11月の7日の日曜日、
カミサンに連れられて、V6の長野博クン主演の舞台、
場所は、テアトル銀座です。
主演は、長野博クン、
ヒロインは、佐藤江梨子さん。
ストーリーは、
長野クンが、青森のりんご農家の次男で、
長男が自衛隊に入ったので農家を継ぐために東京から呼び戻され、
ところが、長男が健康問題で自衛隊を除隊。
次男の長野君は嫌々ながら、同じりんご農家のお婿さんになり、
農薬アレルギーの奥さんのために、
農薬を減らしたりんご栽培を始め、
ついには無農薬、無肥料のりんご栽培を成功させるまでの半生。
木村秋則さんという実際にいる人の実話に基づいた話です。
無農薬栽培と言っても、りんごは虫が付きやすく、
実が付くまで10年くらいは無収穫だったそうです。
周囲の農家からは、虫が発生するので嫌がらせや村八分、
深夜のアルバイトで生計をつなぎ、
一人娘が風邪をひいても病院にもいけない極貧生活。
そんな中でも必死に研究し、
彼を支えた義父や義母、耐えた奥さん、
みんな優しく、温かい人たち。
自殺まで考えるほど追い詰められ、
苦労の末に、やっといくつかの花が咲き、
ちいさなりんごが二つだけ実ります。
それをみんなでお祝いし、
一つは神棚に、
一つをみんなで一口づつ食べます。
もう、感動して何度も泣きそうになりました。
僕の実家も農家なので、
跡継ぎの問題や、農家の苦労は身に滲みます。
久々にいいお芝居を観させていただきました。
長野クンの演技も、
脇の方たちの演技も素晴らしかったけど、
さとえりさんの演技が特に泣けました!(ノω・、)