(1)生活の党に、山本太郎が入党して、新しく「生活の党と山本太郎となかまたち」ができた。これで、生活の党は衆参両院合わせて「国会議員5人以上」の政党要件を満たすことになった。2015年の政党交付金が出る。禍福はあざなえる縄のごとし、というが、ほんとうによかった。
(2)来年早々の新党結成を目指しているという。また、他の議員にも参加を呼び掛けるらしい。「生活の党と山本太郎となかまたち」が他の野党との、選挙協力の潤滑油、接着剤になることを願う。ネーミングも新しくて、なかなかセンスがいいよ。そのまま小説か戯曲に、もっていけそうだ。
(3)「生活の党と山本太郎となかまたち」。山本太郎の将来が楽しみだ。どんどん大きくなっている。かれが政治家として生きるこれからの時代は、とても難しい。原発、TPP、消費税増税、集団的自衛権、それから改憲、徴兵制。政権交代。そのとき、先達として小沢一郎が側にいることは、大きな宝だ。
(4)「生活の党と山本太郎となかまたち」。政治家を特別の人間として見るのは間違いだ。普通の人間である。だから世間で通らない人間は政治家としても三流なのだ。その点、山本太郎は優れている。優しさ。勇気。弁舌の巧みさ。正直。率直さ。これが挫折しないように守るのが小沢一郎の役目になる。