猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

上野で博物館のはしご

2009年07月25日 00時16分15秒 | 博物館・美術館

こないだの月曜日、三連休の最後の日の「海の日」に上野に行ってきました。

最初に行ったのは、 国立科学博物館の

 『黄金の都シカン』です。

南米の遺跡と言うと、インカ文明の遺跡が有名かと思いますが、
「シカン」はインカより少し前の時代になります。
日本では平安時代から鎌倉時代あたりになります。
この展示は日本人の研究者の発掘した遺跡のもので、
シカンの王様か貴族らしき一族のお墓らしいです。
盗掘被害が無かったらしく、黄金のマスクや、ラピスなど宝石類もたくさんありました。
特に、儀式用のナイフや装飾品などの黄金製品の多さには驚きます。
「生贄」の風習は恐ろしいですが、そんなインカやシカンの文明も
白人の侵略や略奪で根絶やしにされてしまった、
そのことの方がずっと残酷で、残念なことだと思います。

 展示を見終わって外に出ると、

大きなシロナガスクジラが…
実物大のシロナガスクジラの模型です。
地球最大の哺乳類。
さすがにでっかいです!

次に見に行ったのは、
国立博物館の

『伊勢神宮と神々の美術』です。

この展示は伊勢神宮の式年遷宮記念の特別展だそうで、

伊勢神宮などの古神宝や御神像などが展示してあります。
 
普段、仏像は目にすることはあっても、
神像は滅多にお目にかかることはありません。
しかも、江戸時代までは伊勢神宮も神仏習合で、
曼荼羅図など、仏教の影響がかなり見られました。
これも、かなり貴重なものだと思います。

鳴沢氷穴から河口湖へ

2009年07月17日 21時16分09秒 | ドライブ・旅行

こないだの日曜日、河口湖で

河口湖ハーブフェスティバル

というイベントをやっているというので見に行ってきました。

 

でも、その前に行ってみたかった所があります。

『鳴沢 氷穴』

です。

 

鳴沢氷穴は富士山の側火山の長尾山が噴火した時に

流れ出た溶岩によって出来た洞窟です。
 
年間を通して気温は3度くらいだそうです。
中に天然氷が保存してあります。

中はとても暗いので手ブレしてしまいました。
外はとても蒸し暑かったのに、中は寒いくらいです。
いや、実際とても寒かったです!
足場が悪く滑りやすいので、手すりが設けてあるんですが、
手すりを触っていると手がかじかんでしまいます!

これは天然の氷柱です。
天井から沁み出した水滴が冬の間に凍ったものです。
7月上旬ぐらいまで残っているそうです!

 

「鳴沢氷穴」を出て、河口湖畔の「八木崎公園」に着いたのは3時くらいでした。

 梅雨明け前なので富士山は見えないだろうなとは思ったものの、

多少は見えないものかと期待もしていました。

 

「八木崎公園」のラベンダー畑です。

公園の中を散歩していたら雲が途切れて、富士山が顔を出しました!
と言ってもこの写真では薄くて解りづらいですね。

拡大してみました。
うっすらと見えています!

帰りに山中湖を通って帰ったら、さっきよりもハッキリ見えました!
すそ野が雲の中に隠れているのがむしろ神々しく見えます。

結婚記念日の翌日に

2009年07月15日 15時15分01秒 | 食べ物

先週の日曜日 (7月5日)のことなんですが、

前日が結婚記念日だったのに何もしなかったので、

レストランでランチでもしようということに…。
とは言っても、予約もしてないのでどこへ行くか…
迷った末に行ったのは、
『レストラン イタリアンガーデン』
 
このお店、1950年代に出来たというから、
もうかれこれ50年ぐらいたっていることになります。
自分は独身時代に一度入ったことがあります。
もう、20年以上前になります。
その時ですら、「古い店だなあ」と言う印象だったのですが、
今でもあのときのままだったのでびっくりしました。
 
外観はまるで倉庫か何か、ほったて小屋の様でもあります。
窓が無いし、看板が無ければとてもレストランには見えません。
 (ランチタイムが終わって帰り際に撮ったので札が『準備中』になってます)

中に入ると、薄暗い店内にはテーブルのキャンドルの明かりがなんとなくいい雰囲気。
 
壁一面に、店を訪れた芸能人やスポーツ選手とオーナーとの2ショット写真が飾ってあります。
巨人軍の選手が多かったようですが、かなり古いものもあります。
若い頃の松井選手の写真や、王監督の写真、小泉元首相やガッツ石松さんの写真も。
 

