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平成26年度入試 合格体験記 11

2013-11-08 20:20:00 | 2014年度(平成26年度)小学校受験

「〇〇ちゃん、〇くんと同じ開智小学校に行きたい!」
娘のこの言葉がきかっけでした。

それまでお受験に否定的だった私も、本人の希望なら、それに大好きな同じ幼稚園の卒園生が通う小学校なら、と気持ちが傾き始めたのです。
その卒園生たちは揃って優秀、親御さん方も好感の持てる方たちばかりでした。
そんな方々の選んだ「開智小学校」。
一体どんな私立小学校なのだろう、と興味を持ちました。
そして、知れば知るほどその魅力にひかれていきました。

しかし、そんな優秀なお子さんたちと我が子が同じ道をくぐり抜けることができるのか…
それに、自分自身仕事を持ちながら、あと数ヶ月しかないのに間に合うのか…
色々な不安が次から次へと湧き上がってきました。

しかし、娘はやる気満々でした。
そんな娘のため、私よりも意欲的だった主人が全面的に勉強を見るという約束のもと、晴れて私はお受験ママになる決心をしたのでした。

塾探しでは、その卒園生で現開智生であるお友だちの親御さんに相談させて頂きました。
すると、なんとその「揃って優秀なお子さんたち」が「揃ってアヤアカ生」だったのです!
私は、なんの迷いもなくアヤアカデミーに通わせることに決めました。
信頼する方々が信頼する塾なら間違いがないと感じたからです。
結果、その通りでした。

入塾は年長の4月。
私の仕事は、4月~8月までが非常に忙しく、時期がすっぽり重なってしまい、覚悟はしていましたが本当に大変でした。
また、よりによって主人の仕事も忙しくなり、出張が増え深夜帰りの毎日になりました。
それでも主人は眠い体を自らたたき起こし、ほんの少しでも朝の勉強に付き合ってくれたりもしました。
私の方も案の定、塾に通わせる時間を割くことだけで精一杯の毎日。
夕方幼稚園から仕事先に娘を降ろし、6時7時まで待たせるということもしばしばでした。
そんな時は職場のスタッフが休憩時間等に勉強を教えてくれたりして助かりました。

横について勉強を教える時間をなかなか持てない我が家の主な勉強法は、5歳児には酷な「自習」でした。
そこで大変役に立ったのが、ipadやPCでした。
先生にはペーパーだけでなく、さまざまな遊びやゲームから脳開発に繋がる術を教わりました。
その遊びやゲームに似たものをipadのアプリで探しました。
遊んだり、ゲーム感覚で覚えたりするお受験サイトを見つけては、本人も楽しみながら取り組んでおりました。
季節や仲間などは、私の知らない間に覚えていて驚きました。

私は基本、日曜・祝日しか休みがありません。
そこで、それまではとにかく一緒に遊ぶだけだった休日の過ごし方に、少し工夫を加えました。
受験を踏まえた遊びや運動を取り入れたり、もちろん普段見てあげられないペーパー課題や制作も一緒にしたりするようになりました。
夏期講習では、主人も自分の夏休みを全て通塾と勉強のために使い、協力し合いました。

そうこうするうち、入試1か月前の9月になりました。
9月に入ると私の仕事は繁忙期を脱します。
すると、わかってはいたものの、勉強の遅れを改めて思い知らされ焦りました。
落ち着いて勉強時間が持てるようになったものの、残りひと月を切り、できないものが多すぎて何をすれば良いのかもわからない状況でした。
私の焦りで、今までのペースを急に狂わせるような態度で、娘を困惑させてしまったことを反省しています。

最後はとにかく過去問をひたすら解くことと制作に専念しました。
購入できない過去問は、先生にお借りしてipadに取り込みました。
先生にお借りした過去問バインダーには、生徒に対する熱意や懸命さが箇所箇所に感じ取れ、胸が熱くなりました。
そんな、先生の熱意。
私の代わりに勉強を教えてくれた仕事先のスタッフたち。
自己発信のため毎週末トリオや曲を快く貸し出して下さった園長先生。
アヤをご紹介頂き教材一切を譲って下さり、色々相談に乗って下さった先輩ママ。
そして…主人。
それから、アヤで一緒のクラスになったママたち3人。
そんな沢山の方々に支えられて、我が家は合格という切符を手にすることができたのだと思います。
この感謝の気持ちをどう表せば良いのかわからないほど、感謝の気持ちで一杯です!

同じクラスのママたちは全員2人目のお子さんの受験で精神的に余裕があり、色々教わり本当に頼りになりました。
授業を待っている間のティータイムは、慌しい毎日のホッとする癒しの時間でした。

娘のやる気と努力に、親の私の方が引っ張られてここまで来たという感じです。
娘よ、本当によくやった!
よく頑張った!
もっと早くから取り組み、余裕の気持ちで入試を迎えてあげたかった、と後悔は残ります。
が、アヤで体験し吸収されたものは、形を変えて脳神経細胞のどこかに残り、将来必ず役立つものと確信しています。
娘だけでなく、この私にも……!!

(T.S.)


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