銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

猿の惑星(1968)

2020-11-01 00:03:33 | さ行

今宵は1968年制作の「猿の惑星 (SPECIAL EDITION) 」!
コレクターズBOX仕様。
ピエール・ブールによるSF小説「猿の惑星」を原作とした全5作シリーズの第1弾。地球外の移住先を探索しに宇宙へ飛び立った4人の宇宙飛行士が船内時間で6か月後、準光速航行だと地球時間で約700年後の地球へ帰還しようと冬眠状態に入った後に起こった出来事を描いたSF作品。

船長のテイラー(チャールトン・ヘストン)は、2673年であることを確認し、冬眠状態に入って眠りについたが、宇宙船に何らかのトラブルが発生し、ある惑星の湖上に不時着水をしたことで、冬眠装置が解除され、他のクルーと共に目を覚ます。湖に沈みゆく宇宙船から脱出し、幸いにも地球同等の大気がある陸地に上がったテイラー達は、惑星に探索と食糧確保のため移動を始め……という導入。

50年も前に映像なので宇宙船内部とか粗雑だし、突っ込みどころもあるけれど、ストーリー展開のテンポの良さや映像にマッチした音楽、何より猿のメイク等々、見応え充分な作品で今なお楽しめる。そして、いろいろと考えさせられる内容を含んでいるので、単なる娯楽作品とは一線を画している気がする。ただ、日本版DVDのジャケットを作成・承認した人たちにはダメ出しをしたい!


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