銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

2015-08-20 00:13:03 | は行
今宵は1990年制作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」!
映画には無かったのに、ビデオソフト化する際に第1作のエンディングに洒落で入れた“TO BE CONTINUED...” のテロップがまさか3部作の大作なるとは誰も思わなかったSFアドベンチャーの第3弾完結編。ほぼ1年の間にパート2と3を同時進行させ、2を編集しつつ、3を撮影するという慌ただしさの中で仕上がった作品。

デロリアンは落雷に打たれ、ドク(C・ロイド)は100年過去に飛ばされてしまう。1955年に取り残されたマーティ(M・J・フォックス)は、ドクが後世に残した手紙を受け取り、その指示に従い55年のドクと再会し、85年に戻るべく過去のドクが鉱山に隠したデロリアンを掘り起こすことに成功する。しかし、鉱山付近の墓地で“エメット・ブラウン” の名が彫られた墓石を発見し、過去のドクが殺されることを知ったマーティは……という展開。

パート1,2とはうって変わって、本作の舞台は開拓時代の西部なので、楽しんで観られた作品。1がマーティの父親の話で、2がマーティ自身に関わる話、そしてこの3はドクに焦点を当てた話になっている。過去に飛んだマーティが自らをクリント・イーストウッドと名乗ったうえで、“荒野の用心棒” や“ダーティー・ハリー” のパロディというかオマージュがあり、なかなk楽しませてくれる仕上がりになっている。個人的には、1>3>2の出来かな。
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