さらに新たな証拠、証言をこれでもかと今度はドキュメンタリー映画に仕立てました。77歳とは信じられないエネルギーです!そしてオンライン取材でも、熱量が高くてお話が止まりません(笑)。

https://www.star-ch.jp/jfk-shinshogen/

政治的なドキュメンタリー映画ですが、見ているととても恐ろしくなる、ゾッとする、という意味では、心理的効果として
ホラー映画並みか、それ以上。何を信じればいいのか、と改めて考えさせられます。



終了日前にギリギリ駆け込んだ、ホックニー展、若い時から今に至るまでのかなりの量の展示で充実でした!
歳を経るごとに、だんだん絵が大きくなって行き、さらに明るく楽しくなって行く、いいなあ、どんどん突き抜けて行くんだろうなあ、と嬉しくなりました。



お友達のお家にお呼ばれしたついでに一泊しちゃった横浜。前回、娘につきあって「文豪ストレイドッグス」の「聖地巡礼」では夜景が見れなかったのですが、今回は堪能しました!



近代的なビルが並ぶ都会だけれど、海があって、風が通り抜ける広さが気持ちいい街です。



いつか横浜に住みたいなあ、と娘。将来楽しみにしてるよ、がんばれ〜!

映画「アアルト」で東海大学訪問、山形国際ドキュメンタリー映画祭、東京のリバークルーズ

2023-10-15 12:30:55 | 日記

上映中です

https://aaltofilm.com/

フィンランドを代表する建築家「アアルト」についてのドキュメンタリー映画「アアルト」の監督、ヴィルピ・スータリさんの来日時通訳をさせていただきました。

その時に東海大学湘南キャンパスで試写会とトークがあり、同時代の建築家山田守の作品の数々を、同大学で山田守を研究なさっている大宮司勝弘先生にツアーしていただけるというチャンスにも恵まれました。



創立意義に賛同した山田守は、無料で設計をしたとのことで、キャンパス内に銅像が立っています。無料だったからこそ、自分の好きなように設計もできたということで、アアルト建築と似ているものがいくつもあり、驚きでした。また武道館や、昔の聖橋を設計したり、成功していた時期もありますが、晩年京都タワーで世間に批判された、というキャリアの盛衰も似ているし、また欧州滞在中に奥さんにたくさん手紙を書いたというところまで似ているのが、興味深かったです。


教授たちとのトークの後。

アアルトと山田守があったという記録はないものの、二人は1929年の近代建築国際会議に出席しているので、もしかしたらすれ違ったりしていたかもしれない、などと想像するのも楽しかったです。


Amazonプライムで今なら無料で見れます(笑)

かなり前ですが、「ル・コルビジェとアイリーン 追憶のヴィラ」という映画で来日した学芸員さんの通訳をしたことがあるのですが、これも有名な建築家とその陰にいた女性(ざっくりいうと、ですが!)の話だったなあ、と思い出したりして。

https://transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/


新幹線の窓から。

その後、数年ぶりに山形国際ドキュメンタリー映画祭に出向いての通訳をさせていただきました。

https://www.yidff.jp/index.html.ja


フィルムをデジタル化する様子を見せてくれました。

今回も力作揃い、命懸けで映画を作っている人たちに出会い、またその真摯な作品を毎日たくさん見て、質疑応答や取材という形で話を聞き、通訳しながら圧倒されました。心身ともに疲労困憊し、途中で全身マッサージを受けなければならないほど(笑)。我ながらつくづくヘタレだなあ、と思います・・・。


上映後の山形市市民会館大ホール。

そんな中、見た後に、文字通り心身ともに爽やかに軽くなったのが(!)、コンペティション作品でドイツの映画ということになっていますが、ウクライナ人監督がウクライナの村で撮った「三人の女たち」という映画です。


「三人の女たち」のシーンから。

https://www.yidff.jp/2023/program/23p1.html#t12

この作品、受賞は逃しましたが、ロシアとの戦争が始まる前の、そしてコロナ禍直前の、ウクライナの過疎村で過ごす三人の女性たちと監督との心温まる交流が美しい風景の中で描かれた珠玉作です。もうこの風景は失われてしまった、と思うと、なおさら尊く思える映画なのでした。一般公開になるといいなぁ!






