銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

守護神

2010-09-10 04:34:14 | さ行
今宵は2006年制作の「守護神」
アメリカ沿岸警備隊の全面協力の下、伝説の救難士ベン(ケビン・コスナー)と若い訓練生ジェイク(アシュトン・カッチャー)を軸に心の葛藤や絆を描いたヒューマン・ドラマ的海洋アクション。リアルなストーリー性と迫力満点の海難救助シーンがなかなかの大作。

海難救助中に救助要請者どころか仲間さえも失ってしまったベン(K・コスナー)は、しばらく現役を離れてレスキュー・スイマー養成のための訓練所の教官を務めることとなる。そこに入校してきた若者たちは一癖も二癖もあるような連中だったが、日々の過酷な訓練で徐々に人数が減っていく中、ベンは一人の訓練生ジェイク(A・カッチャー)に興味を抱き・・・という設定。

真面目に沿岸警備隊の人命救助に命をかけた名も無き英雄達を扱っていて、テンポ良く観られるし、迫力も十分描かれている作品で、K・コスナーの演技がなかなか渋くて好印象。ストーリー展開的には「愛と青春の旅だち+トップガン+海猿/3」のような印象を持つ人がいることは何となく理解できてしまう出来だけど、男ってこういうの好きだから、まぁいいか。
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