もう一方の壁際には、とても古いジュークボックスがまだ現役で音楽を奏でていました。
流れる音楽は50年代~60年代のアメリカンポップス。
音楽はカミサンの好みに合っていたようです。
  
うっかり、料理の写真を撮るのを忘れていました。
食べたのは、パスタのランチセットと、ピザのランチセットです。
パスタの方は1500円くらいで、ピザが1600円くらいでした。
どちらにもパンとサラダ、デザート、ドリンクが付きます。
 
パスタもピザも5種類くらいの中から一つを選ぶもので、
パスタは「イクラと鮭のクリームスパゲティ」を頼んだはずが、
なぜか、運ばれてきたのは「ベーコンとほうれん草のクリームスパゲティ」。
まあ、いいかとそれを食べました。
ピザの方は「トマト&バジル」を選びました。
この店の名物の四角くて薄い生地のピザですが、パリパリでは無く、しっとりしています。
デザートは写真の「洋ナシのタルト」を選びました。
 
このお店、名前は「イタリアン」ですが、創業当時は、
近くのアメリカ軍基地の兵隊さんなどがメインのお客さんだったようです。
その頃は値段の割りにボリュームたっぷりの「アメリカン」なお店だったようで、
そんなアメリカンな雰囲気が日本人には珍しくて人気になったようです。
今は、お客さんのほとんどは日本人で、ボリュームも日本人向けに普通になりました。
しいて言えば、50~60年代の雰囲気を楽しむお店だと思いました。

横浜中華街、『関帝廟』

2009年07月04日 23時07分27秒 | 神社・仏閣

『海のエジプト展』を見た後、中華街の『関帝廟』にお参りに行きました。

 

 

『関帝廟』は、三国志の関羽将軍が神様となって祀られています。

関羽将軍は後漢の後期、西暦160年に生まれたといわれています。

関羽将軍は死後、首と胴が別 々に葬られます。

そのため関羽様の霊は首を探し彷徨いますが、普浄という仏僧に悟され成仏します。

しかしその後もたびたび表れるので、廟を建てて祀ったとあります。

その後歴代の皇帝により功績を讃えられ、神として祀られるようになりました。

横浜の「関帝廟」は、1873年(明治6年)に創建されたそうです。

お参りには作法があって、まず、受付で5本のお線香を購入します。

5個所の香炉それぞれに、3礼してお線香を立て、1礼します。

それぞれの香炉の神様とご利益は

香炉1   「玉皇上帝」、国泰平安

香炉2   「関聖帝君」、商売繁盛・入試合格・家内安全・学問 

香炉3   「地母娘娘」、除災・健康

香炉4   「観音菩薩」、解難・健康・縁談・安産

香炉5   「福徳正神」、金運・財産保全

だそうです。

その後本殿に入り、「関聖帝君」「地母娘娘」「観音菩薩」「福徳正神」の順に

拝礼台にひざまづき、住所・氏名・生年月日を自己紹介し、最後に願いごとを祈ります。

お参りを済ませたら、中華街で夕食を食べたいところですが、子供たちが待っているので、

お土産に、肉まんや、チャーシューまんなどを買って帰りました。

肉まんは「同發」という老舗の広東料理のお店のものを買いました。

一個300円ですが、大きくて美味しかったです!
他に「皇朝」という、何かでチャンピオンになったというお店で、一個90円の小さいチャーシューまんと豚まんのセットを買いました。
どっちかというと、「同發」のが美味しかったですね。


海のエジプト展

2009年07月03日 22時27分29秒 | 博物館・美術館

こないだの日曜日のことですが、横浜の「パシフィコ横浜」に『海のエジプト展』 というのを見に行きました。

(写真は会場マップと、朝日新聞の号外です)

現在は海に沈んでしまったエジプトの古代都市「カノープス」「ヘラクレイオン」「アレクサンドリア」の

海底から発掘されたものを展示したものです。

会場に入ると、まず最初に何気なく神殿の柱や礎石の一部らしき巨大な石がいくつか置いてあるんですが、

雰囲気作りのためのダミーだろうと思っていると、実は本物!

説明文が端っこに小さくあるだけなので危うく見落とすところでした。

それにしてもこんなに大きなものをよく運んできたものだと驚きました。

けれど、会場を進んでいくともっと大きな神像やファラオ像なども展示してありました。

全高が5メートル以上、重さは約6トン。

これだけ大きなものを運んでくるんだから、入場料も高いわけだと妙に納得しました。

もちろん、金貨や装飾品など細かな展示物もたくさんありましたけど。