9月17日、臨床研究審査委員会(IRB)が開催され、看護課から5題の提出があり、全て承認されました。
昨年「臨床研究に関する倫理指針」が改正されて、臨床研究の倫理指針の対象は医師が行う研究に限定されず、患者の診療情報等を用いる研究、特に前向きに異なるケアを実施して比較する研究は指針の対象となりました。臨床看護研究でよく行われる「生活指導や看護ケアの効果や影響を前向きに見る研究」「特定の看護ケアの介入研究」「インタビューを行う質的研究」等など、これらの研究は対象となります。
これまで当院の看護研究は看護教育研究員会が倫理的配慮の必要性を研究者に伝えるという手順のみでしたが、今年度から審査委員会による専門的な判断を受けることになりました。
このハードルは高く(知的・精神的に)ここに至るまでに、予備審査で丁寧に関わってくださったS医長に感謝!!
さらに、昨年度、臨床研究を実施する際に必要な最低限の知識の教授を、T院長自ら8回シリーズで行ってくださいました。
深く感謝!!
この講義は、厚生労働省研究班による臨床研究教育サイト「ICRweb-ICR臨床研究入門初級編」と国立病院機構本部研修テキスト(臨床研究のデザインと進め方に関する研修)を用いたもので、T院長がとてもわかりやすく解説してくれたのです。
講義の一部です。
「臨床上の疑問を定式化」するフォーマットとしての、PECO(ぺこちゃん)
Patient and/or Problem : どんな患者に
Exposure/Intervention : 何をすると
Comparison Intervention : 何と比べて
Outcome : どうなるか
図から「ペコちゃんのおでん」とも表現されます。手書きの文字が苦しい…。
カメラマンCは残念ながら去年は講義を受けられませんでした。
今年補習と共に、臨床検査の「感度」「特異度」「尤度」など、次のステップについても研修を予定しています。
乞うご期待!!
臨床研究審査申請書と研究同意書、審査判定通知書はこんな形式です。
7月2日「チームの一員としての自覚と責任」というテーマで、新人看護師研修を行いました。その報告をします!
組織や、病院・看護課の目標、委員会活動についての講義を受けて、知識の確認をしました。
看護課以外の部署がどう患者さんに関わっているのか、病院探索をしてインタビューしました。
患者さんとの関わりや、仕事内容、看護課への要望などを、実際に聞くことでわかりやすく理解することができました。
(写真は事務長室です。)
探索で学んだことを自分達なりに図にして、知識を整理しました。
各部署がコミュニケーションをとり、情報交換しながら医療を行うことが必要だと学びました。
今回の研修では、自分もチームの一員であり、人の命を預かる大切な職種であることを改めて実感しました。
これから、こころ安らぐ温かい看護を提供し続けられるように、頑張って仕事していきたいと思いました。
以上、執筆は新人看護師Aでした。(編集はベテラン看護師Hです。)
あわら病院は今日も元気です。
6月27日(土)、梅田センタービルにて開催された国立病院機構近畿ブロック看護職員就職説明会で、あわら病院のPR活動を行ってきました!
近畿地区の20をこえる病院が参加した大規模な説明会でした。

「近畿ブロック担当理事と」

各病院6分間の持ち時間の中で、新人ナースからのコメントや、動画の映像を使用するなど様々に趣向を凝らした病院紹介を行っていました。

学生達も、熱心に志望の病院のブースに集まり、大阪近隣の病院には長蛇の列をなしていました。
あわら病院のブースはといえば・・・ぼちぼちというところでしょうか。

「あわら病院ブースでの新人ナース


「個別ブース説明会場の様子


「あわら病院ブースを訪問した学生さん


一番上の写真は、「あわら就職説明会スタッフ一同・クリスタルホール前にて」
当日の朝に出発した新人ナースは4時起きだったようです!
ほんと、おつかれさまでした。
今回の記事の執筆担当はMさんでした~

カメラマンC・執筆者Mと、徐々にブログ担当者が増えてきて、編集委員Yもしめしめ…もとい大変嬉しく思っております。
あわら病院は今日も元気です。

6月20日(土)、福井工業大学附属福井高等学校・看護専攻科の就職説明会で、あわら病院をアピールしてきました!
説明会会場に入っての第1印象は…学生さんたちが「若い!」「フレッシュ!」

(最近、「自分も歳をとったなあ…

説明が始まると、学生の皆さんはそれぞれ、病院パンフレットとスライドを見比べたりメモを取ったりと、真剣な表情で聴いてくれていました。嬉しかったです。

福井高等学校・看護専攻科1号棟
洋風のオシャレな外観です。

2号棟
ステンドグラスの窓が素敵です。
あわら病院の募集要項については、主に水上総師長の方から説明しましたが、間に「当院に就職した卒業生からのメッセージ」「庶務からの説明(主に待遇について)」「医師からのメッセージ」などを盛り込み、30分きっちりアピールさせてもらいました!
フレッシュな学生さんがたくさん、あわら病院を希望してくれますように…。

