デルタ航空(DL)は5月6日をもって、デイリー運航中の成田/サイパン線と、週2便の成田/コロール(パラオ)線を運休する。DLは今年1月に成田/グアム線を運休しており、日本/ミクロネシア間の定期便運航から撤退することになる。なお、成田/サイパン、コロール線は、現在はDLのみが定期便を運航している。
本誌の取材に答えたDLによれば「2路線の搭乗率は100%に近く、現時点で悪い話は聞かない」が、日本からミクロネシア全体への旅行需要が全体的に減少傾向にあることや、将来的にはLCCの進出などにより市場環境が大きく変化する可能性があることから、「中長期的に見れば不安定」な状況に置かれていることなどを勘案したという。
旅行会社などの関係者には、2月6日までに説明を開始。すでに入っている5月7日以降の予約については、現時点では「利用者に運休を告知するとともに、返金する」とのみ説明した。
成田/サイパン線は1989年6月に、コロール線は2010年12月に運航を開始。現在の使用機材はともにB757-200型機で、座席数はファーストクラス20席、「デルタ・コンフォートプラス」41席、エコノミークラス132席の計193席。運休後は、米国本土の国内線などでの使用を検討する。
なお、本誌の取材に応えたマリアナ政府観光局(MVA)は「衝撃は大きいが、転換期が予想よりも早く来ただけかもしれない」と述べた上で「旅行会社は大変だと思う。ユナイテッド航空(UA)の運休や減便などで、他社便へ振り替えも難しい」と状況を説明。今後については「現地ともども最大の努力をする。韓国など第3国のLCCも含めて、しらみ潰しに路線開設を働きかけたい」と方針を示した。
このニュースに言葉が見つからない…。MVAは、そんな事言ってる場合じゃない…。
本誌の取材に答えたDLによれば「2路線の搭乗率は100%に近く、現時点で悪い話は聞かない」が、日本からミクロネシア全体への旅行需要が全体的に減少傾向にあることや、将来的にはLCCの進出などにより市場環境が大きく変化する可能性があることから、「中長期的に見れば不安定」な状況に置かれていることなどを勘案したという。
旅行会社などの関係者には、2月6日までに説明を開始。すでに入っている5月7日以降の予約については、現時点では「利用者に運休を告知するとともに、返金する」とのみ説明した。
成田/サイパン線は1989年6月に、コロール線は2010年12月に運航を開始。現在の使用機材はともにB757-200型機で、座席数はファーストクラス20席、「デルタ・コンフォートプラス」41席、エコノミークラス132席の計193席。運休後は、米国本土の国内線などでの使用を検討する。
なお、本誌の取材に応えたマリアナ政府観光局(MVA)は「衝撃は大きいが、転換期が予想よりも早く来ただけかもしれない」と述べた上で「旅行会社は大変だと思う。ユナイテッド航空(UA)の運休や減便などで、他社便へ振り替えも難しい」と状況を説明。今後については「現地ともども最大の努力をする。韓国など第3国のLCCも含めて、しらみ潰しに路線開設を働きかけたい」と方針を示した。
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