ユネスコ創造都市ネットワークに映画分野で加盟した山形市には、映画祭以外にもいろんな試みがなされているらしく、街並みにも反映されています。クラシカルな洋館が残っているのも素敵なのですが、廃校をアートセンターにしたり、シネマ通りがあったり、おしゃれなカフェやお店があり、お散歩していても楽しい、こじんまりした街です。

https://www.creative-yamagata.jp/


さくらんぼの被り物、お店でも売ってました(笑)


帰りの新幹線の窓から。

山形では、すごく涼しいというか寒い日もあり、さすが東北と感心していたら、東京も同じくらい涼しくなっていました(笑)。



秋晴れの日に、船で東京の川巡りをしてきました。元々シドニー在住で、日本に1年滞在中の友人夫妻とのダブルデート(笑)。


今回のコース。

元々このリバークルーズがあることを教えてくれたのも、シドニー在住で一時的に日本に滞在している他の友人でした。
東京生まれ、育ちですが、こういうリバークルーズがあるのって知りませんでした。あまり川のこと、気にもしてなかったし・・・。


隅田川、海みたい。

日本橋川は、その上に首都高速が建てられていて、周りから見づらくなっているのも、普段気にしてなかった理由かもしれません。1964年のオリンピックに合わせて、首都高速を作るときに、川の上ならば建てやすい(他の建物を壊さなくていい)ということだったそうです。

急拵えだったんだなあ、もっと考えておけば、川沿いをもっと観光に使えたのになあ、なんて勝手な感想を抱きながらも、
いつもと違う視点で見る東京、とても楽しかったです!


秋刀魚の塩焼き、炭火焼きだそうで、とってもおいしかった!

今年の夏は、あまりにも暑く、長すぎました!
や〜っときた秋のいい陽気、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・色々楽しめますように!

やっと秋らしいお天気、映画いろいろ。

2023-09-26 19:41:23 | 日記

秋晴れのお寺

9月も終わりに近づき、やっと秋らしいお天気になってきましたね。


弘法大師の像もくっきり。

歩いて15分くらいのところにある菩提寺にお参りに行ったら、秋の空気に満ちていました。道すがら彼岸花が咲いていて、
いくら体温みたいに暑い日々が長引いても、ちゃんとお彼岸の時に彼岸花が咲くなあ、と妙に感心したりして。


久々に絵を描いた、というか作りました。

最近見た映画がどれも良かったので、なんだか気分がいいです(笑)


TOHOシネマ・シャンテなどで上映中。

「ロスト・キング」は、何ヶ月も前に飛行機で見て、すごく面白い映画だなあと思っていました。

https://culture-pub.jp/lostking/

離婚し、仕事もうまくいかず、病気持ちの主人公の女性が、ひょんなことからリチャード3世に興味を持ち、シェイクスピアが描いた悪役像が違うのではないか、と探究を始めます。あまりの取り憑かれ具合に周りは呆れ、また素人だからとアカデミックな人々に馬鹿にされつつも、めげずに探究を続け、やがて地方自治体や大学を巻き込み、歴史を覆す大発見をした、という話なのですが、これなんと実話に基づいているのです!


オンライントークが行われた秋葉原。

すごい人がいたもんだ、実際はどんな女性なんだろう、と思っていたら、日本でも公開することになり、この映画の主人公のモデルとなったフィリッパ・ラングレーさんのオンライン舞台トークを通訳させていただくことになり、大喜びしたのでした!


ネットより借用。フィリッパさんとトーク中のアンミカさん。


映画のイメージより、ずっと知的で落ち着いた雰囲気の女性で、物静かな語り口ですが、確固とした強さが感じられます。
今風にいうと「推し活は人生を救う」みたいな話なんですが、本人の人生のみならず、歴史を書き換える偉業につながっていくところも面白いです!


