一昨日は、新しくなった上野駅公園口改札に集合して、実際に車椅子を押してユニバーサルマナートレーニングが行われた。上野恩賜公園内の施設を巡って、バリアとバリアフリーを記録するのが課題。まず、車椅子を押して感じたのは地面の凹凸、これ迄のトレーニングは全て室内で行われたから、接地面がスムーズでそうは感じなかったのだろう。電動でなく自走する場合には、かなりの負担があるはずだと思った。そして視覚障害者のための点字ブロックは園内の一部にしか無くて、案内無しでは園内の移動が難しいこともわかった。
園内の施設を巡って、一番はやっぱり国立科学博物館の地球上最大の動物シロナガスクジラのオブジェ。押していた車椅子を放って、写真を撮りに行きメンバーの批判を買った。講師の先生のお話では、2006年以降の大中規模建築物はバリアフリーが法律で定められているけど、それ以前の建物はそうでないので、後から無理に付け加えているから使いにくいことが多々あるとのことだった。東京芸術大学の学生有志がデザインした「上野トイレミュージアム」は一見の価値あり。