一番上の写真は、6月20日の「あわら病院就職説明隊」です。説明会を終えて清清しい表情をしています。
あわら病院は今日も元気です。

冨田倫代 前総看護師長(現 南和歌山医療センター看護部長)が、平成21年5月10日(日)、福井県看護協会「看護の日」において、福井県知事表彰を受賞されました。
平成18年4月から平成21年3月までの3年間、あわら病院の運営・看護の質向上に尽力されたこと、長年の看護活動への取り組みが高く評価された結果の授賞となりました。
冨田看護部長さんからは、「これは私個人の業績ではなく、あわら病院の皆さまのお力、ご協力によるものであり、とても感謝しております。よろしくお伝えください。」とのメッセージをいただきました。
おめでとうございます!
あわら病院は今日も頑張っています。
おかげさまで2月19日・20日の看護師支援セミナーもつつがなく終了いたしました。
今回も3名の方が参加してくださり、熱心に講義と実習を受けておられました。
参加者の方々といろいろお話することは、講習を行う立場の当院看護師にとっても、励みになります。

第7回は7月に予定しています。皆さま、よろしくお願いします。
今回も3名の方が参加してくださり、熱心に講義と実習を受けておられました。
参加者の方々といろいろお話することは、講習を行う立場の当院看護師にとっても、励みになります。


第7回は7月に予定しています。皆さま、よろしくお願いします。
12月13日(土)の午後に「第98回看護師国家試験対策講座」を開催しました。
近隣の複数の看護学校から、(当院への就職内定者を含む)46名の参加者がありました。
そして講師には、国家試験対策講座で人気のある馬渕成美先生をお迎えしました。
先生は開口一番、「第98回国家試験はこうなる!」「国家試験突破の学習方法とは!」
と、受験生の皆さんの関心をぐっと惹きつけ、
その後、理論的に情熱的に!時にはユーモアを交えて、問題解決法についての講義をなさいました。
研修を終えた受講生の皆さんの表情には“満足感”と“やる気”が漲っていました。
受講生の方々全員の国家試験合格を祈っています。

「国家試験対策講座」は来年度も行います。7月以降のあわら病院のホームページは要注意ですよ。
写真は「熱気みなぎる講座風景」です。 国家試験は全員合格間違いなし!


年末年始のあわら病院診療案内
(12月18日のブログに飛びます。)
これもちょっと前の話ですが、11月13日に「第5回看護師支援セミナー」がありました。
「看護師支援セミナー」とは、子育て等でしばらく臨床を離れている方や経験が浅く看護技術等に不安のある方を対象とした、共に学び、共に技術を高めるセミナーです。「看護を語る」場作りの機会と考えています。今回の内容は以下のようなものでした。
1.最近の医療・看護の動向
2.最新の感染予防(講義・演習) : 感染看護認定看護師
3.高齢者の口腔ケア(講義・演習) : 院内高齢者看護認定看護師
4.看護技術(採血・注射など) : 教育担当副看護師長
5.病院見学(ご希望の方)
4名の方が参加してくださり、講義のあとには当院看護師と和気藹々と談笑しておられました。
少なくとも私にはそう見えました(笑)。

今回のセミナーを受講された3名の方が、職場復帰への自信へと繋がったと話されていました。
(当院へも1名就職希望がありました
)
平成21年2月に、第6回の看護支援セミナーを計画しています。「看護を語る」場として多くの方の参加をお待ちいたしております。
「看護師支援セミナー」とは、子育て等でしばらく臨床を離れている方や経験が浅く看護技術等に不安のある方を対象とした、共に学び、共に技術を高めるセミナーです。「看護を語る」場作りの機会と考えています。今回の内容は以下のようなものでした。
1.最近の医療・看護の動向
2.最新の感染予防(講義・演習) : 感染看護認定看護師
3.高齢者の口腔ケア(講義・演習) : 院内高齢者看護認定看護師
4.看護技術(採血・注射など) : 教育担当副看護師長
5.病院見学(ご希望の方)
4名の方が参加してくださり、講義のあとには当院看護師と和気藹々と談笑しておられました。
少なくとも私にはそう見えました(笑)。

今回のセミナーを受講された3名の方が、職場復帰への自信へと繋がったと話されていました。
(当院へも1名就職希望がありました

平成21年2月に、第6回の看護支援セミナーを計画しています。「看護を語る」場として多くの方の参加をお待ちいたしております。