TOHOやイオンなどで上映中。

車にもゲームにも全く興味がないのですが、予告編を見て、面白そうだなと思っていたら、よく映画の話をする友人が良かったと言っていたので、見てみたら、ものすごく娯楽として楽しめて、さらに感激してしまったのが「グランツーリスモ」です。

https://www.gt-movie.jp/

これも実話に基づいていて、お金持ちばかりのレーサーの世界に、シュミレーターゲーム(というのだろうか?)の優勝者(?)をレーサーに仕立てるべく作られたアカデミーで、労働者階級出身のオタク男子がレーサーになってしまう話なんですが・・・レースにも車にもゲームにも全く興味のないはずの私でも手に汗握り、「若者、頑張れ!」と主人公を応援してしまうのですよ。常に死と隣り合わせのレース、ということもあるのでしょうか、スポ根物語でもあり・・・ちょっとクヨクヨすることがあったのですが、映画を見終わったら「あ〜!面白かった〜!」と大満足、すっかり気分爽快(笑)!


ヒューマントラストシネマ有楽町などで上映中。

そして、これも予告編を見て気になっていた映画、また見た友達が「良かった〜!」と言っていた「ダンサー・イン・Paris」、
も〜、大好きな映画です!クラシックバレエのダンスシーンから始まり、コンテンポラリーダンスの練習シーンや舞台シーンが満載なのですが、ダンスがね、とっても感動的なのです。

https://www.dancerinparis.com/

クラシックダンサーを断念した主人公が、新しい道を探し、コンテンポラリーダンスに出会う、という話なのですが、
ダンスの素晴らしさはもちろん、透明感あふれる主人公の女の子の魅力、パリをはじめ、アーチストが集う田舎のリトリートセンターの雰囲気、その近くにある海岸の風景、少しずつ育っていくラブストーリー、溶けていく父娘のわだかまり・・・などなど素敵な要素に溢れ、くすくす笑って、ちょっと泣いて、そして後味がなんとも爽やかなのです。


ネットより借用、映画のシーンから。

これも見た後に、世界がちょっと綺麗に見える映画です(笑)。


アップリンク吉祥寺で28日まで上映中。

以前も紹介した「鯨のレストラン」、家族三人で鯨を食べるだけのシーンで出ています(笑)。

https://www.whalerestaurant.jp/

鯨の料理屋さんの大将を追いかけながら、いろんな人が大将の鯨料理を楽しみながら、いろいろおしゃべりをし、
また科学者の方々が鯨についていろんな話をしている映画です。美味しそうだなあ、と思いながら、色んな知識も
頭に入る、おいしくてお得な映画です!

私は学校給食で鯨の竜田揚げを食べた世代なのですが、今の若い人たちは全く馴染みがないのかなあ?
こういうのがあるんだよ、と色んな人、特に若い人たちが見てくれるといいなと思います。

撮影は2年前だったので、今見ると、娘がとっても幼く感じます。試写を見た娘本人も「私、若かったなあ」としみじみ言ってました(笑)。


鯨でなく、たこ焼きパーティー中。

2008年にトンガでの鯨と泳ぐツアーに参加して、今の夫に出会い、その15年後に家族三人で鯨を食べる映画に出演するとは・・・不思議なご縁です。


友人宅から見た夜景。

普段見えないところにいる鯨、知らないうちに私たちをどこかへ引っ張ってくれているのでしょうか・・・?

シドニーと東京の「弟」集合、久々の女神山。

2023-09-11 14:22:47 | 日記

「弟」たちとコウちゃん(弟のつもり?)

以前、「シドニーの弟」「東京の弟」と呼んでいた、お友達の息子さんたちが、先日、我が家に来てくれました!


ビーズクッション耐久レース(?)、どっちが長く持っていられるか!

「シドニーの弟」が東京にしばし住むことになり、これは「東京の弟」に会わせなくては、と集まったのでした。

8歳同士、さらに2歳になったばかりの幸(こう)ちゃん(犬の年齢だと20歳くらいらしいので、うんと年上ですが)と
男の子たち三人一緒に(?)遊んでました。



以前は、「姉」と「弟」で一緒にじゃれるように遊んでいたのに、12歳の「姉」は漫画を読んだり描いたりともっぱらソロ活動。思春期入ってますな。


納豆競争中の「弟」たちと漫画を読み耽る「姉」

「弟君と一緒にお風呂入って、弟君のパパに洗ってもらったの、覚えてる?」と娘に聞いたら「それはうんと小さい時の話でしょ?」と一蹴されました(笑)。


描いた絵を見せる「姉」。

激しく遊んでくれる「弟」たちと、大喜びで飛んだり跳ねたりしてじゃれついていたコウちゃんも、さすがに数時間も経つと疲れたらしく、「ママたち」の方に避難してきました(笑)。


「弟」たちのママたちと幸ちゃん。

同じ歳の男の子二人、競争したり、協力し合ったり、みてると面白いですね〜。
パパたちはお片付けと何やら補修したりと共同作業をいそいそと行い、ママたちはおしゃべりしまくり(笑)


楽しかったぜ、ボーイズ!

