旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

第51回 看護学会

2009年10月08日 21時20分19秒 | 看護部

10月3日(土)に、大阪国際交流センターで、近畿地区国立病院看護部長・副看護部長・教育主事協会主催の「第51回看護学会」が開催され、当院からもポスターセッションで2題の報告を行いました。

この学会は、昭和32年に「看護は関西から」のポリシーのもと全国の国立病院に先駆けて開かれ、昨年50回記念大会を迎えました。

第51回看護学会は、
-これからの看護、看護職の未来を考える-
「看護の心と技の伝達」
というテーマで行われました。

シンポジウムでは
「看護の心や技とは何か」「それらをどう伝えるか」「看護を可視化するための看護指標作成の試み」
などが提言・報告されました。


その他のプログラムも、口述発表、ポスターセッション、特別講演、教育セミナー、展示と盛りだくさんでした。

口腔ケアセミナーは大人気で、入りきれませんでした。
  

展示では「自立支援ロボット(HAL)」と、転倒・転落防止用物品の紹介がありました。

HAL…体験してみたかったです。将来お世話になるかも…。


今回のエントリーは2題とも、2病棟からの報告でした。

午後からのポスター討論前なのにリラックス!余裕が感じられます。

演題1 : 経鼻胃管栄養法での誤嚥性肺炎の予防 ―増粘剤を使用した自然滴下法―

誤嚥性肺炎の予防は、看護ケアにとって各施設に共通する、とても重要な課題です。
フロアの皆さんが関心を持って下さって、研究方法について多くの質問がありました。
どんな質問にも的確に答え有意義な討論を行いました。

演題2 : 「高齢者発熱パス」の使用状況と発熱原因の分析
 手の出演は誰?
長期療養病棟のone-dayパスということに興味を持っていただきました。

 1病棟の看護師、IさんとOさんです。勉強に来ました。


特別講演で学んだ、「横並び」のまなざし。 「ともに喜び、ともに悲しみ、ともに感動する」


あわら病院は、今日も元気に学習に励んでいます。

― 看護課M ―





おまけ

野趣溢れ、野趣に埋もれそうなあわら病院の秋です。

  土手の草刈り中に発見されました。
「あけび」です。

― カメラマンC ―


今日(10月8日)は台風18号が、日本列島を縦断!福井では小中学校が休校になりました。
あわらも昨夕から雨がひどくなり、明け方から強風が…。
今朝の出勤時には、ひどい雨風の中、送電線の修復作業をなさっている作業員の方々を見かけました。(頭が下がりました。)
それから、田んぼから飛び立ったものの、強風にあおられて再び田んぼに落ちていった雀を見ました。(ちょっと涙)

― 編集委員Y ―



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