東京国際映画祭、11月1日に無事に終わりました〜
夏のような陽気の11月、一体どうなってるんでしょう??
コンペ作品「TATAMI」
10月は山形国際ドキュメンタリー映画祭、東京国際映画祭、さらに何人かの映画監督の来日通訳やオンライン取材などが重なり、数十本の映画を見て、さらに家族の病院の付き添いなども重なり、いつもぼーっとしている私には珍しく多忙な日々。目はショボショボ、首肩、腰はゴリゴリで、マッサージや整体などに助けられて生き延びました(笑)
TATAMIのプロデューサー兼出演女優、ジェイミー・レイ・ニューマンさんと娘。
東京国際映画祭では、「TATAMI」というイスラエルとイランの映画史初タッグ、ジョージアで撮影という柔道女子選手の葛藤の話が圧巻でした!グランプリは逃したものの、女優賞、審査員特別賞とダブル受賞。私の周りでは「TATAMIはグランプリ!」とイチオシの人たちがたくさんいました。
https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3601CMP14
質疑応答中。司会は安田佑子さん。
この映画の質疑応答の通訳を担当しており、娘と夫が見にきましたが、二人揃って「すごい映画だった!」と喜んでました。モノクロで、最後まで緊迫した空気が途切れない力作です。監督は、イスラエルでの紛争のために一足先に日本を出た、とのことで映画が現実の延長であることを実感させられました。とてもいい映画なので、一般公開されますように!
「Ryuichi Sakamoto Opus」来年春公開予定だそうです!
坂本龍一の最後のパフォーマンスをモノクロで捉えたドキュメンタリー、「Ryuichi Sakamoto/ Opus」も素晴らしかった!
音が一粒ずつ体に染み込んでくるよう・・・。
司会はプログラミング・ディレクターの市山尚三さん。
この映画でトークをなさった役所広司さんの通訳も担当させていただきましたが、ご本人もお話も素敵。
https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3605NCN07
「メドゥーサデラックス」イメージフォーラムで上映中。
https://www.cetera.co.jp/medusadeluxe/
なぜかA24のホラー/ミステリー映画監督の来日も続きました。
「メドゥーサデラックス」は、ワンショットで撮られて、グイグイ引き込まれる、「ゴシップミステリー」と名打ってるのがうなづける映画です。ヘアスタイルのコンテストが舞台で、美容師たちのゴシップと共に豪華絢爛なヘアスタイルも見ものです。
「Talk to Me」12月22日封切。
RackaRackaという有名なYoutuberの双子監督がとったこのホラー映画、なんとA24ホラー史上最高の大ヒットだったそうです。
https://gaga.ne.jp/talktome/
憑依体験をゲームとして楽しむ若者たち、もうそこからして私は「どっひゃ〜」なわけですが、最後もとんでもないわ、これ(笑)。監督たちもエネルギーに溢れ、喋りまくり、動きまくりで、おばさん通訳はついて行くのに必死でした(笑)。
11月17日封切。
JFK暗殺について、すでにドラマ仕立ての映画「JFK」を30年くらい前に作ったオリバー・ストーン監督ですが、さらに新たな証拠、証言をこれでもかと今度はドキュメンタリー映画に仕立てました。77歳とは信じられないエネルギーです!そしてオンライン取材でも、熱量が高くてお話が止まりません(笑)。
https://www.star-ch.jp/jfk-shinshogen/
政治的なドキュメンタリー映画ですが、見ているととても恐ろしくなる、ゾッとする、という意味では、心理的効果として
ホラー映画並みか、それ以上。何を信じればいいのか、と改めて考えさせられます。
終了日前にギリギリ駆け込んだ、ホックニー展、若い時から今に至るまでのかなりの量の展示で充実でした!
歳を経るごとに、だんだん絵が大きくなって行き、さらに明るく楽しくなって行く、いいなあ、どんどん突き抜けて行くんだろうなあ、と嬉しくなりました。
お友達のお家にお呼ばれしたついでに一泊しちゃった横浜。前回、娘につきあって「文豪ストレイドッグス」の「聖地巡礼」では夜景が見れなかったのですが、今回は堪能しました!
近代的なビルが並ぶ都会だけれど、海があって、風が通り抜ける広さが気持ちいい街です。
いつか横浜に住みたいなあ、と娘。将来楽しみにしてるよ、がんばれ〜!