・・・それにしても、子供が三人いると、毎日こんな感じなんですね、すごいことだ!と改めて思いましたです、はい。


女神山ライフセンターのお庭。

さて、5年ぶり?それ以上かな、すごく久々に長野県の女神山ライフセンターに1泊2日で行ってきました!



20年くらい前から数年間、表現アートセラピーの合宿の通訳で、毎年何度も1週間単位で過ごした場所です。
コロナ禍を経たせいか、ものすごく久々な気がして、また、表現アートの仲間も数人いたので、懐かしい「同窓会」気分で、
女神山を楽しみました。


ガイアホール。

女神山に行くこと自体が大きな目的だったのですが、ホロスコープとアカシックレコードの二人の先生がコラボしたワークショップも、とても面白く楽しかったです。

久々にじっくり誘導瞑想を受けて、自分の意識の深いところに降りてみたり、高いところまで行ってみたり、ペアやグループで一緒になった人たちのリーディングをしたり、されたり、そしてそれが妙にシンクロしていたり・・・女神山はマジカルなことが普通に起こる場所だと、改めて思い出しました。


ご飯の写真、これだけしか撮っていなかったのが残念

ご飯もとても美味しいです!センターの方々が自ら育てた野菜がメインの、オウナーの経子さんのお料理はほっこりと身も心もしみじみ慈しまれる感じ。


帰り道、別所温泉駅にて。

1泊2日ですが、もっと何日もいたような、あっという間だったような、不思議な時間でした。
帰ってきたら、夫に「いい顔してるね。リラックスして、若くなった!」と言われました(笑)。

滞在中、身も心も癒される、というか潤っていくのを実感しました。特に胸の奥あたり、なんとなくカサついていたのが
しっとりしていく感じ。乾燥し切った肌に保湿クリームたっぷり塗られたような(笑)



自然の中で、日常生活から離れて、ゆったりと新旧のいろんな人と気兼ねせずに語り合う時間というのは、豊かなものですね。


アフタヌーン・ティー。

一方、一緒に仕事をしていた人たちと語らうのも楽しい!愚痴を言ったり、トンデモエピソードで大爆笑したり。


歌舞伎町タワーの中。

さらに、大学の同窓会みたいなものもありました。中には卒業以来会ってなかった人もいて、かれこれ35年ぶり??
一見わからない人がいたり、ほとんど変わらない人がいたり・・・みんなの昔の記憶に相違があり、「ほら、一緒に行ったじゃない?」「え、行ってないよ?」と大笑い!
少年老い易く、学成り難し。
いや、「学」どころか「記憶」も危なくなってるお年頃でございます(笑)

幸ちゃん、富士急ハイランドと河口湖に行く。

2023-08-24 14:42:00 | 日記

富士急ハイランドの手前、リサ&ガスパールタウンにて

「富士急ハイランドに行きたい!文豪ストレイドッグスとコラボしてるから!」という娘の希望で、また「推し活」に付き合うことにしました。


「文スト」のキャラクター等身大パネル

でもね、富士急ハイランドです、絶叫マシンで有名な!そして、夫も私もジェットコースター大嫌い人間。どうするんだ!?


幸ちゃんと文スト(?)

調べてみると、12歳で、身長があれば、一人で乗れる乗り物がほとんど。さらに年齢制限は上限も含み、54歳以上不可な乗り物もあります!よし、上限にひっかかる、という「乗らない言い訳」ができた(笑)。


キャリーバッグの手に顔を巻き付け、安全ベルトのつもり??

