飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

山形県飯豊から茨城の自宅まで…。旅が終わるはずが!

2021-08-28 05:44:11 | 2021北海道旅

今朝の飯豊は寒いくらいでした。

ここは、高い山の近くなので、夜のなると、冷たい風が降りてくるんですね!

網戸を取り付けて車中泊していましたが、明け方思わずそれを取り外して、窓を全部閉めました。

 

昨日ちょっとより道した、山形県南陽市では、以前は秋になるとよくハンググライダーやパラグライダーの大会が開かれ

ていました。

その時に、大会運営側は、飛び終わった選手のために「芋煮会」をやってくれていました。

おなかがすいた選手たちにとって、芋煮はご馳走です!

みんなでにぎやかに食べていた時のことです。

友人のハンガリー人が、この山形の芋煮会の習慣がいたく気に入り、「お礼に明日はハンガリー風の芋煮会を自分にやら

せて!」と、申し出てくれました。

翌日、そのハンガリー人は、ハンガリー風にパプリカベースの芋煮をふるまってくれました。

伝統的な芋煮ではありませんが、これはこれでおいしいです。

その時、私はふとこう思いました。

「昔から、こんな風に、違う文化が融合したところから、新しい文化って作られてきたんだろうな…。」

 

例えば、ジャズは、黒人のリズム感に白人の楽器が融合して生まれた音楽です。

フォルクローレだって、ヨーロッパの楽器と南米の音楽が融合したものです。

日本でも、中国や朝鮮半島で行われていた「水稲栽培」が伝わったところから、「弥生文化」が発生しています。

今までの歴史を見ても、異文化がうまく融合すれば、必ず新しい文化が発生しています。

私はこの旅の中で、ところどころにアイヌの人たちに関することを、このブログでご紹介してきました。

私が残念に思うのは、和人、つまり私たちとアイヌの人たちが融合した文化って、いまだ生まれていないことです…。

これは悲しいことだと思います。

おそらく、和人が一方的にアイヌの人たちの尊厳を奪い続けてきたからでしょう。

しかし、これから先、先日ご紹介した「ウポポイ」などで、私たちがアイヌ文化を理解することから、また新しい文化が

生まれてくる可能性はあるように思えるんです…。

「私たちとアイヌの人たちが融合した新しい文化…。」

期待したいです…。

 

本日は家まで帰ります。

途中、福島スカイパークに寄ります。

ここは、アクロバット飛行で有名な室屋氏がホームベースとしている空港で、飛行機の展示もある場所なのですが…。

コロナでしまっていました。残念!

 

そのまま走って、お昼は白川ラーメンの名店「うさぎ」で…。

 

うっかりラーメンの写真を撮るのを忘れてしまったので、お店の写真だけです。

もちろんおいしかったです。

 

後は、家に帰るだけ…。のはずだったのですが…。

思わぬ出来事が…。

若者がヒッチハイクしていました。これは乗せるでしょう!

以前、バンドを組んで活動していたそうですが、現在は放浪しているようです。

いろいろとその若者と話をしているうちに、なかなか面白い青年と分かりました。

そうなってくると…。

うちに泊めるでしょう!

 

…。

ということで、私の旅そのものは終わりましたが…。

このブログはまだ続きそうです…。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋田県ことおかから山形県飯... | トップ | 青年よ、前へ進め! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2021北海道旅」カテゴリの最新記事