俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

I've come to talk with you again

2008-06-30 01:14:19 | ATOP
最近またサイモン&ガーファンクルに耳を傾けるようになりました。『Bridge Over Troubled Water』ではなく『The Sound Of Silence』が今の私のお気に入り。この難解な歌詞が興味深い。それと歌い出しが個人的に好きでね。

Hello darkness my old friends
I've come to talk with you again

たまーに口ずさむ。暗闇と昔からの友人とは思わないですけど、もう一度話したくなる気持ちは分かる気がします。暗闇が受け止めてくれるかもしれないという淡い期待みたいな感情。気持ちが暗くなる…そんなときはこんな感じだなぁと思う。この歌詞の響きと歌い方のトーン。絶妙です。

And in the naked light I saw
Ten thousand people maybe more
People talking without speaking
People hearing without listenning
People writing songs that voices never share
And no one dare
Disturb the sound of silence

第3コーラスのこの歌詞がまた分かるようで分からない。色々な人の訳を見て考えたんだけれども、答えがない。ただここの歌詞が一番好きである。

上半期レビュー

2008-06-29 17:40:47 | レビュー
上半期も終わる今日この頃。ここまでのレビュー総括を。4月分までは以前に書いたので5月以降のレビューを書きます。

文庫『ナイフ』(重松清)★★★★★
文庫『熱球』(重松清)★★★
漫画『シャーマンキング完全版(5)(6)』★★★
文庫『あのころ』(さくらももこ)★★★
文庫『ビタミンF』(重松清)★★★★★
映画『ベクシル-2077日本鎖国-』★
文庫『不思議な図書館』(村上春樹)★★
漫画『NANA(19)』★★★
OVA『ルパン三世 GREEN vs RED』★★
映画『天然コケッコー』★★★
漫画『さよなら絶望先生(13)』★★
文庫『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス, 小尾 芙佐)★★★★★
映画『最高の人生の見つけ方』★★★★
映画『魔法にかけられて』★★
漫画『大きく振りかぶって(10)』★★★★
漫画『たいようのマキバオー(1)』★★★
漫画『アイシールド21(30)』★★★
漫画『こばと。(1)』★★
映画『世界で一番パパが好き』★★★★
映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』★★★★
文庫『グレート・ギャツビー』(フィツジェラルド, 野崎 孝)★
新書『悩む力』(姜尚中)★★★★★
映画『マトリックス リローデッド』★★★
映画『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』★★★
漫画『戦國ストレイズ(1)』★
漫画『初恋限定。(1)』★★★
漫画『涼宮ハルヒの憂鬱(6)』★★★
漫画『かのこん(1)』★★
映画『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』★★★★
ゲーム『すばらしきこのせかい It's a wonderful world』(DS)★★★★★
映画『 マトリックス レボリューションズ』★★★★★
映画『ターミネーター2』★★
漫画『3月のライオン』★★★
映画『座頭市』(北野武)★★
新書『察知力』(中村俊輔)★

うーん、まぁ少ないですね。二ヶ月で30ちょっとじゃ二日に1つしか消化してないなぁ…1日1つは何か消化していきたいなぁ。

昨日初めて『座頭市』見ました。これ、騒ぐほど面白いか?私にはどうでも良いことばっかりだった…笑える部分は笑えるけど、いったい真剣な場面はなにを言いたかったかよく分かりませんでした。

『3月のライオン』。これは読むの疲れた(汗。台詞多すぎ!ハチクロのときってこんな台詞大かったっけ?巻末になって一番最初の話が分かるって結構凄いわね。

とくに抜群に面白かったのはないですね。ただ『すばらしきこのせかい It's a wonderful world』は面白かった。このクオリティーなら買って損はないと思う。

お勧めした糞映画は『ベクシル-2077日本鎖国-』。前回勧めた『デビルマン』よりはましですけど、これは何がしたかったのかよく分からないです。大々的に広告出してたけど、これ失敗してね?って思います。

