外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

幸福の習慣 という書籍

2012-01-10 17:02:46 | ひとりごと
本当に「幸福」を実感するには、5つの要素が必要だという。

         
1.仕事に情熱を持って取り組んでいる

  ここでいう「仕事」とは、生活費を稼ぐための仕事だけではなく

  ボランティア活動・子育て・勉強などを含む、

  “一日の大半の時間を費やしていること”のこと。

     
 2.よい人間関係を築いている

  強い信頼と愛情でつながっている人間関係を

  持っているかどうかが重要な分かれ目。
 

 3.経済的に安定している

  収入を支える基盤が安定しているか?

  資産を効果的に管理しているか? 

  
 4.心身ともに健康で活き活きしている

  健康状態が良好かどうか?

  日々やらなければならないこと、やりたいと思っていることを

  成し遂げるのに十分な活力に満ちているかどうか?


 5.地域社会に貢献している

  住んでいる地域に深く根を下ろして、

  つながっている感覚があるかどうか?

  

世界150カ国の調査では66%の人々が

5つのうち少なくとも1つでハイスコアを得ていたが、

5つ全部でハイスコアの人はわずか7%しかいなかったという。



これらは、

幸福の習慣』トム・ラス/ジム・ハーター共著 森川里美訳 

という、どうすれば幸福になれるのかを

アメリカの世論調査会社ギャラップ社の統計を基に

解き明かした本の内容。


「仕事での幸福」における不幸な出来事は

「長期にわたる失業」であり

配偶者を亡くしても数年後には回復するが、

長期失業はダメージがそれより大きいとのこと。


しかしながら、知り得るアメリカの現状は・・・・・

 12月の非農業就業者数は20万人増加、失業率は8.5%に下落。

 とはいうものの、これはほぼ「非正規」雇用。

 つまり、クリスマス商戦などの年末特需で

 何とかアルバイトの仕事を見つけた人が多かっただけであり、

 1-3月には悪化することは必定なのだ。


 しかも、長期期間失業者の現状は、

 アメリカ労働省労働統計局(BLS)によれば

 558万8千人が27週間以上失業しているという。
       ↓
 Table A-12. Unemployed persons by duration of unemployment
 http://www.bls.gov/news.release/empsit.t12.htm


 すなわち、

 600万人近い人が半年以上も仕事もなく苦労している状況は、

 大統領選挙にも少なからぬ影響を与えるはずだ。




この本によれば、

これまで米国では、退職は65歳というのが平均的だというが、

一方では、

95歳まで長生きした人は平均80歳まで働いており、

そして彼らの実に93%は「仕事に満足していた」というのだ



「満足して働ける仕事」を持っていることはなんと幸せなことか!




まったく話は変わるが、

生存本能は目先の欲望を優先させる とのことである。


 現代には、今この瞬間の欲求を満たす選択肢があまりにもたくさんあるので、

 将来のためになるような適切な長期的判断をするのが

 むずかしくなってしまっているのです。

 今すぐ得られる“ごほうび”に手が伸びるのは自然なこと。

 短期的利益を優先する傾向は、生存本能に結びついているからです。
 
 そのせいで、大人になっても子供のときと変わらず、

 健康的に長生きしたいと願う自分より、

 目の前の欲望を満たそうとする自分が勝ち、

 脂肪たっぷりのデザートを食べてしまいます。



最後の部分は、

 糖質たっぷりのデザート と訂正したいものだが・・・

実に、実情を活写しているではなかろうか!



 2万3千人に買い物について質問しました。

 「キャンディを定期的に買っている」と答えた人は、わずかに10%でした。

 この質問のあと

 「もし今、目の前に山盛りのキャンディを差し出されて

 『どうぞ』と言われたら、あなたはそのキャンディを食べますか?」

 と質問すると、

 70%以上の方が、「食べると思う」と認めました。



 同書 13頁 はじめに より