俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

愛だぜ

2009-03-28 23:59:34 | ATOP
この間、卒業式のあとの飲み会で高△と話していたことを。最後の反省会みたいなものです。今考えれば高△にしては反省的なことを言うのは珍しいことだった気がします。

結局、この部活に足りていないものはなんだろうかってことを話していました。同時にそれは『私たちになにが足りなかったのかということでもあるなぁ』と話していて思いました。

私は私たち、とくに私個人の反省として述べますが、ある意味現役に対してのお願いでもあります。まぁOBに対してもそうであってほしいですけど、年取れば取るだけ言い訳がうまくなるので…なんて言ってる私もOBですけどね(汗。

うーん、いま部内で抱える問題というのは色々あると思うのだけど、技術と勘が足りないのが決定的なんだと思う。やる気とか雰囲気とか、独立だのは好きにすれば良いと思います。というのも、いつまでもそんなことで止まっているのは馬鹿馬鹿しく、OBがごちゃごちゃいうならOBがなんとかすりゃいいじゃんという気がするので。スポーツが良い例で環境を用意するのは外野であり、実際に活動するのは選手なんだから。WBC見ててもそれを思いました。

だからそんなことばっか気にして活動できないなんて本末転倒だから、本業をきっちり今はやるべきだと思う。ただそこで問題なのはなんでもそうだけど、技術っていうのは教える人がいて、学ぶ人がいて、経験が必要なんですよね。

しかも、今の幹部も感じていることだろうけど、教育っていうのは教える側にいるに人が敢えてなにかをしないと何も始まらないんですよね。それにもパターンがあって、教える側が学ぶ側に無理やりなにかやらせるのか、学ぶ機会を与えるだけで学ぶ側にあとは委ねるのか、一緒に学ぶか…個人的には一番足りていないのは無理矢理なにかやらせることだと思う。理由は学生には自己管理できるだけのプロ意識はないから。

だからといって今の部活に足りないのは技術だっていうわけじゃありません。それは表面上のことなんだと思います。そんなことは誰の目にも明らかだし。私はこの部に足りないのは愛だと思うんですね。

何となく感が昔より強くなったんです。今よければそれでいいとか、問題起きなきゃそれでいいとか。昔の部に愛があったかはしりませんし、そんなことを誰も考えていたとは思えないのですが、世代的なものがあるんだと思います。昭和か平成かみたいな。

そういう短絡的な発想を押し進めたのは私のような人間だから深く反省しないといけないと思う。根本的に人を育てるのが下手くそだったんだろうなぁ。うまい下手っていうよりやっぱり愛がたりなかったんだろうなぁ…冷たいもんなぁ、成果主義というか能力主義でやり通していた傾向あったと思うし。

もっとガリガリ怒って、ゴリゴリ叩き込まないといけなかったんだろうなぁ…ほら良くも悪くも期待しない感じだったもんな。期待しないんじゃなくて、期待するもしないもないって感じ?

そうじゃいけないんだよね。もっと部活を愛さないといけないし、新聞を愛さないといけないし、後輩を愛さないといけない気がする。そうでないとなかなか人間って成長しないからねぇ…。

愛が部活を救う。