ということで、富士急ハイランドに向かったのですが、今回は我が家の犬、幸ちゃんも連れていくことにしました。
前回長野、山梨の旅で、ペットホテルに前後も入れて6泊預けたから、ちょっとかわいそうな気がして。

でもね、これが大変でした!
いつもはキャリーバッグにすんなり入るのに、今回は抵抗しまくって、噛んだり、吠えたり大騒ぎ!
最初は娘、そして私、最後に夫がトライをしてうまくいかず、しばらく休んでから再トライ(笑)。
どうにかバッグに入れて、車に入れたものの、富士急ハイランドに着くまで、目が合うと「う〜〜」
と唸る。


到着!

「こんなに大変ならペットホテルに預けた方が良かったのかも」などと後悔したり、「キャリーバッグへの入れ方が
悪かったんじゃないか?」と反省したり、道中、なんとなくどんよりした感じ。



到着した富士急ハイランドは、かなりの混み具合。
あらかじめ調べてはいましたが、人気の乗り物は180分待ちとか120分待ち、人気がなくても40分待ち。
一泊予定ですが、お昼もかなり過ぎて到着してるから、たいして乗れません。あまりその辺考えてなかった。


ベンチで大人しくおやつを齧る幸ちゃん。

途中で大雨が降って、乗り物が止まっている時間もあり、犬は店内に入れないので、屋外の屋根のあるところで、幸ちゃんと私は寄り添って雨宿り。出発前のキャリーバッグ騒ぎで、なんとなく不信感が漂っていたのが、解消した気がしました(笑)。


鉄骨番長

娘は80分待ちの、怖くなくて楽しかった「鉄骨番長」という乗り物と、ギネス記録の回転数を誇る(!)180分待ちの「ええじゃないか」という乗り物に乗りました。午後8時までオープンしていますが、2時間待ちの乗り物は6時には締め切ってしまうので、結局娘は2つ乗っただけで終わり。

私と幸ちゃんは雨宿りとお散歩し、夫は娘の代わりに乗り物の列に並んで、あとはご飯を食べて富士急ハイランドを後にしたのでした(笑)。


娘発見(笑)

河口湖近くに借りたairbnbに到着する頃には、なんだかぐったり。
でも、新築のお家で、広々としていて、幸ちゃんもあちこちクンクン、ウロウロして、好奇心いっぱい、
ご機嫌もなおってきたみたい。
簡単な夕食を作ってゆっくりいただき、お風呂に入ったり、テレビを見たりしている私たちのそばで、幸ちゃんも
なんとなく慣れて来てる感じ。でも、すぐに「う〜」と唸るので、私たちは怖くて触れません(笑)。


窓から富士山!

朝になって、窓を見たら、富士山が見えた!嬉しい!



一晩たって、幸ちゃんも元気で、お庭を走り回っています。すっかりご機嫌良くなったようで、触っても平気です(笑)。


遊んで、とばかりにおもちゃを持ってくる。

富士急ハイランド後からは、キャリーバッグに入れずに、シートに座らせることにしました。



途中から、キャリーバッグにぴったりくっついてる。だったら中に入ればいいのに(笑)。



河口湖に行ってみました。



以前訪れた時にラベンター畑があったと記憶していたのですが、大石公園だったかな?
行ってみたら、ありました、ありました!
車のドアを開けたとたんに、ラベンダーのいい香り。



辺りをお散歩してみます。お天気が良くて気持ちがいい!





東京よりずっと涼しいですが、日差しがかなり強く、地面は熱そう。幸ちゃん、河口湖で少しだけ水遊び。


青バラとラベンダーのミックス・ソフトクリーム。いい香り!

帰りの道中、幸ちゃんは静かに座っていました。
以前、鴨川に連れて行った時は、車の中で、つまりキャリーバッグの中で、一度ずつ嘔吐してましたが、
今回は行きも帰りも何もお粗相なしでした。


ちょっと眠ったりして。

文豪ストレイドッグスとコラボしている富士急ハイランドに行く、という娘の「推し活」に付き合うという名目でしたが、
実際は幸ちゃんのお泊まりトレーニングだったかも・・・?

それにしても、この大騒ぎ具合、娘が赤ちゃんの頃の旅行が思い出されました。
ミルクやおむつや着替えなど、荷物が多くて、道中、ぐずらないかと気掛かりで・・・。

ただ、すでに一人で荷造りしたりして手がかからなくなった娘と違って、幸ちゃんはいつまでも自分で荷造りなどできないところがミソですねえ(笑)。