セール

2008-06-28 11:58:12 | 今日この頃
昨日初めてセールというものに遭遇した。電化製品のセールなんかには遭遇したことあるのだが、デパートのセールは凄いなぁ…。おばさん達が必死になって取り合いするのってドラマだけかと思ってましたが、本当なんですね。驚きました。付き添いの旦那さん達が通路とかで呆然としてました(汗。

ささやか

2008-06-26 23:27:13 | ATOP
ここ最近は割と自分自身の中に知識をためて暖める毎日です。情報に対してちょっとした感想を持つだけで、特に深い考えを持たないようにしてました。ここ数回のブログの内容を見てもそうですよね。

久しぶりに自分自身のことを考えてみたい…考えてみたいというか、日頃から色々考えていたりするんですけど、わざわざまとめたりしないだけですね。まー、昔は良く書いてたりしたんですけどねー、それが結構私の文章の売りだったかもしれませんが(汗。皆さん言いますよね。なんでわざわざネット上に自身の考えとか、思いとか出来事を書くのかって。そこら辺は私には分かりません(笑。自分自身、小学校の時とかを考え直してみると信じられないです。文章嫌いでしたから。本なんか読まないし、中学受験で一番苦手だったのが国語でしたし。今では下手な学生より文章書いてますから驚きです。(ブログを書く理由はだいぶ前に書きましたが、その日をさっぱり終えるためです)

それは置いておくとして、今現在を考えてみると結構不思議な状態です。大学も終盤にさしかかり、就活も一応終えて、部活もほぼ引退。しかし、留年の可能性もある。個人的には留年しても良いと考えているのが多少問題かな。まー良いんです。将来に対して昔からアバウトですから…もちろん保守的な部分があって失敗をしないルートを歩んできた面は否めませんが。とにかく、今将来を考えずにはいられない時期でもあることは間違いないです。

一般的に夢とは言わないまでも人それぞれ理想は持っているはずです。好きな仕事をしたり、人よりもちょっと多く給料もらえて、それなりの家庭を築くみたい。ただ私はあまのじゃくというか、将来に対して確実な一手を打たないというか、臆病な私はそんなことに執着はありません。正直、この20年間、大した夢も憧れも抱けなかったように思えるし、自信というか選択しようとする意志を自分自身に身につけられなかったように思います。まー人それぞれ少なからずそういう部分があるんでしょうけど。将来への不安からかは分かりませんけど。

ただ。ただ私のささやかな願いというものは、就活を通して感じたことですが、部活みたいな環境で働くことです。別に職種自体に興味がないことを就活やってみて思いました。職種もそうですが収入であったり、休暇であったり。てんやわんやでそこにいるみんなで必死に働ければそれでいいやと思いました。昔から欲のない私です(何。

そう。昔から欲というものを抱くことはあっても、それを必死になって手に入れようと思ったことなんてないですね。あわよくば手に出来ればいい…そんな感じです。今も昔も「やればできる」がついて回ります。自意識過剰ですが(汗。本気になって失敗するのが怖いだけです…そういう弱い自分を自覚してます。

でも就職活動終えてみて思ったんだけど、なんで就職活動しようと思ったんだろう。他人と比較することなんて意味のないことだけれども、自分自身意外なことに政治学・文化論が他人以上に好きなんですよね。これで飯食っていけたらなぁ…研究者か教師になるのも悪くない選択肢だったかもなんて思います。

ガイア

2008-06-25 22:47:12 | 社会問題
昨日のガイアの夜明けは興味深い内容だった。ル・マンに世界で初めて大学チームが参戦した話。その大学というのは東海大学なんだけれども、理工学部と工学部だったかな、そのゼミのメンバーがプロと一緒になって挑戦するっていう話の特集。

