ここで、ハーネスにファスナーを閉めた後、そのラインがハーネス内に収納するためのショックコードを取り付けます。
これについては、EXEは独自のアイデアを採用しています。
皆さんは、EXEのハーネスには、このショックコードが二つあることに気づかれていますか?
まず、100中99人の方は気づかれていないと思います。しかし、これには重要な意味があるのです。
まず、他社ハーネスは、このショックコードが一つですが、この場合、問題が起きてしまいます。
それは、ファスナーを閉めるラインの引き込みを良くしようと、このショックコードの位置を、ハーネス後方へ移してしまうと、ランディング時、ヒザがラインをくぐってしまい、足に絡まってしまうのです。
このため、ショックコードの位置は、ヒザ位置よりも後ろに下げられないのです。
しかし、その位置にショックコードを取り付けると、ショックコードの引きしろが少ないために、ファスナーを締めるラインが全部収納できず、一部、ハーネスの外に出たままとなってしまいます。
そこで考えたのが、このショックコードを二つつける方法。
前方のショックコード(写真で前方のリング)は、ラインが足に絡まらないようにするためのもの、そして、後ろのショックコード(後方のリング)は、ファスナー開閉ラインの引き込みを行うものと、その役目が完全に分かれています。
このアイデアにより、EXEのハーネスはファスナーの開閉ラインがヒザに絡まることがなくなりました。
非常に単純で、効果のあるアイデアなのですが、他社ではまだこのことに気がついていないようです。
EXEのレッグストラップの方式が、ブラジルのネネローターハーネスに採用されたように、この方法も早く他社が真似をして、世界のスタンダードになって欲しいのですが、なかなか気がついてくれません。
只今のハーネス納期情報。 バックオーダー9着。
これからのオーダーについては、納期が来年になることは避けられない状況です。
申し訳ございません。