俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

一流に触れて成長する

2009-03-30 23:52:36 | 今日この頃
なんで一流のものに触れろとか、良いものに接しろとかいうのが今までよく分かってなかったんですけど、最近分かった気がします。

というのも、先日友人と話していて「なんでわざわざゴルフなんて見に行くんだろうね?」という話を振られ、テキトーに「上手い人のプレー見て上手くなったつもりになるためだろ」って自分で言ったんですよ。

たぶん、そういうことなんですよね。意外にそれって「つもり」にとどまらず実際上手くなるんだと思うんですよ。精神的にスイッチが入るというか、そんな感じの上達を果たすんだと思う。ゴルフに限らず、麻雀漫画読んだ後で麻雀やると気のせいかつもりやすくなるのと同じで(何。

だから、1つ上達のコツとして良いものに触れるっていうのは確実にあるんだと思うんですね。この間、部室に行って思いました。

ただ今の現役の彼らは良いものに触れたことがないんだろうと思う、若いが故に。

例えば、彼らの多くは新聞読んだり、雑誌を読んで泣いたことがないんだね。レイアウトの美しさに心奪われたことがなかったり、決定的な瞬間の写真に心震えたことがなかったりするわけだ。

普通に新聞とか雑誌読んでればそういうのに出会えると思うんだよなぁ…まぁ読んでないってことなんだろうけど。普通にNumberとか読んでいても、どんな人でも1年に1つは感動できる記事が載っていると私は思います。

まぁねぇ…成長することのアプローチってたくさんあるんだと思うんですよね。感覚的につかむこともあれば、理屈で考える方法もあるし。オールマイティを目指す方法もあれば、一芸に秀でる方法もあると思う。温故知新ってこともあるだろうしね。

自分の中に1つ基準を作れるようまずは色々なことを吸収していかないといけないんだろうなぁ、今は。可哀想なことに今の彼らにはそう仕向けてくれる嫌らしい先輩もいないし、自ら追求していけるだけのストイックさもない。大変だろうなぁ。

まぁともかくとして、今回の号は良い経験だっただろうなぁ。いろんなところから大目玉くらうかもしれないし、全く何の反応も示してもらえないかもしれない…どちらかといえば後者だろうけど。

でもそれで終わらせてしまうと成長はないんだよね、たぶん。「これはダメだ」と思ったその時に「なぜダメだったか」「どうすれば良かったか」を考えないと、同じこと繰り返すものだから。まずはどこがダメなのかを考えたり聞いてまわって、どうすることが可能だったか自分で考えてみて、分からないなら誰かに聞いて考えないとなぁ…でもそれができてたらもっと上手に生きていけるよね、人間って(汗。

そうするだけの時間があって、そうするだけの可能性があるって素晴らしいと思う、この年になると。