大学の教授は番組の冒頭で「今の大学生は夢を持って生きていないから、大きなことに挑戦してもらって夢をもってほしい」と語っていて、話は一人の大学生に焦点を当ててプロジェクトを追っていく。その大学生はずっとスポーツをやってきたけれども、大学五年生となった今、自分がなにをしたいのかわからなかったから、プロジェクトに参加したという。まーそれでプロジェクトを終えてその学生がいうわけです。「なにかやりたいと思ったから、なにかするっていうのが人間らしい生き方だと思った」。このプロジェクトを通じて夢とはいえないまでも、やりたいと思えることが見つかったっていうサクセスストーリー。

私もプロの壮絶な世界にふれたことがないから分からないけれども、おそらく簡単なことじゃないはず。しかも一人でやってるんじゃなくて多くの人が関わってやる…だけれども一人でも責任果たさない奴がいると成立しない。この場合だと最悪死人まででる。ものすごい集中と忍耐。完璧を求めないといけないからこそ苦しい。

うちの部活もそんなにちがくないことやってるけど、そんな感じじゃないよなぁ。究極というか、危機迫る感じ。屈託のない意見なんて出た試しがない。誰のせいか、なにが原因かは言えないですけど。

でたらめ

2008-06-25 12:25:50 | 社会問題
先日無事、報道プレミアAが最終回を迎えました(何。というより最終回においてまさかのエコについての特集とは…恐れ入った。なんていうんですかね、CO2削減をあーいう報じ方で良いのかな、と疑問に思うところがあった。

というのも、一般家庭では排出されるCO2を風船に入れて、実際に家においてみて実感しよう!みたいなことやってたんです。で私は思ったわけです。『これを見てどうしろと言いたい?』って。テレビをつけるな、パソコンも使うな、トイレも使うな、電気をひたすら使うなってことですか?なんか馬鹿馬鹿しいと思いませんか。そんな生活送れません。

いつも思うのだけど、こういう番組やるのは構わないけど、現実的な問題を無視しているような気がするんですよね。資本主義社会だから常に成長拡大を推し進めている企業があって、大量生産・消費していかなければメタメタになってしまうのに、偽善的にCO2削減しましょうなんて体のいい話です。まーここ最近の企業の削減努力は賞賛に値するけれども、実際やってることと言ってることが違う。削減したいなら環境税導入するとか、飲食店やコンビニの24時間営業禁止するとか、テレビを24時までとか、やれることたくさんあるでしょうに…なんか違う気がするんだよなぁ。環境問題が叫ばれるたびに思うのだけど、北野武が言う「地球になんて優しくできない」のは間違いないと思う。

と思う私が久しぶりに大学へ勉強しにいった。そしたら大学の掲示板に「スポーツと環境概論」という国際日本学部の特別講義が紹介されていた。次の議題は「熱くなる都市」とあって、ヒートアイランド現象について語るらしい。ヒートアイランド現象とスポーツ?あんまり関連性が見いだせないけれども、そんなこと語れる教授がうちの大学にいたんだということのほうが驚き。

ともかく、そういう社会情勢を考えると、ホールデンがいう「嘘っぱち」「でたらめ」に思えて、嫌気が差します。

刑事訴訟法 第475条

2008-06-22 01:48:23 | 社会問題
これは割と知られていないことなのでメモ程度にかいておきたいと思います。

◆ 刑事訴訟法 第475条
1 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2 前項の命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。

