今日は(正確には昨日)、世田谷区にある招き猫の発祥のお寺として有名な豪徳寺(ごうとくじ)にお参りに行きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%AA%E5%BE%B3%E5%AF%BA
豪徳寺は、彦根藩の藩主の井伊家の菩提寺で、桜田門外の変で命を奪われた井伊直弼ほか、井伊家の代々のお墓があります。
井伊家は世田谷領の領主でもあったそうです。
招き猫の発祥の地と言われているのは、井伊直孝が猫に門内に招き入れられ、雷雨を避け、説法を聞き、それにより井伊家の菩提寺となった(1633年)ことによります。
豪徳寺では、招き猫を「招福猫児」(まねぎねこ)と呼び、招福観世音菩薩(通称=招き猫観音)と、そのけん属(仏様の使い)である招福猫児(まねぎねこ)をお祀りしています。
写真はその「招猫殿」です。
お堂の横には、願いが叶ったお礼の招き猫がたくさん奉納されていました。
こちらの(お寺で売っている)招き猫は、真っ白で、鈴を付けた赤い首輪をしているだけのシンプルな昔ながらの招き猫です。
たぶん、江戸時代からその姿と表情は変わっていないものだと思います。
また、井伊家が彦根藩主だったことから、彦根市のマスコット、ゆるキャラの「ひこにゃん」もこのお寺を訪れています。
↑お寺で購入した招き猫、6号サイズ(中くらい、1800円だったかな)。高さは16センチメートルくらい。
300円のミニサイズから5000円の大サイズまで、7種類あります。
この招き猫が、彦根市のマスコット、ゆるキャラの元祖、「ひこにゃん」のモデルになったそうです。
↑山門です。
↑仏殿。1677年の完成です。
↑本堂
↑鐘楼
1679年製作の梵鐘だそうです。
↑門の前にいた野良?猫です。
とても人懐っこい猫ちゃんでした。