【ゲンダイ】明大講師の関修氏「鳩山法相、生命を尊重するという意識がやや希薄」

2008-06-21 13:11:56 | 社会問題
●2カ月に1度のペース
「いったい、何を考えているんだ」――。17日の宮崎勤など3人の死刑執行で、就任から半年間で13人の執行にGOサインを出した鳩山邦夫法相に、こんな声が噴出している。
 鳩山は法相就任時に、「法相が署名しなくても自動的に死刑が執行できる方法はない か」と言い放ち、“ベルトコンベヤー発言”と批判された。が、そんな外野の声は一切、意に介さない。実際、ほぼ2カ月に1回のスピード執行が続いている。本人は「慎重にも慎重な検討をした結果」と言っていたが、どう考えたって「慎重」には見えない。
「1990年代前半は、4人の法相で3年以上も死刑執行がなかった。当時の左藤恵法相が宗教的信念から署名しなかったことや、死刑反対論が強かったからです。そんな時代が信じられないほどの変貌ぶり。しかも、07年までの10年間は死刑確定から執行まで約8年だったのが、今回の3人は2、3年に大幅に短縮されている。強権国家への流れができつつあるようで不気味です」(司法関係者)
 死刑ラッシュは、終身刑創設の動きが始まるなか、死刑存続にこだわる法務省の執念との見方もあるが、鳩山自身の生まれながらの性格にも起因するのではないか。
 明大講師の関修氏(心理学)はこう分析する。「チョウのコレクションが趣味の鳩山法相は、生命を尊重するという意識がやや希薄なのだと思います。整然と並んだチョウの標本を見てウットリする。整然としたものが好きなのです。そんな法相にとって、確定した死刑を執行しないのは“ルール違反”。死刑執行で職務を全うし、ルールを守った自分を美しいと思っているのではないか」
 むろん、法務省の意向だとか、タカ派政治家としての“信念”もあるのだろうが、それだけではとても理解できない行動だけに、心理的な分析が妙に説得力をもって感じられる。
 現在、死刑確定者数はおよそ100人。鳩山が法相でいる間に、あと何人執行されるのか。
【2008年6月18日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/21gendainet02037354/

イラン立憲革命

2008-06-21 02:37:15 | 勉強
今年、イランの歴史について勉強しています。これがなかなか面白くて、図書館いってすこし調べものするぐらいブームです。まー、みなさんイランなんて興味ないですよね…だいたいどこにあって、どういう形かすらわからないですよね。

イランの歴史でなにが面白いかというと、イラン立憲革命です。1905年ごろから起こった革命なんですが、この原因の一つが日露戦争なんですよ。こっからイランの立憲君主制の政治が始まり、第一次世界大戦に突入していくまでの期間がまたなんともいえない。それと少しこの展開が日本に似てる気がするんですよね。そこが面白い気がします。

悩む力

2008-06-20 00:18:33 | レビュー
ここ最近更新さぼってました。すみません。

ここ最近なにをしてたかというと、なにもしていませんでした。まーいうなれは脳味噌と精神の休養期間みたいなもんです。実際のところ私にもわかりません、ここ数日間は。

そんな数日間でやっていたことといえば、ニコニコ動画でMGS4の動画をずっと見ること。いや見てるだけでも面白い…というかPS3すごいわ。これが次世代機のクオリティか!って感じです。ストーリー・演出もさすが。味な演出が盛りだくさんです。

それから『グレート・ギャツビー』読みました。感想は…つまんねー!いやまーなかには面白いといわれる方もいると思うので全否定できませんが、私の肌には合いませんでした。かなりかぶれてます…なんていうか、これは訳のせいなんですかね…。べつに大それた話でもないしね。それこそが実はグレート・ギャツビーなのか!?ま、二度と読まないと思います。

それと姜尚中先生の『悩む力』読みました。これは面白いです。さすが姜尚中先生、尊敬するわ。夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに悩むという行為の良さについて書いています。これは読む価値あります…私的はですけど。

大阪

2008-06-16 23:28:25 | 今日この頃
そうそう、土曜日に大阪行ってきました。大学入学して何回大阪に行ったことでしょうか…正直もういいかなって感じがします(汗。なにも見るとこ、楽しむとこなくて困ります。

そんな大阪ですが、通天閣に行きました。意外に面白かったかもしれません。なにがかって?いやそのなんていうか、ビリケンの神様らしくない感じ(何。あれに御利益は感じませんでした。5人でいったにも関わらず、賽銭箱にお金をいれ足に触ったの1人だけでした…ちなみにそれが上の写真。かなわぬ恋に一筋の光を射し込ませようとしている後輩です。まー確かに見晴らしもよくて悪くなかったです。